配信予定・最新刊

作品一覧

  • 電子を知れば科学がわかる 物質・量子・生命を司る小さな粒子
    値引きあり
    4.6
    1巻550円 (税込)
    物理学の基本がよくわかる、入門的なまさに科学への入口ともいうべき一冊。 「電子」の発見から、その基本的な性質、量子力学からみた電子のありさまとそのふるまい、あらゆる化学反応の主役ともいうべき電子のはたらき、われわれの生活技術を支える、金属・半導体と電子、そしてヒトをふくむ生物の体の中でも活躍する電子など、世界に充ち満ちている「電子」の性質、その不思議なふるまい、ま支えている支えているその多岐にわたるはたらきを余すところなく解説していきます。 著者は、上智大学で「身近な物理」の講義を受け持ち、科学雑誌ニュートンの監修などでもおなじみの江馬一弘先生。難しいテーマもわかりやすく、面白く伝えてもらいます。 目次 プロローグ 電子はこの世界の主役 第1章 電子は自然界の「最小部品」 第2章 電子の謎の解明が「量子力学」を生んだ 第3章 電子が見せる量子力学的なふるまい 第4章 化学の主役としての電子 第5章 金属と絶縁体、そしてIT社会を支える半導体 第6章 生物の体の中でも電子が大活躍 エピローグ 電子の物理学とその未来
  • 一番わかりやすいブラックホールの本
    NEW
    5.0
    1巻1,177円 (税込)
    何でも際限なく飲み込み表面では時間も止まる謎の多い天体、ブラックホールはどんな「穴」? そもそも何なのか? 宇宙誕生の謎にも繋がる研究を丁寧に解説。◆ブラックホールは物質を飲み込んで大きくなり、光が脱出できないほどの重力を持っている謎の多い天体だ。近年、直接観測と撮影の成功によって研究が飛躍的に進展。ブラックホールの周囲の構造からわかる事、超大質量ブラックホールは太陽系サイズ!? 宇宙誕生と同時にできたものもある!? ブラックホールには近づく方法はあるのか? 宇宙誕生の謎にも繋がるブラックホールとはどんな天体なのかを探る1冊。 【目次】プロローグ ついにブラックホールが“見えた”!/第1章 ブラックホールとは何なのか/第2章 ブラックホールとはどんな天体なのか/第2章 ブラックホールはどうやって見つかったのか/第4章 〝仮想〞ブラックホール有人探査/第5章 ブラックホールが発した重力波をとらえよ!/第6章 ブラックホールの写真 を撮影せよ!
  • 並行宇宙は実在するか――この世界について知りうる限界を探る
    4.5
    1巻2,970円 (税込)
    「この夜空のずっと先は、いったいどうなっているのだろう」「この世界はどこまで続いているのだろうか」。誰もが一度は考えたことのある素朴な問いを突き詰めていくと、「私たちの宇宙以外にも、並行宇宙が無数に存在する」というとんでもない理論に辿りつく。私たちが観測できる領域は、この宇宙のごく一部に限られている。しかし、その限られた範囲の観測事実から、これまでに宇宙の途方もない歴史が明らかになり、さまざまな謎も浮かび上がってきた。たとえば、「誕生直後の宇宙の温度はなぜ極めて均一だったのか(地平線問題)」。あるいは、「この宇宙はなぜ不自然なほど生命に都合よくできているのか(微調整問題)」。これらの問題に対し整合性をとるべく、科学者たちはさまざまな宇宙像を考えだしていった。そして、無数の並行宇宙の存在を仮定する「マルチバース」と呼ばれる宇宙像に到達したのだ。本書はこの過程を豊富な図版とともに解説し、その検証可能性にも触れている。巻末には、監修者による解説「並行宇宙論の衝撃」を付す。サイエンスライターによる丁寧な説明と最前線の研究者のビジョンが織りなす1冊。

ユーザーレビュー

  • 一番わかりやすいブラックホールの本

    Posted by ブクログ

    説明はわかるが
    内容は物理に弱い頭には理解できない
    という意味不明な状況に陥りつつも
    めちゃめちゃ惹きつけられて
    いっき読み
    わけのわからないモノほど
    おもしろい

    0
    2025年11月28日
  • 並行宇宙は実在するか――この世界について知りうる限界を探る

    Posted by ブクログ

    気恥ずかしくて誰にも言えず、一人スピリチュアルな事を考える夜。人生とは、宇宙とは何か。そんな壮大な思索のお供に最適な一冊。とことん一緒に悩んで、思考の助け舟を与えてくれる。「答えはない、有力な候補としての仮説があるのみ」という姿勢も清々しい。

    もしかすると宇宙は9次元で最も有力な説は超ひも理論だという事だが、私が知る限り、この説をスーッと理解させてくれようなる本にはまだ出合っていない。残念ながら、本書も同じ。だが、入れ子構造だとかパラレルワールドの存在だとか、はたまたドラクエのような平面世界の海の果て(突き当り)からループする挙動の喩えまで、難解な思考に少しずつイメージを与えてくれる。

    0
    2025年11月17日
  • 電子を知れば科学がわかる 物質・量子・生命を司る小さな粒子

    Posted by ブクログ

    他のブルーバックスに対する入門書にもなりうる本だと思う。今まで読んできた現代科学を整理する軸として電子を置くとよく理解できる。

    0
    2025年09月30日
  • 電子を知れば科学がわかる 物質・量子・生命を司る小さな粒子

    Posted by ブクログ

     大変面白かった。
     元々電子の量子的性質については本で読んだことがあったが、分子結合した時に元素の種類によって結合の仕方が違ったり、自由電子として原子に束縛されないなど、ちょうど電子入門をかじったばかりの人間にとってワクワクするような内容だった。
     電子にまつわる歴史面が一番読みやすかったが、第4章と第5章辺りも面白く、化学と半導体という現代生活に欠かせない知識だったため、身近なこととして読むことができた。ただ、未だに半導体とトランジスタはイメージが掴めていないので再読必須。
     雑学もまあまあの頻度で出てくるので息抜きしながら、というより感心しながら読めた。
     とにかく宇宙の精密さと不可思議

    1
    2025年09月07日
  • 電子を知れば科学がわかる 物質・量子・生命を司る小さな粒子

    Posted by ブクログ

    ものすごくイメージが湧きました!
    就職して、半導体や光などの知識が必要だったのですが、これですごいイメージが湧きました
    ただ、本当に一番初めにこれを読んで理解できるかわかりませんが、オススメはします

    0
    2025年06月29日

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