椎葉伊作の作品一覧
「椎葉伊作」の「オウマガの蠱惑」「怪異ー百モノ語ー 僕が君に語りたい百の怖い話」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「椎葉伊作」の「オウマガの蠱惑」「怪異ー百モノ語ー 僕が君に語りたい百の怖い話」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
百物語の一つ一つがほぼ孤立して読みやすかった!
終始、主人公男性の語り口のみで進んでいくため
各物語に集中して読み進められる。
また、主人公視点の怪異に対する疑問などが
端々に投げかけられている部分は、
個人的にも考えるきっかけとなり興味深かった!
最後はまさかのエイリアン的怪異で驚愕ッッ
主人公が語っている相手は、
読者ではなくしっかり聞き手がいたんだね。
書き下ろし短編は、ある意味ハッピーエンドで、
ホラーとしては珍しいかもと思いつつ楽しめた!
しかも、祓う方々のキャラがかなり好みで、
シリーズ作品として祓っていくストーリーを
読んでみたいなぁ〜と思うのであった…!!!
Posted by ブクログ
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実話怪談がこの中にひとつ紛れているそうだ。
最初は百物語を普通に行っていると思いきや、途中の主人公目線が徐々におかしくなっていくので普通の語り部ではないと分かってくる。そこがゾワゾワしつつ、何が起こっているのかページをどんどんめくるしかない。
印象深いはなしは『やまびと』『捲れるポスター』『水底の祠』で特に作者さんも後書きに書かれているように『捲れるポスター』はじわじわした怖さある。壁を伝ってポスター捲って後ろからのぞき込む女とか怖いしかないやん!ってなる。一話のみ実際に経験したはなしって、百話も怪談を重ねたらホンモノが紛れ込むのでは??とやはり考えてしまうし、怖い話が好きなひとが世の
Posted by ブクログ
因習村のホラー。まごう事なき因習村。
構成が小学生の私と高校生の私という二つの時間枠で見た村として描かれているのが素晴らしい。子供の頃はとても素晴らしく美しく優しい人が沢山いる村、だったのが寂れつまらなく汚い村へと変わっている。私の成長でもあるし、時の流れでもあるし、因習と怪異のせいでもある。その対比がとてもホラーとしての雰囲気を味わえた。
読者として読むときは私が大人になってからの村から始まるのがほとんどだったから。
ただ幕間の文章に関しては、後半で構造の説明がされたにも関わらず騙されてしまったのは、地の文は信じてしまうからなのか、そんな不幸は訪れないと信じたかったからなのか。
ラストの怒涛