忙しさ幻想
①要約
人生の豊かさも、忙しさも「その人に起こった事象」ではなくて「その人の感じ方」次第である
情熱の炎を細く長く燃やすコツ
→やる気やテンションに合わせて、一気に燃やそうとしない
→停滞期が来ても「炎が消えているのではなく細く燃えているだけ」と認識する
→大きく燃やしたいと思ったら、火を分けてもらう : 行動している人と一緒にいたり、映画や本を読む
→小さな振り返りをして、積み上がっていることを実感する
→コンロのように炎の大きさを調整する
読書には「時間を生み出す力」がある
→読書で得た知識を実践することで、生産性が上がるから
読書時間は「見つける」だけではなく「守れ」
→アポイントメント(=欠かせない約束事)としてカレンダーブロックしてしまう
読書を行動に変える「実験室メソッド」
→仮説を立てる(〜かもしれない)
→実験計画を具体的なアクションで書く
→観察ノートをつける(予想以上の発見、予想外の紹介、興味深い反応)
→データを分析する(継続すべき要素、改善すべき点、新たな仮説)
やりたいことを直ぐにできない理由
→失敗に対する恐れ
→コンフォートゾーンの居心地の良さ
→豊かだからこそ、強い想いを抱く必要がない
やりたいことを出来ている人のマインドセット
→もし出来るとしたら、どうやれば実現できる
→当たり前の見直しを徹底する
→無意識に作り上げた「ベキ論」に縛られているルーティンを見直すだけで余白が生まれる
大きな目標を達成する方法
→目標を細分化し、途中の達成ポイントを沢山設ける
→目標を小さく、数字をいれて具体的に!
継続のヒケツ : 極小の一歩から続ける
→脳ができそう!と感じる
→再挑戦が用意
→毎日続けやすい
取り敢えずやってみる。型から芸へ!
→質は、動き続けないと手に入らない
→完璧を目指す人は、逆説的に、より多くのミスを犯す傾向にある
→完璧ではなく「完了」を目指せ
積極的怠け者タイムを設ける
→ダラダラしてはいけない、と思い続けると、かえって生産性が40%下落する
→他人に対しては優しく、自分に対してだけ、異常なまでに厳しい傾向にある
自分が本当は何を望んでいるのか?知る方法
→やりたくないこと・モヤモヤを羅列する
→羅列した問題点から、共通のイシューを探す
→理想の状態を具体的に書く
→動機(なぜ理想の姿に惹かれるのか?)書く
→理想の状態のために必要なスキル・能力
→現在とのギャップを考える
→必要なアクションを具体的に考える
やりたいことは「線」ではなく「点」で見つける
→小さな好奇心、短期的な行動から始める
→たくさんの点が集まり、線になる
最終ゴールから逆算して、やりたくないことを分類する
→本当に必要なもの
→無理に取り組む必要のないもの
→後者に足を取られて、時間の浪費/夢の断念をするな
忙しさがなぜ歓迎されるのか?
→現代社会における最強の言い訳だから
→忙しさは麻酔。本当にやらねばならぬ事から逃げられる
忙しいという言葉で、どれだけ多くのものを諦めている?
→忙しいという言葉で自分自身を諦めてしまうのが最も痛ましい事だ
腕時計によって、人生を「時間」に縛って生きてしまっている
→敢えて、腕時計をしない!
→時間を忘れる事で「フロー」状態に入れる
→「11時になったし、仕事を中断しなくちゃ」
→「もう22時だし、読書はやめてねなくちゃ」
→折角心が望んだ学びへの意欲を手放す
「焦り」もまた自らが作った幻想である
→行動経済学では「トンネリング」と呼ばれる
→焦りを感じるとIQが13ポイントも下がる
→「送れている」という感覚は、誰かと比較する事で生まれる幻想である
→「間に合わない」という不安は、自分で設定した起源による幻想である
→「取り残されている」という恐れは、他人の価値観を自分に押し付けた結果の幻想である
パーキンソンの法則を活用しよう
→期限を決めると、ギリギリに終わらせようとする(=時間で仕事を区切ろうとすると、その分だけ人は仕事で無理やり満たそうとする)
→45分や20分など、敢えて短めに設定する
②疑問
ハードルを最小化しても、カレンダーブロックしても行動できなかった時はどうすれば良いのか?
→炎すらも立てられていない、イメージ
期限を早め過ぎて、未達の状態が続いたら返って自己嫌悪に陥らないのか?
③持論(もしかしたら〜かもしれない)
行動に移せなかった時の原因を考えた上で、そもそもの計画を見直すのもありかもしれない(ピボット)
④NA
コーチングのFB材料にする