作品一覧

  • 狼なんかこわくない

    狼なんかこわくない

    小説・文芸

    3.8
    1巻838円 (税込)
    豊かな社会の情報洪水のなかで、若者はいつまでも大人になれない。成熟を困難にする現代の青春のまっただなかで、純粋さと誠実さを求め、あくまでも「他者肯定」を夢見て闘おうとする若者のための、永遠の指南の書。
  • 白鳥の歌なんか聞えない

    白鳥の歌なんか聞えない

    小説・文芸

    3.6
    1巻990円 (税込)
    死にゆくもの滅びゆくものを前に、ふとたじろぐ若い魂。早春のきらめきの中に揺れる、切ないほど静かで不思議に激しい恋の物語。シリーズ第三話。
  • 赤頭巾ちゃん気をつけて 改版

    赤頭巾ちゃん気をつけて 改版

    小説・文芸

    4.0
    1巻990円 (税込)
    柔軟な少年の語り口を通じて描かれた、さまよえる若い魂の行方。機知とユーモアにあふれた青春文学の永遠の名作。「四半世紀たってのあとがき」を付す。
  • ぼくの大好きな青髭

    ぼくの大好きな青髭

    小説・文芸

    4.3
    1巻990円 (税込)
    若者の夢が世界を動かす時代は終ったのか。月ロケット成功の熱気渦巻く新宿を舞台に、現代の青春の運命を鮮かに描く四部作完結編。
  • さよなら快傑黒頭巾

    さよなら快傑黒頭巾

    小説・文芸

    3.8
    1巻990円 (税込)
    みんなを幸福にするために、強くやさしく勇気ある男になるために、薫クンはいま何をなすべきか。「赤頭巾ちゃん気を付けて」に続く第二話。

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  • 赤頭巾ちゃん気をつけて 四部作(全)

    赤頭巾ちゃん気をつけて 四部作(全)

    小説・文芸

    -
    1巻3,960円 (税込)
    【1】「赤頭巾ちゃん気をつけて」(第61回芥川賞受賞作) 柔軟な少年の語り口を通じて描かれた、さまよえる若い魂の行方。 機知とユーモアにあふれた青春文学の永遠の名作。 【2】「さよなら快傑黒頭巾」 みんなを幸福にするために、強くやさしく勇気ある男になるために、薫クンはいま何をなすべきか。 シリーズ第二作。 【3】「白鳥の歌なんか聞えない」 死にゆくもの滅びゆくものを前に、ふとたじろぐ若い魂。早春のきらめきの中に揺れる、切ないほど静かで不思議に激しい恋の物語。 シリーズ第三作。 【4】「ぼくの大好きな青髭」 若者の夢が世界を動かす時代は終ったのか。 月ロケット成功の熱気渦巻く新宿を舞台に、現代の青春の運命を鮮かに描く四部作完結編。

ユーザーレビュー

  • 狼なんかこわくない

    Posted by ブクログ

    "若々しさのまっただ中で犬死しないための方法序説"
    庄司薫氏の青春論。

    傷つきやすい青春、とか、そういった類いのはなしはたくさんあるけれど、もしかしたらその中で庄司薫ほど、そんな"青春"をまっすぐ見つめた小説家はいないんじゃないか。
    傷つきたくない、傷つけたくないという若々しさ、他者を愛することのむずかしさに向き合い、10年間、悩み考え尽くした結果が"赤頭巾ちゃん"なのだと思うともうどんどん愛しくなる。

    その人生をかけて、若々しさという壁を正々堂々のりこえて、他者への愛を語る庄司薫、その切実なドラマティックさにわたしはもうすっかり惚れ込んでしまっているのです。

    0
    2013年06月20日
  • さよなら快傑黒頭巾

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    再読。
    薫クンシリーズとしては2番目に出たらしいのですが、
    時間的にはゴールデンウィークまっただ中のお話なので3番目。
    (『白鳥の歌なんか聞こえない』が3月のお話)


    シリーズの他の作品ではつねに余裕綽々であり、
    憧れるべき人生のセンパイとして描かれる
    薫くんより1世代上のお兄さんとその仲間、
    さらにその1世代上の先輩達が、「男が人生の夢にやぶれる」
    ということがどういうことなのかを見せてくれるお話です。

    薫くんはそれをいつもの透明な目で見つめ、あわてふためき、
    傷つき、怒り、おびえるんですが、それでも、
    いつか自分もその負け戦しか待っていないんじゃないかという
    「悲壮な戦場」へ出ていくという覚悟を決めるのです。
    かっこいいね、薫くん。

    この「男が人生の夢にやぶれる」事象ですが、
    本が出た時世的に学生運動が深くからんできます。
    ここが後年の読者である私などにはちょっとつかみづらい。
    とにかく、そういう時代があったのだな、と納得して読み進みました。

    この本の出色としましては、
    ノンちゃんとアコという相当に魅力的な女の子達が出てくるところ。
    (幼馴染みの由美は旅行中で、1回休み・笑)
    彼女達を見つめる薫くんが女の子に対して抱く感慨というか感想は
    本当にすてきで、ほれぼれするし、山王神社の石段でしゃべったり、
    プリンスホテルの高級レストランで(お金を)無理しながら食事したり、
    という青春はじける3人の若者のシーンもたいへん魅力的なのですが、
    上に述べた主題をめぐる話の流れ的にはちょっと浮いてます。
    そこがいいとも思うし、冗長かなとも思いました。

    0
    2012年03月08日
  • ぼくの大好きな青髭

    Posted by ブクログ

    20年以上前の高校3年生の時に、それまで運動部で
    本などろくに読んでいなかった僕に友人が
    「赤ずきんちゃんー」を貸してくれて一気に4部作を
    読みました。その後の僕の人生観に影響を与えて
    くれたし、4部作のなかでも青髭が一番好きです。
    当時は、庄司薫を読んでいる人はそれなりにいたけど、
    最近はほとんどいないのが残念。
    是非、若い人に(高校生くらいの人に)、 赤から順番に
    読んで欲しいです。だまされたと思ってでも。

    0
    2012年02月11日
  • 狼なんかこわくない

    Posted by ブクログ

    「優しさ」と「強さ」。「弱者と」と「強者」。強くなるために、誰かを傷つける、若しくは誰かを踏み台にする。そして身につけた「強さ」。その力を多くの人々に還元する。時代は変わっても、思春期の欲望と愛の矛盾をグルグルと回りまわって書かれている。自分にとっては、とっても同感できる作品だった。

    0
    2012年01月29日
  • ぼくの大好きな青髭

    Posted by ブクログ

    四部作で一番面白い。他人を見ているつもりで他人に見られている、という構図が秀逸。普段暴れ回る小林や由美が、主人公の故郷みたいな優しい印象になっている所も好きです。

    0
    2011年09月01日

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