アラン・ピーズの作品一覧
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
現在大学生だが、中学生の頃に友人が読んでいて、自分も買ってみたものの積読していた1冊。
長々と下に書いているが、一言でいうと、人間はそこまで成長していないということが一番の学びだった。ITなどの発展がめまぐるしいが人間の進化はそんな急速にはできない。
まず読み始めるや否や、なぜ男女平等が謳われているのか、なぜ公平ではなく平等なのか疑問に思った。性差なんぞなくならないというのが持論であり、そもそも根本的に違う性質を同じにしようということ自体間違っている。アスファルトが得意な車もあれば山道が得意な車もある。だからこそ、適材適所でそれぞれの長所を生かして相補的関係でいることが望ましいのではないかと思う(もちろん、一般論に当てはまらない特性があることも承知の上)。
本書は2002年のものだと思われるが、このころでさえ、もうすでに男女は違うものであるといわれている。それなのに現代になって平等にしようなどという考え自体が御門違いなのかもしれない。もちろん、卑下しているわけではないが、適材適所があることに加え、それぞれがありたいようにあればいいのかなと。性差がある一方で、レッテル貼りが足かせになるのも事実。結局そのレッテルはあくまで判断材料として複雑化&多様化している情報の中での選択を容易にするための簡略化であり、全てがその枠組みに当てはまるわけではないというのは誰しも頭に入れておかないといけないと思うし、柔軟性が必要かと(『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 』(光文社新書)西林克彦との関連として考察)。
カウンセラーに女性が多い理由が分かった。
こんなに昔の本でさえ、性差に対して言及され、ジェンダーの仕組みについて書かれているのに未だに、多様性がここまで足踏みしていることやLGBTQに対する偏見があること自体理解が遅れていると感じた。もちろん、過度な主義主張があるのも事実だと思うが...。いずれにしても脳や先天性のものである可能性が高いということ、それは目が青いことや赤毛であることなどと何ら大差はないということを知り、過剰に反応しすぎるほどのものではないということを学ぶ必要があると感じた。
最後の方で書かれていることがすべてだと思う。昔の本であるがもうある程度の回答は出ていたのだ。
脳の作りや仕組みにおいて異なるということを性別問わず知っておく必要がある。
などなどまとまりのない文章になってしまったが、これほど収穫できる一冊であったことは確かだと思うので、興味が湧いたら手に取ってみると面白い一冊だと思う。
最後にこの本を読んで思ったのが、この手の本を中学生の頃に読んでいた彼はやはりただものではなかったということ。さすがだなと感心した。