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作品一覧

  • ここはすべての夜明けまえ

    ここはすべての夜明けまえ

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    2123年10月1日、九州の山奥の小さな家に1人住む、おしゃべりが大好きな「わたし」は、これまでの人生と家族について振り返るため、自己流で家族史を書き始める。それは約100年前、身体が永遠に老化しなくなる手術を受けるときに提案されたことだった
  • 血の家の三毛
    NEW

    血の家の三毛

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    燃え盛る家、解体される肉体、折り重なる近親の肌。人間はそれを、地獄と呼ぶのかもしれない。でも猫(わたし)の目には、炎の赤も絶望も、届かない。火災で焼け落ちた一軒の家。すべてを知る目撃者は、一匹の三毛猫だった。保護猫として迎えられたその家で見つめてきたのは、認知症の老母と引きこもりの息子を懸命に支える姉妹、そして誰にも言えない家族の秘密。これは、一匹の猫が見届けた、家族の「終わりの始まり」。
  • 弔いのひ

    弔いのひ

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,870円 (税込)
    ゲームシナリオの仕事が行き詰まり、逃げ場を求めるように応募した小説でデビューしたわたし。その反動で鬱になり苦しむ中で思い出したのは、子供の頃のこと。両親は折り合いが悪く、父は病と闘っていた。その中で生き延びるためにわたしは書き始めたのだった。自身の「夜明け」のため半生を正面から描き切った渾身の跳躍作。

ユーザーレビュー

  • ここはすべての夜明けまえ

    Posted by ブクログ

    すごく良かった……!
    日本語でしか(多分)表現できない方法だと思った。
    主人公の視点で描かれていて、過去を振り返ることによって、最期に大切なことに気づいた。

    後半の、手術によって人より機械的な考え方で情緒も希薄で、自分はもう人間ではないと感じていた主人公と、AIと融合して感情がなくなって、元来の人間から離れているのに、本人たちにはとうに自覚がない未来の人間の対比が、印象的だった。

    ジャンルはSFなのかもしれないけど、いろんな人に読んで欲しいと思った。
    新にしたことを主人公は悔やんでいたけど、新は幸せだったと思うよ。

    0
    2026年10月24日
  • ここはすべての夜明けまえ

    Posted by ブクログ

    面白かった。あと、他の方の感想で見たけど
    「『クララとお日さま』の裏」
    みたいな表現がしっくりくる。
    愛されたいと思うことは、悪なのか。愛されて愛を返せないことは、罪なのか。そんなことを考えてしまった。

    0
    2026年09月29日
  • ここはすべての夜明けまえ

    Posted by ブクログ

    【ここはすべての夜明けまえ】
    老いない身体を手に入れた彼女の家族史。

    前半は苦しくて、後半の3分の1はポロポロ泣きながら、終盤は涙でボロボロになりながら読んでました。スゴイものを読んでしまった…

    0
    2026年08月30日
  • ここはすべての夜明けまえ

    Posted by ブクログ

    主人公と同じ年の生まれで、アスノヨゾラ哨戒班とかも世代だったこともあり、SFなのにどこか地続きな感覚で読みました。
    自分の感情すらひとごとのように生きてきた主人公が、感情に気づく物語。
    いや、手記にはつとめてひとごとに書いているだけか…?

    手記を通して見る彼女の人生は、夜明け前の起ききらない頭で見た世界みたいな。
    最後に目が覚めた時、私のなかの霧も晴れたよう。

    0
    2026年08月03日
  • ここはすべての夜明けまえ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み切った時点でまだ消化しきれた感じがない。
    平坦な語り口だったからすらすら読んでしまったが思い返すとかなり重い話をしているなと感じた。

    「じんせいでたったひとつでいいから、わたしはまちがっていなかったとおもえることをする」という言葉がすごいなあと思った。

    0
    2026年08月02日

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