作品一覧

  • 世界が驚く技術革命「フュージョンエネルギー」
    -
    1巻2,395円 (税込)
    フュージョンエネルギーという言葉をご存じでしょうか。フュージョンエネルギーとは、太陽の輝きの源と同じ水素の核融合反応で、太陽エネルギーを地上で実現する技術として、近い将来私たちの生活を支えるカーボンフリーで安全なエネルギー源と考えられています。  本書では、フュージョンエネルギーの開発の歴史や仕組み、国際プロジェクトITER計画の最新状況や日本の技術など革新的な各種プロジェクトを解説します。そのほかにも、月面や南極といった厳しい環境や深宇宙探査機、太陽系外探査などの遠い宇宙でのエネルギー源としての期待されるフュージョンエネルギーの未来のさまざまな用途や魅力を紹介します。

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  • 騎士道
    4.5
    1巻2,970円 (税込)
    「騎士の十戒」の出典として知られる幻の名著を初邦訳。騎士の起源、規範、叙任の実態が明らかに。騎士道の法典、R.リュイ「騎士道の書」収録。「武勲詩要覧」付録 編訳者緒言 第一部 騎士道 ―― 叙事詩から読み解く一一・一二世紀の騎士道  レオン・ゴーティエ『騎士道(La Chevalerie)』(1884年)より 第一章 騎士道の起源 第二章 騎士の十戒 第三章 騎士道の退廃 第四章 騎士の叙任 第二部 騎士道の書 ―― 騎士による、騎士のための一三世紀騎士必携  ラモン・リュイ『騎士道の書(Llibre de L’Orde de Cavalleria)』(1275年頃)全訳 武勲詩要覧
  • マルタ騎士団 知られざる領土なき独立国
    4.0
    1巻2,750円 (税込)
    聖ヨハネ騎士団(通称・マルタ騎士団)は、創設から約千年を経た今なお国際社会から独立国としてパスポートの発行を許され、1万人を超える騎士を擁する現存世界最古の騎士団である。テンプル騎士団、ドイツ騎士団と並ぶ中世ヨーロッパの三大騎士修道会の一つが、なぜ21世紀の現代まで存続し、国連に席を与えられ、100カ国以上と国交を結んでいるのだろうか? 謎に包まれた知られざる騎士の国、その栄光と流転の歴史を、日本国籍として約1世紀ぶりに騎士に叙任された筆者が紐解く。 緒言 救貧と信仰の守護者 歴史序章 十字軍(ヨーロッパ、1095-1099)  叙説Ⅰ 騎士と騎士道、そして騎士団 歴史第一章 誕生(聖都エルサレム、1099-1149) 歴史第二章 防衛(シリア・パレスチナ地方、1150-1291) 歴史第三章 海へ(キプロス島、1291-1307) 歴史第四章 覇者(ロードス島、1307-1452) 歴史第五章 勝利(ロードス島、1453-1520)  叙説Ⅱ マルタ騎士の戒律、そして一生 歴史第六章 死闘(ロードス島、1520-1522) 歴史第七章 家(マルタ島、1523-1564) 歴史第八章 大包囲(マルタ島、1564-1565) 歴史第九章 守護者(マルタ島、1565-1675)  叙説Ⅲ マルタ騎士団総長列伝 歴史第十章 衰退(マルタ島 1675-1798) 歴史第十一章 漂流(ヨーロッパ、1798-1834) 歴史第十二章 再起(ローマ、1834-2012) 歴史終章 現代(全世界、2013-)  叙説Ⅳ 「領土なき国家」としてのマルタ騎士団 後記 騎士から見たマルタ騎士団

ユーザーレビュー

  • 騎士道

    Posted by ブクログ

    貴重な本。
    ゴーティエの愛国主義的過剰文体がいい。
    ゲルマン文化を源流とする騎士道とは武骨で戦闘的、つまり我々が思う以上に「泥臭い」ものに近かった。それが13世紀以降、時代が降るにつれ教会の典礼式や中世騎士道物語などで組み込まれた、格式の高さと女性とのロマンス等身に覚えのある要素が見受けられるようになる。
    勉強になりました。
    騎士について思い立ったらとりあえずこの本を開くようにします。

    0
    2023年03月12日
  • マルタ騎士団 知られざる領土なき独立国

    Posted by ブクログ

    マルタ騎士団のことを知りたくて、検索したら出てきた本。
    世界史の勉強不足を補うこともでき、今になってわかったこともたくさん。
    オスマントルコからみた本も読まなければ…とは思います。

    0
    2025年04月30日
  • マルタ騎士団 知られざる領土なき独立国

    Posted by ブクログ

    ある時は賞賛されまたある時は追放を余儀なくされたマルタ騎士団。島を守るため懸命に戦ってきた騎士団であったが島民にあらぬ余罪をかけられたり国に見放されたりして窮地に落ちていった。
    敵味方関係なく慈悲を注ぐ福者ジェラール、時代が違えば名君となれたであろうピント、砲撃に遭い全身傷だらけとなっても総長自ら戦に立ち向かうヴァレット…どの時代の騎士団においても島の存続、キリストの勝利のため粉骨砕身になって戦う姿は変わらない。現代では人道支援を主な活動としている。
    レーエンデ国物語を彷彿とされる場面もあってより一層楽しめた。

    下記は本文引用

    p171 イスラム教徒を相手に二五〇年間もの間守護され続けてき

    0
    2024年10月15日
  • マルタ騎士団 知られざる領土なき独立国

    Posted by ブクログ

    マルタ島から追い出されるなど紆余曲折の歴史の中でも人道支援という騎士団のスピリットが貫かれていてかっこいい。騎士団に入るには申込みなどできず、洗礼を受けたカトリック教徒かつ著者のように功績から声かけされ1年くらい内部審査されてようやく入団を認められるそうです。

    0
    2024年09月08日
  • 騎士道

    Posted by ブクログ

    13世紀にラモン・リュイが書いた『騎士道の書』 の全訳と、19世紀に執筆された騎士の理想像の考察本。中世盛期の騎士道文学の中でもローランの歌に代表される武勲詩が考察の対象になっている。クレティアン・ド・トロワの作品に見られる宮廷恋愛系は対象外となっているので、こちらを期待している向きはご注意を。また年代記に拠った記述も多くはない。
    資料として武勲詩を体系ごとに分類して概略を紹介しているので、先にこちらを読んでおくと、本文を理解しやすいと思う。

    0
    2024年06月04日

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