武田秀太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ある時は賞賛されまたある時は追放を余儀なくされたマルタ騎士団。島を守るため懸命に戦ってきた騎士団であったが島民にあらぬ余罪をかけられたり国に見放されたりして窮地に落ちていった。
敵味方関係なく慈悲を注ぐ福者ジェラール、時代が違えば名君となれたであろうピント、砲撃に遭い全身傷だらけとなっても総長自ら戦に立ち向かうヴァレット…どの時代の騎士団においても島の存続、キリストの勝利のため粉骨砕身になって戦う姿は変わらない。現代では人道支援を主な活動としている。
レーエンデ国物語を彷彿とされる場面もあってより一層楽しめた。
下記は本文引用
p171 イスラム教徒を相手に二五〇年間もの間守護され続けてきた、この栄光ある島は、僅か三六時間で陥ちた。
P172 騎士団総長は、三度その家を失った喪失感を胸中に、無気力な眼でかつて自らの海であった地中海を睥睨しつつ本土へと漂流した。
Wikipediaより引用
かいこう
【邂逅】
《名・ス自》
思いがけなく会うこと。めぐりあい。
「三十年ぶりの―」
こうし
【嚆矢】
物事のはじめ。
ふぐ-たいてん【不倶戴天】
同じ天の下には一緒にはいない、同じ天の下には生かしておかない意で、それほど恨みや憎しみの深いこと