作品一覧

  • 壁の向こうの住人たち アメリカの右派を覆う怒りと嘆き

    壁の向こうの住人たち アメリカの右派を覆う怒りと嘆き

    ビジネス・実用

    4.1
    1巻3,410円 (税込)
    もはやアメリカは“ユナイテッド・ステイツ”ではない.なぜ分断はこれほど深いのか.カリフォルニア大学バークレー校の著名学者が共感を遮る「壁」を越え,右派の心へ向かう旅に出た.全米最貧州の一つ南部ルイジアナでの五年間,ティーパーティー運動を支える人々から聞き取ったディープストーリーを丹念に描く.

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  • 盗まれた誇り 喪失と恥と右派の躍進

    盗まれた誇り 喪失と恥と右派の躍進

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻3,960円 (税込)
    「盗みを止めろ!」石炭産業の空洞化で職と誇りを奪われた男たちの喪失感を埋めたのは,アルコール,薬物,そして政治だった.トランプの支持基盤を追った『壁の向こうの住人たち』から8年.経済に加え,感情のアメリカンドリームの梯子からも転落した人生の物語を聴き,分断を乗り越える糸口を探る社会学者の旅は終わらない.

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  • ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女

    ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女

    小説・文芸

    4.3
    1巻2,090円 (税込)
    赤ん坊の頃,落雷に直撃された少女,メアリ・アニング.父親からは「稲妻メアリ」と呼ばれ,観光や避暑にくる客に売りつける「珍しい石」をライム・リージスの海岸で見つける仕事を手伝う.これらの化石は大昔の生物ではと考えたメアリは,身分を超えて友情を結んだヘンリーやエリザベスと,地質学や自然科学への情熱を育んでいく.

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ユーザーレビュー

  • 壁の向こうの住人たち アメリカの右派を覆う怒りと嘆き

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アメリカの社会学者で、カリフォルニア大学バークリー校のホックシールド教授は、2010年頃、政治的分断がなぜアメリカで起きているかと言うことに興味を持った。そして、アメリカ南部のルイジアナ州に赴き、大企業による環境汚染に苦しむ人々がなぜ大企業を優遇する政策を推し進める共和党を支持するのかについて5年以上かけてフィールドワークで調べた本である。これらの人々の草の根保守派運動を、ティーパーティー運動と呼ぶ。
     アメリカの東西海岸に多いリベラル派の人たちからは、中央部の保守系の人々と言うのは、自分の利益のために考える料簡の狭い人々だと見られていた。
     しかし、ホックシールド氏が会ってみると、素晴らしい人柄で、各人が自分で人生を切り開き、多くの人は環境汚染に苦しみながらも共和党を支持していたのであった。
    それらの人々には、アメリカという国は大企業、自分たち、中央政府や地方政府、そして政府になぜか優遇される人たちのプレーヤーがおり、メインプレーヤーは大企業と自分たちであり、大企業と自分たちは雇用や地域の発展という絆で結ばれている。そして大企業と、自分たちの共通点は自力で前に進んでいこうとする力を持っているということだと意識している。一方、政府の役人や自分たちとは違う人たちは大企業や自分たちが収める税金で生きており、言わば自分たちの足枷となっているグループだと思えてしまう。
     そのため、石油掘削の結果環境が汚染されてもそれ自身は問題だが、前に進もうとする(開発を推し進める)ことの方が大事なのだ。
     ところが、政府は環境保護という名目で規制しようとする。さらに政府の役人の給料は大企業やや自分たちの支払った税金からではないのか?なんでそこに住んでいない役人が口を出すのか訳がわからないという考えになっていく。さらに1970年代以降、リベラル派の考えで、黒人やヒスパニック系やアジア系などが差別されない様に優遇され、近年ではLGBTQや女性も優遇され白人男性だけがなぜか優遇措置が回ってこないこれは不公平だと感じていた。
     著者のホックシールドは数多くのインタビューを通じて、実際に何が起こっているということより、人々が自分をどの様なストーリー中の投影しているかが重要だと気づく。
     そんなことを人々が感じていたころ、ビジネスマンと成功したドナルド・トランプが出てきて、強いアメリカを叫び出した。まさにアメリカを前に進めるという旗印の権化ではないか!
    かくして、トランプは支持されるのであった。
    前に読んだヴァンス副大統領の自伝より草の根保守の考えをよく理解できた気がした。

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    2026年10月01日
  • ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女

    Posted by ブクログ

    貧しい家庭で、辛いことに何度も見舞われながらも、自分が唯一楽しんでやれる化石掘りに救われながら、ついに竜の化石を発見する。その過程で、ヘンリーやエリザベスといった自分と同じことに興味がある仲間に出会う。辛いことを経験しながらも成長し、子供から大人へと変化していく過程が丁寧に描かれている。好きなことに夢中になるワクワク感、冒険のドキドキ感、というポジティブ面と、辛い出来後、社会から押し付けられる女性像と自分のズレや周囲とのズレに怒りを爆発させる姿のネガティブ面、どちらもぐっと引き込まれていく。
    大変面白かった。

    0
    2026年01月15日
  • 壁の向こうの住人たち アメリカの右派を覆う怒りと嘆き

    Posted by ブクログ

    米国最貧州のひとつルイジアナ州のメキシコ湾に面し、古木の森と湿地地帯の広がる豊かな自然にめぐまれたレイクチャールズ市。沿岸部はエネルギーベルトと称される産油地帯でもあり、世界に名だたる大手石油関連企業がこぞって進出している化学工業地帯。当然、環境汚染は深刻で、がんの多発地帯としても知られる。事故による原油流出、有害物質の漏出など、問題は後を絶たないが、被害に対する補償は十分になされていないようだ。それでも白人が多数を占める住民たちは、環境規制に反対し、企業の自由な経済活動を擁護する共和党を支持している。税金が企業誘致に使われても文句を言わず、雇用創出と税収増のためと受け入れる。現実には雇用は外国人労働者に奪われ、企業は州政府から法人税を免除されたうえ、利益は海外や州外の本社に回収されているというのに。

    0
    2024年12月27日
  • ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女

    Posted by ブクログ

     化石発掘の歴史に燦然とその名を残す偉人ライトニング・メアリことメアリ・アニングを題材にした伝奇小説!実際小説のように波瀾万丈なメアリの人生のうち、少女時代から最初に発掘されたイクチオサウルスとの出会いと別れまでを描いた物語だ。
     現代人では想像できないような過酷な生活を送るメアリの感情や心情が、痛々しいまでに痛切にリアルに描かれている。まさに雷のようなメアリの鋭さや厳しさや賢しさ、そこに隠された悲しみと傷、それすらも超えていく意志の強さが印象的。最後の簡単な略記の部分によれば幼馴染のヘンリーやエリザベスなど多くの友人や支援者に恵まれたというメアリだがそのカリスマがよく表現されていだと思う。最後まで読み込み、まさしく英雄の勇姿とリアルな姿を見届けた思いだ。

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    2023年08月09日
  • ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女

    Posted by ブクログ

    世界初の魚竜を発掘した少女メアリ・アニングの物語

    赤ん坊の頃、落雷に直撃されるも生き延び、父親に「ライトニング・メアリ」と呼ばれた少女メアリ・アニング。彼女が情熱を注いだのは、化石発掘だった。経済的な苦境、周囲の冷たい目、父親の死……あらゆる壁や挫折に屈せず前に進む彼女は、1811年頃、12歳のとき、ついに世界初の魚竜を発掘することに成功する。ぜひ、その興奮と喜びを、メアリといっしょに味わってみてほしい。

    「すてきな服とすてきな冒険のどちらかひとつを選べと言われたら、わたしはいつだって迷わず冒険を選ぶ。」

    0
    2022年11月08日

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