作品一覧

  • アメリカ革命 独立戦争から憲法制定、民主主義の拡大まで
    4.3
    1巻1,078円 (税込)
    1776年に独立を宣言した13植民地がイギリスとの戦争に勝利し、憲法を創り、合衆国に生まれ変わったアメリカ革命。人民主権、三権分立、二大政党のモデルは、民主政治の基礎となった。なぜ弱小国は革命を遂げ、覇権国家になったのか。植民地時代から独立戦争、建国者たちが死闘を演じた憲法制定、党派の始まり、南北戦争へ。大西洋をこえたスケールから、先住民・黒人奴隷の視点もふまえ、70年の歴史を清新に描きだす。
  • 権力分立論の誕生 ブリテン帝国の『法の精神』受容
    5.0
    1巻7,260円 (税込)
    権力分立論はどのようにして姿を現したのか.一八世紀後半のブリテン帝国における『法の精神』の受容に焦点をあてることで,モンテスキューからアメリカ合衆国憲法制定時のマディソン,ハミルトンに至る政治思想史を精緻に叙述する.権力分立論の通説的理解を大きく修正し,その成立過程に新鮮な読み直しを迫る画期的研究.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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ユーザーレビュー

  • アメリカ革命 独立戦争から憲法制定、民主主義の拡大まで

    Posted by ブクログ

    白人男性のアメリカ物語を相対化し、多くの登場人物たちが利害や信念、思い込みで蠢く姿がとても興味深い。歴史の面白さ、語ることの複雑さを感じさせてくれる。

    0
    2025年01月26日
  • 権力分立論の誕生 ブリテン帝国の『法の精神』受容

    Posted by ブクログ

    本書は、現代の政治システムを支える柱の一つである権力分立の概念がいつ、どこで、どのような経緯を経て誕生したのかを綿密に追跡する研究である。本書の叙述の出発点はモンテスキューの『法の精神』であるが、権力分立論と混合政体論との関係、分立されるべき権力のセットのなかに司法権を含めるか否かという問題、権力分立と権力同士の抑制と均衡とを論理的に切り離して捉える本書の理解に基づき、モンテスキューの議論が様々な解釈に開かれていることがむしろ主題となる。ついで英語圏にモンテスキューの議論が導入された時代において、ブラックストンはモンテスキューを称賛しつつ、裁判権の担い手を陪審ではなく判事=貴族に求めるなど、権

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    2021年04月13日
  • アメリカ革命 独立戦争から憲法制定、民主主義の拡大まで

    Posted by ブクログ

    アメリカの独立から南北戦争にかけての、アメリカ合衆国たる所以の混沌とした時代を、ヨーロッパ諸国、原住民との関係を深掘りしながら解説した良書。

    0
    2025年02月01日
  • アメリカ革命 独立戦争から憲法制定、民主主義の拡大まで

    Posted by ブクログ

    アメリカの建国の過程を成文憲法の制定とその運用を中心として記載されている。昨今の研究の成果も反映して客観的かつ多様な関係者の視点から俯瞰的にまとめられている。

    0
    2025年01月06日
  • アメリカ革命 独立戦争から憲法制定、民主主義の拡大まで

    Posted by ブクログ

    20250103-0115 アメリカ独立戦争前後から南北戦争前夜のフロンティア消失までを取り上げている。著者の文章が大変読みやすく、ヨーロッパ諸国とのややこしいやり取りもかなりすっきり書かれているので理解しやすかった。
     私が学生時代に習った米国史は、英国(他に仏国・スペインなど)からの清教徒?を中心とした入植→独立戦争からのアメリカ建国→憲法制定、ワシントン大統領→どんどん西部の開拓が進む(黒人奴隷も増える、先住民族から土地を奪う)→西部開拓の末に西海岸まで到達→奴隷解放をめぐり南部と北部が対立→南北戦争===って感じで、それこそインディアンと西部のガンマンの映画と教科書的な理解にとどまって

    0
    2025年01月15日

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