【感想・ネタバレ】アメリカ革命 独立戦争から憲法制定、民主主義の拡大までのレビュー

あらすじ

1776年に独立を宣言した13植民地がイギリスとの戦争に勝利し、憲法を創り、合衆国に生まれ変わったアメリカ革命。人民主権、三権分立、二大政党のモデルは、民主政治の基礎となった。なぜ弱小国は革命を遂げ、覇権国家になったのか。植民地時代から独立戦争、建国者たちが死闘を演じた憲法制定、党派の始まり、南北戦争へ。大西洋をこえたスケールから、先住民・黒人奴隷の視点もふまえ、70年の歴史を清新に描きだす。

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Posted by ブクログ

白人男性のアメリカ物語を相対化し、多くの登場人物たちが利害や信念、思い込みで蠢く姿がとても興味深い。歴史の面白さ、語ることの複雑さを感じさせてくれる。

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2025年01月26日

Posted by ブクログ

アメリカの独立から南北戦争にかけての、アメリカ合衆国たる所以の混沌とした時代を、ヨーロッパ諸国、原住民との関係を深掘りしながら解説した良書。

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2025年02月01日

Posted by ブクログ

アメリカの建国の過程を成文憲法の制定とその運用を中心として記載されている。昨今の研究の成果も反映して客観的かつ多様な関係者の視点から俯瞰的にまとめられている。

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2025年01月06日

Posted by ブクログ

20250103-0115 アメリカ独立戦争前後から南北戦争前夜のフロンティア消失までを取り上げている。著者の文章が大変読みやすく、ヨーロッパ諸国とのややこしいやり取りもかなりすっきり書かれているので理解しやすかった。
 私が学生時代に習った米国史は、英国(他に仏国・スペインなど)からの清教徒?を中心とした入植→独立戦争からのアメリカ建国→憲法制定、ワシントン大統領→どんどん西部の開拓が進む(黒人奴隷も増える、先住民族から土地を奪う)→西部開拓の末に西海岸まで到達→奴隷解放をめぐり南部と北部が対立→南北戦争===って感じで、それこそインディアンと西部のガンマンの映画と教科書的な理解にとどまっていたので、本書を読んで、米国史の見方が広がったと思う。

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2025年01月15日

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