作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 値引きあり コレクターズ・ハイ 3.5 小説 / 国内小説 1巻985円 (税込) 「推し」に人生を捧げること。 その素晴らしい幸福の背後にある搾取の闇や、理性を失い暴走が加速していく衝撃的なラストに共感&恐怖が止まらない! なにゅなにゅオタクの私、クレーンゲームオタクの森本さん、髪オタク美容師の品田。その愛は一方通行だったはずなのに、気がつけば歪んだトライアングルから抜け出せなくなっていて……。 執着の暴走に恐怖する、衝撃の群像新人文学賞受賞第1作。 試し読み フォロー もぬけの考察 3.6 小説 / 国内小説 1巻1,463円 (税込) 第66回 群像新人文学賞受賞作! この部屋の住人は、みんないなくなる? 都市の片隅にあるマンションの一室、408号室に入れ替わる住人たち――。奇想天外な物語が、日常にひそむ不安と恐怖を映し出す。 同じ部屋で前の時間が見えないまま孤独と恐怖を積み重ねていく構成で細部まで考えられていた。 理不尽さと暴力的な状況がスリリングで、多様な恐怖を描ける人だと思った。――柴崎友香 一連の奇想天外な考察は、インスタレーションと呼ばれる空間芸術の手法とも似ていて、 日常性からの逸脱を効果的に演出するにはうってつけだ。 ――島田雅彦 ある〈部屋〉のみを舞台にすることで、作品の〈空間〉は限定されている。 が、前の住人、その前の……と過去を連鎖的に想像可能で、今後の住人という未来も延々の想像が可で、その意味で〈時間〉が限定されない。そこに越境のポテンシャルが満ちている。――古川日出男 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 村雲菜月の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> コレクターズ・ハイ 小説 / 国内小説 3.5 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ じわじわと怖く特に終盤の主人公の行動にぞっとした。なにかを過剰に収集するって結局執着だし思考も行動もどんどんくるっていくけどそれってハイになることでもあるんだと興味深かった。こわがらせるぞ〜とかなにか驚かせるぞ〜という感じではなく、じわじわそれぞれの狂気を感じさせてくれる展開がとても好みでした。 0 2025年06月01日 コレクターズ・ハイ 小説 / 国内小説 3.5 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ コレクションに関するヲタ活の物語。 最初は森本さんとの関係くらいなら良いんじゃないかな?と思って読んでいたのだけど、 最終的にかなり力を行使するような行動にでてしまい そうなってしまうのか…と。 自分とは違うコレクションの仕方をしている人を 下に見ていたわけだけど、 そのコレクションをしていない人から見れば どっちもどっちと思え、複雑な気持ちになった。 0 2024年12月04日 コレクターズ・ハイ 小説 / 国内小説 3.5 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ 読友さんのレビューで気になっていたこの本。推し活に焦点を当てた社会派作品か。私も以前は結構色々集めたがりだったのでめちゃくちゃ共感出来た。今は部屋のスペースを考えてあまり集めなくなったけど、小説のサイン本はついつい買ってしまう。この主人公の女性は謎のグッズ「なにゅなにゅ」にまつわるものを集めている。クレーンゲームにもそのグッズがあり、取ってもらう代わりに頭を撫でさせると。それもWinwinなら良いかと。推し活は基本賛成派。それで当人が満足して自己肯定できるのならどんどんすれば良いかと。もちろん分相応に。 0 2024年10月13日 もぬけの考察 小説 / 国内小説 3.6 (26) カート 試し読み Posted by ブクログ ただ淡々といなくなるまでがかかれていて それがひどく不気味に感じました なんでこんな書き方なんだろうと 最終章をよんで、なるほど、 そうだったんだね。となりました 前の住人とはなんの関係も関連も無く その部屋に住んだ住人はいなくなる… ついさっきまで普通だったのに そうじゃなくなる瞬間が一瞬で 静かすぎて不安になります。 部屋という空間とそこに住む住人のみの連作短編 ある意味家系ホラー…なんでしょうか。 ページ数はそんなに無くて 読みやすいけれど、しっかり不穏です。 0 2024年08月02日 もぬけの考察 小説 / 国内小説 3.6 (26) カート 試し読み Posted by ブクログ 改行が少なく、字がぎゅっと詰まっているけど読みやすい。令和の若い子はこんなだよ~って話かと思ったけど全然違った。アタシ内田百閒読んでた!?みたいな、この世界どこ?みたいな頭がクラクラする感覚でした。群像新人文学賞をとった短編が最後に入っていてそれまでの短編のお話を回収してくれました。 次も必ず読みます。 久しぶりに新しい作家さんに出会えて幸せ。 0 2024年02月02日