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Posted by ブクログ
依存症や中毒をテーマにした話が好きな方は好きだと思う!私は結構好き!
この本の中で「なにゅなにゅ」という単語は一体何回出てきただろう。この本を読み終えて2週間ぐらい経ってるけどいまだに「なにゅなにゅ」が染み付いてる。
ぷよぷよみたいなキャラクターをイメージしている。
「なにゅなにゅ」のグッズを集めることの中毒になってしまった女性が、クレーンゲームの景品の「なにゅなにゅ」を代わりに取ってるくれる男性に自分の頭を撫でさせるというご褒美をあげて、その景品をもらうという取引をしてまで、グッズ集めをやめられない。彼女もそんな奇妙な日常に満足していたはずなのに、ある日突然、その男が生理的に無理になって約束すっぽかしてその男を観察して、その最後の行動がめちゃくちゃサイコパスで笑っちゃった。笑
こういう「人間の狂い」に全振りした小説大好きです!笑
Posted by ブクログ
オタク、コレクター、推し活--
社会において、今はこれらの人は“普通”とされている。
こうした普通のはずの人達の行動が、執着により、“普通”の人の枠から“異常”の人の枠へと、一瞬ガタンとはみ出してしまう。
その瞬間、“異常”と人々に認識されても、本人は“普通”にいるつもり。読んでいて、この相反する認識がすっと納得感を抱いて入ってきて、恐怖へと変わっていく。
ここに納得感を抱かせられるかどうかで、恐怖は喜劇になってしまうだろう。
作者は素晴らしいバランス感覚と客観性を持っていると感じる。凄い。
その素晴らしいバランス感覚が、残念ながらラストに少しレールがずれて、喜劇に寄ってしまったように感じた。
“異常”にガタンとはみ出したら、軽い暴力によって制裁を受けるという作られてきた規則が、どうして主人公の三川には適応されないのか。三川がなにゅなにゅのビニールを拾って去ろうとした時、誰かに腕を掴まれて終わっていたら、鳥肌が立つような傑作になったのに、と思ってしまった。
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