作品一覧

  • 今日のかたすみ

    小説・文芸

    3.8
    1巻792円 (税込)
    塾講師として働いている遙は、友人とのルームシェアを解消して気落ちしていた。そこに同僚で恋人の百ちゃんがやって来る。同棲を始めるふたりだが、暮らしの中で明らかになる価値観の違いを原因に、少しずつ、しかし確実にすれ違っていき…? 好きなのに分かり合えないカップルや、距離感のある父と娘、アパートの隣人同士。誰もが記憶の片隅に持つ、人と生きる日々のもどかしさや愛おしさを、優しく掬い上げた傑作短編集。
  • 街に躍ねる

    小説・文芸

    4.1
    1巻792円 (税込)
    小学生五年生の晶と高校生の達は、仲良しな兄弟。物知りで絵が上手く、面白いことを沢山教えてくれる達は、晶にとって誰よりも尊敬できる最高の兄ちゃんだ。でもそんな兄ちゃんは、他の人から見ると普通じゃないらしい。晶以外の人とのコミュニケーションが苦手で不登校だし、集中すると全力で走り出してしまう癖があるから。第11回ポプラ社小説新人賞特別賞受賞作。温かさと切なさが胸を打つ、人と人との関わりの物語。
  • 贅沢な関係

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,672円 (税込)
    いつからだろう? 会えなくてもさみしいと思わなくなったのは。 あんなに一緒の時間を過ごしたのに、社会人になって、次第に自分の中心からこぼれて落ちていく存在ーー「友だち」。 注目の新鋭・川上佐都の瑞々しい筆致が冴えわたる! あの頃と同じではいられないもどかしさ、大人になった苦味が心に染みる、「青春のその後」の物語。 ☆☆☆変わりゆく関係と、身に覚えのある感情を掬いあげる全5編!☆☆☆ 「友だちなんてありがたい存在、がんばってつづけないと簡単に終わるんだけど!?」 高校時代からの親友シバサキとドライブするニッタ。シバサキは何か言いたいことがあるようで? (「音めぐり」) 「うそつけ。きっと約束までの時間が長すぎて、会うモチベーションがなくなっただけだろ」 友人の結婚式の帰り道、りさは中学の同級生・毛利と数年ぶりに邂逅する。 (「あかし」) 「……じゃあ、なにしたら友達なんですか?」 友人が減ることに慣れた柊には、偶然出会った小学生・みつほの悩みがまぶしくてーー。 (「ルガっち」) 「あれ? あいつ……LINEグループ、抜けてんだけど」 弟たちの友達グループが崩壊する瞬間を目の前で見てしまった姉・藍は途方に暮れかかるが……。  (「崩せない光景」) 「えーこのコート、カーテンみたいなの? もう消えたいんだが……」 数年ぶりの高校の同窓会に出席した町田。みんなが懐かしく呼ぶ「マッチン」と「今の自分」は少し違うみたいだ。 (「色めき同窓会」)
  • 街に躍ねる

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    小学生五年生の晶と高校生の達は、仲良しな兄弟。物知りで絵が上手く、面白いことを沢山教えてくれる達は、晶にとって誰よりも尊敬できる最高の兄ちゃんだ。でもそんな兄ちゃんは、他の人から見ると普通じゃないらしい。晶以外の人とのコミュニケーションが苦手で不登校だし、集中すると全力で走り出してしまう癖があるから。第11回ポプラ社小説新人賞特別賞受賞作。温かさと切なさが胸を打つ、人と人との関わりの物語。
  • ほころぶしるし

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,870円 (税込)
    高校2年生の道田奈央は、バスツアー中に立ち寄ったパーキングエリアで、ねぎまきを頬張る少年に出逢う。どこか哀しげな眼差しに惹かれるも、名前をきくことすらできずに別れてしまった。その数日後、学校帰りの図書館で偶然再会を果たす。少年は磐田陸と名乗った。奈央は陸と会う機会を重ね、順調に距離を縮めていく。しかしある日、幼なじみで親友の千恵里に彼の写真を見せると、驚くべきことを告げられ――。
  • 今日のかたすみ

    小説・文芸

    3.6
    1巻1,870円 (税込)
    塾講師として働いている遙は、友人とのルームシェアを解消して気落ちしていた。そこに同僚で恋人の百ちゃんがやって来る。同棲を始めるふたりだが、暮らしの中で明らかになる価値観の違いを原因に、少しずつ、しかし確実にすれ違っていき…? 好きなのに分かり合えないカップルや、距離感のある父と娘、アパートの隣人同士。誰もが記憶の片隅に持つ、人と生きる日々のもどかしさや愛おしさを、優しく掬い上げた傑作短編集。

ユーザーレビュー

  • 贅沢な関係

    Posted by ブクログ

    友達について考える短編集。ちょっと重い。

    第1話 ニッタとシバサキは異性だが親友だ。月一くらいで会う。音風景というのを今は回っている。だがシバサキは丸さんと結婚するという。男女の友情とは。

    第2話 りさは中学時代の同級生の結婚式に出る。帰り際に毛利とたまたま会う。

    第3話 柊は珈琲店で花見祭りの話を聞く。店員さんのいとこの子供みつほがいてお話して、カルガモを見に行く。

    第4話 家に帰ると、弟のシンが友達たちと麻雀をやっていた。あと1人で4人でバーベキューに行く予定だという。のに、残りの1人がグループラインを唐突に抜けた。

    第5話 町田は同窓会に出る。

    0
    2026年07月26日
  • 贅沢な関係

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    共感しすぎて笑えてくるくらい、それに最後にはじわっとくる読後感だった。短編集ならではの、登場人物がつながってるのも良かった。(シバサキは結婚式をした沙希、毛利=アオイ?、麻雀と同窓会に杜本が両方いるとか)同じ登場人物でも、呼び方が違ったり考えていることを話したり、色んな見方ができたのが面白かった。

    結婚式とかで自分が何かに選ばれない、でも期待してしまう。写真を義務のようにとって残すことでみんな楽しんだことを確信しようとする。

    大人になったら大人の付き合い方も生まれる。ちゃんとした友達を線引する必要はない。自分から誘っていると虚しくなるのまじで分かる。でも誘いたいと思った人が連絡しないといけ

    0
    2026年06月16日
  • 贅沢な関係

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ良い。タイトルも良い。全部、全部好きなのだけど、特に最後の「色めき同窓会」に泣きそうになった。

    0
    2026年05月04日
  • 贅沢な関係

    Posted by ブクログ

    友だちというものを色んな境遇、視点から捉え直す短編集

    どの篇も少し悩んだり疲れていたりする関係性を優しく肯定してくれる

    友達の捉え方だけでなく、ふとした表現が私にはとにかく刺さって、そんなはずはないけど、これは私のための小説だ、と思えた

    0
    2026年04月16日
  • 今日のかたすみ

    Posted by ブクログ

    カバーがかわいくて川上さんおそらく初挑戦!

    一緒に住むって本当に難しい。
    わたしはまだ独身で実家暮らし。
    気心しれた両親との暮らしは、今は心地いいけれど、思春期の頃は辛かったなぁとか、いろいろ思い出した。
    今後、一緒に過ごしたいと思える人ができても一緒に過ごせるかなってことも考えた。
    今の自分には、それができる自信はないけれど、何を大切に生きていくのかってことをその時にじっくり話ができればいいなと思いました。

    0
    2026年01月18日

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