ユーザーレビュー 温度編 冷凍卵でふたごの目玉焼き 露久保美夏 このシリーズはめっちゃオススメ。 大人も「へ~、そうなんだ~」がとまりません。 今までのお料理も理屈が分かると見方が変わると思います。 子どもの自由研究にもいいのでは? 内容は火を使うものも多いので、小学校高学年くらいからかなと思いますが、アイスクリームなど、火を使わないものは中学年でもできますね。...続きを読む親といっしょなら低学年でも。 やってみたいのは、 「はじける!炭酸寒天ゼリー」 70℃の寒天に炭酸を注ぐことで、炭酸の泡をとじこめることができる。 高すぎると泡が抜けてしまうし、低すぎる(50℃以下)と炭酸を注ぐ前に寒天が固まってしまう。 「冷凍卵でふたごの目玉焼き」 卵を冷凍して包丁で半分に切ってフライパンで焼くと、小さい玉子焼きが二つに。 「塩の力でアイスクリーム」 氷に塩を加えて温度を下げ、アイスクリームの材料を冷やして作る。 何パーセントの塩を入れると、何度になるか実験。 これはためになる!と思ったのは、 「クリスタルアイスティー」 紅茶はタンニンとカフェインが結びついて濁る。 タンニンは渋み成分、カフェインは苦み成分が含まれる。この二つは冷める時に結合するので、冷める時間が長いほど結合がすすむ。 先にコップに氷を入れておいて急冷すると透き通ったアイスティーに。 タンニンは熱で出てくるので、水出しなら渋みが出ない。 「ざくざくパイ」 パイは高温で焼くことでバターの水分を素早く水蒸気にし、水蒸気が生地をおしあげることで、層になる。 他にも 「重曹でさくさくエアインチョコ」 「玄米でポップライス」 ヌガーの作り方あり。 などなど。 Posted by ブクログ 食材編 納豆でのびーるアイスクリーム 露久保美夏 料理はサイエンス! 読むとなるほどがいっぱいです。 個人的にはすぐに役立ちそうと思ったのは、 「ふわふわ&とろとろスクランブルエッグ」 混ぜ方でスクランブルエッグの仕上がりがかわります。 作り分けたいですね。 「2色にわかれる不思議なゼリー」 乳化についての話。 卵黄の「レンチン」に乳化の働き...続きを読むがあるんですね。 生乳の加工の説明も興味深い。 「パイナップルでやわらかポークステーキ」 タンパク質分解酵素でお肉を柔らかく。 「さめてもさくさくおもちでおかき」 電子レンジでおもちをおかきに。 やってみたい。 「もちもちピザとさくさくピザ」 強力粉と小麦粉のグルテンの違い。 知っていることではあったけれど、写真で見ることでより納得。 「白身と赤身のさかなででんぶ2種」 白身魚はなみの穏やかなところで育った魚、赤身魚は沖合を泳ぎ続けている魚。 ほとんどを書き出してしまいましたね。 どれも興味深い内容でした。 う~ん、おもしろい! Posted by ブクログ 調味料編 さとうの量でふっくら&ぎっしりカップケーキ 露久保美夏 やってみたいがいっぱい! 砂糖の種類で、クッキーの硬さや見た目、食感に違いが出る… 甘みを加えているだけかと思ったら違うんですね。 砂糖の量でプリンの硬さも変わるし、カップケーキの膨らみも左右されるのだとか。 奥が深いです。 他にもお酢のタンパク質への影響や、重曹の働き、塩の働きなど、読めば今後...続きを読むの料理に影響が出てきそうな内容です。 料理って科学なんだなあ。 シリーズも読んでみたいです。 Posted by ブクログ 調味料編 さとうの量でふっくら&ぎっしりカップケーキ 露久保美夏 家で実験するなら、最後は美味しく食べられるのが楽しくて美味しくていいよね! どれも家にあるものばかりだし、説明もほどよく入っていて好感度の高い本。 Posted by ブクログ 露久保美夏のレビューをもっと見る