絶対に終電を逃さない女の作品一覧

「絶対に終電を逃さない女」の「虚弱に生きる」「虚弱と歩く」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 虚弱に生きる

    虚弱に生きる

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    病気じゃないけど、体力がない。労働する元気も恋愛する元気もない――。 SNSで「虚弱エッセイ」が話題沸騰の著者による 「虚弱体質」のリアルをつづる、新世代のサバイバル・エッセイ! ・21歳で身体にガタがきた ・仕事がないからじゃなくて、体力がないからお金がない ・眼鏡をかけたら不眠症が治った ・世界の中心が膝になった ・そもそも本当に虚弱なのか ・面前DVと場面緘黙症 ・愛よりも健康が欲しい ・生理のない女になりたい ・ずっとスタートラインを目指している ほか
  • 虚弱と歩く

    虚弱と歩く

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    人には人の“虚弱”がある。 芥川賞作家、エッセイスト、ミュージシャンなど虚弱とともに生きてきた、豪華書き手が集結した史上初・虚弱体質のエッセイアンソロジー! 過眠、不眠、肩こり、倦怠感、頭痛、手足のしびれ、胃腸の弱さ、クローン病、若年性高血圧、自家中毒、めまい、生理痛、胸やけ、胃もたれ、腰痛、膝の痛み、悪夢、アルビノ、自閉スペクトラム、うつ、微熱、嘔吐、漫然と続く不調――。 13名の書き手が、それぞれの虚弱について書き下ろしました。 【タイトル/寄稿者一覧】 自由になってみたい 絶対に終電を逃さない女 健康だけど元気がない 藤野可織 虚弱という「横臥者」の視点 宮崎智之 クラゲにならない 伊藤亜和 虚弱人生の振り返り、ならびに新たな幕開け 渡辺優 脳みそグニャグニャ人間の半生 トミヤマユキコ お腹も心も満たされない! 済東鉄腸 虚弱のままで夢を見る 清水友佳子 「異常なし」 ヒオカ 明るい時間に、風呂に入る──虚弱エッセイ試論 中井治郎 可憐たれ! 暮田真名 虚弱な私の生存設計 雁屋優 そんな気がして君を待った 安藤裕子
  • シティガール未満

    シティガール未満

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    「思い描いた大人」になれなかった全てのひとへ。 ●本書の内容 早くこんなところを抜け出して、 誰も私を知らない場所に行きたい。 そう思って18歳で上京した。 魔法みたいに東京がすべてを解決してくれる気がしていた。 高層ビルも人混みもいつしか日常風景となり、 待ち合わせ場所が東京の固有名詞というだけで光って見えた日々も過ぎ去った。 思い描いていたよりは輝けていない自分が、ここにいる。 東京には東京の残酷さがあって、 けれど、東京には東京の優しさがあることも知った。 平成の終わりから令和、そしてコロナ禍の東京。 その様々な街で、起こったこと、考えたこと、思い出したことが、 都心の路線図のごとく複雑に絡み合っていく。 これはそんな私の個人的な記録だが、 きっと見知らぬあなたの記憶とも、どこかで交差するだろう。 「言葉にしてくれて、発信してくれて、ありがとう」 「泣いちゃうけど、何度も聴きたくなる歌みたい」 「上滑ったイメージでなく、地に足のついた東京」 刊行前から共感の声続々、 「絶対に終電を逃さない女」待望のデビューエッセイ! ●「シティガール未満」とは? “東京で暮らしていて、ファッションやカルチャーが好きだけど、GINZAやPOPEYEに載っているようなキラキラした人にはなれていない。オシャレだねと言ってもらえることはあっても、スナップに載ったことはないし、オシャレなお店に入るのも苦手だし、部屋も散らかっているし、お金もない。かといって無理に雑誌やインフルエンサーの真似事をするのはダサいし、他の誰かになりたいわけでもない。そんな漠然としたコンプレックスと曖昧なニュアンスを込めてこのタイトルを付けた。”(本文より) ●本書の目次 1 渋谷西村フルーツパーラー 2 新宿の相席居酒屋とディスクユニオン 3 池袋 ロサ会館のゲームセンター 4 早稲田のオリーブ少女 5 奥渋のサイゼリヤ 6 沼袋の純喫茶ザオー 7 歌舞伎町のサブカルキャバ嬢 8 東中野 誕生日の珈琲館 9 道玄坂 やまがたと麗卿 10 渋谷PARCOとオルガン坂 11 新宿伊勢丹の化粧品フロア 12 日暮里のドラッグストア 13 若松町の階上喫茶 14 渋谷スクランブル交差点 15 国立 白十字のスペシャルショートケーキ 16 四谷三丁目のモスバーガー 17 高円寺 純情商店街 18 上野 TOHOシネマズと古城 19 御茶ノ水 神田川の桜 20 東銀座の喫茶YOUと八王子 21 下北沢の居酒屋と古着屋 22 代々木八幡のマンション 23 中野 東京の故郷 24 中目黒の美容室 25 原宿 TOGAの靴 ■装画・挿絵=牛久保雅美

ユーザーレビュー

  • 虚弱に生きる

    Posted by ブクログ

    購入本。確か新聞の書評でこの虚弱エッセイの存在を知ったと思う。寝る前に少しずつ読み進めて、昨夜読み終えました。

    著者の虚弱っぷりが想像以上で驚いた。イボの話とか可哀想になってしまった。確かにその金額は血の気が引くわ。

    私も中年になり体調を崩してからは、絶えず自身の心身の健康に気をつけるようにしているので、物凄く共感できた。今だから共感できたんだろうな。
    若い頃は健康だったので、共感は難しかったかもしれない。

    幸せを感じるハードルが下がるという話もほんとそうって思った。私も今日は比較的心身の調子が良くて、朝散歩ができたから幸せを感じました。この時期は気温がちょうど良いから散歩すると気持ちがいい。

    共感できる部分が多々あったので星5。著者にはぜひ健康になってもらいたい。応援しています。





    以下付箋貼った所(ネタバレ含みます)





    P44 胴体、首、顔のイボの総数、3076個。治療料金総額1,034,070円。見積もり金額を聞いてさらに血の気が引いた。

    P82 花見開始から2時間位経った頃、会話のスイッチが完全に切れた。喋る気力がなくなり、喋ることを思いつかず、思いついても会話の輪にうまく入れない。大縄跳びに入るタイミングがわからないあの感じに似ている。調子が悪い時や疲れている時はこうなるのだ。

    P91 食事だけでなく、日常のふとした瞬間に幸せを感じるようになった。
    部屋の窓から差し込んだ朝日が畳に当たり、白い壁に小さな虹ができている時。近所の本屋で本を買って、スーパーに寄って帰る時。八百屋でフルーツを買って、少しずつ食べる時。通りかかった民家の庭の紫陽花が咲いている時。自転車で映画を観に行った帰りの夕焼けが綺麗だった時。

    P92 健康というだけで、幸せなんだ。
    幸せって、健康のことだったんだ。
    健康に、なりたい。

    P159 子供が欲しいと思ったことは、人生でただの1度もない。まずもって自分が子供を産み育てることに、物心ついた頃から一貫して興味がない。

    P197 そんな過去が嘘のように、今これだけ健康に邁進しているのは、この方が楽だと知ったからだ。何もせず不健康でいるよりも、毎日涙ぐましい努力をして少しでも健康を保っている方が、ずっと楽。不健康でいる辛さよりも、努力の辛さの方が、まだ楽。制約が多すぎる大変な生活だと同情されるかもしれないが、このストイックな生活をしている方が総合的には楽なのだ。

    P213 体の調子が比較的良ければもちろんそれだけで幸せだし、自分の調子にかかわらず、天気が良いとか、道端の花が可愛いとかで簡単に幸せな気分になってしまう。健康になるための生活をするうちに、暮らしや日常を慈しむ心が養われたような気もする。

    0
    2026年10月11日
  • シティガール未満

    Posted by ブクログ

    「上野 TOHOシネマズと古城」での趣味と人間関係の話が良かった。本や映画などのカルチャーに触れるのが楽しく、それらに没頭しすぎると、知らず知らずのうちにカルチャー至上主義になってしまいがちになる。カルチャーに触れることは人生を豊かにする一つの要素でしかなく、そのカルチャーを土壌に人とやりとりし、心を通じ合わせることこそ大事なのかもしれない。

    0
    2026年09月19日
  • 虚弱に生きる

    Posted by ブクログ

    Xで見かけたつぶやきに共感して読んだのだけどれ、著者の虚弱っぷりは想像以上だった
    これは大変
    しかし何を見ても「体力あるな」と思うのは一緒で笑った
    ずっと自分は怠惰だと思ってきたけど、単に体力が無いだけだったのではと思うとちょっと泣けた
    しかしほんと、それはそれとして生きていかないといけないのしんど

    0
    2026年09月18日
  • 虚弱に生きる

    Posted by ブクログ

    著者の方ほどじゃないけど常に不調を抱えて生きてきて一回普通の会社員生活も挫折しかけた身としては共感するし励まされるものがたくさんあった。思いがけず自分の心身への理解も深まった。理解されづらいし甘えなのかもと疑心暗鬼になることもたくさんある中で、決して前向きというのとは違うけれど、自分を受け入れて文字通り「虚弱に生きる」方法を見つけて生活を続けている人が他にもいるんだなぁと思うと、なんとかなるかと思える。書くことで批判を浴びせられることもあるだろう中で赤裸々に書いてくださった著者の勇気に感謝したいし、健康な、元気な人たちにも読んでほしいと思う。

    0
    2026年09月15日
  • 虚弱と歩く

    Posted by ブクログ

    成功してる人はみな体力があってバイタリティに溢れている
    そんな人たちをみて、自分はどこまでいっても成功できないんだろうなと思っていた
    でも自分より虚弱であるにも関わらず、物書きとしてお金を稼いでいる人たちがいる。
    なんとか工夫して、生きていってる。
    そういう人たちを見ると、自分も何か成し遂げられる気がした

    0
    2026年09月03日

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