“もっともすばらしいあなたは、あなたの人生の最高経営責任者(CEO)である”
そのために必要な『感情戦略』を身に着けましょう。
感情戦略自分の感情を信じてはいけない
ブリアンナ・ウィースト 訳:松丸さとみ
日経BP
人は自己破壊的であるとわかっていても、それが快適であるならばそうしてしまう。
だからこそ理性で決断し、戦略を立てる必要があります。
この本で学べることの一例として、
●抵抗と不快感を乗り越える。正しい行動でもいい気分にはなれない。
●行動あってこそ、モチベーションが生まれる
●人生が変わるのは心の底から恐れていることを始めること
●サイキック思考≒認知バイアス
●心の強さとは
ということがあります。
私は自分の感情を持てあまして生きづらいと感じるてきていました。
この本に出会えて『感情』について理解を深めることができました。
特に大学生の頃はあぁ、あの人は『ああやって考えていて、こう行動する。だから自分はこう動こう。こう伝えよう。』とかなり断定的に考えていたのを思い出しました。それがサイキック思考というものだったのか。と本書を読んで納得すると共に、自分は認知バイアスと直感で現場をクリアしていたんだなぁと振り返るきっかけになりました。
そしてそこに潜む『恐れ』の強いこと。
本書は言います。
“自分を救えるのは自分だけ。そのため、あなた自身の手で救う作業を始めなければいけません。それはまさに、人生の目的そのものです。”
“あなたを守ってくれるのは、恐れではありません。ただ行動や準備、理解することが守ってくれます。”
と。
自分を生きるのに良い本に出会うことができました。
感情と自己を理解して今後の感情戦略を立てたいと思います。
みなさまも本書を読んで『自分CEO力』をアップさせてみませんか。
人間は快適なところにいたがるものだからです。それが実は自己破壊的であるかもしれなくても。やはり理性で決断し、戦略を立てて、それを実行する生き方が人生を最高にします。
目の前に山が立ちはだかっている理由は、何かのきっかけが、あなたが抱えている傷を見せてくれたから。その傷は、あなたの進む道を示してくれ、その道は、あなたの運命を示してくれるでしょう。
今こそ、機敏でいること、打たれ強くいること、そして自己を理解することを学ばなければなりません。
あなたの前に立ちはだかっている山は、宿命であり、今ここにいる理由そのものです。
抵抗と不快感を乗り越えなければいけません。それがいかに自分にとって「正しい」行動であっても、始めのうちはいい気分にはなれないでしょう。
やりたいという気持ちになる前に、行動を起こすことが非常に大切です。行動を起こすことで、勢いができ、モチベーションが生まれます。
怒りは、自分の限界や優先事項をはっきりと知るために活用できます。また、自分自身そして周りの世界のために、大きくて重要な変化を起こすための助けとして使うこともできます。
憤りを抱くのは、本当は相手に失望をしているとき
むしろ唯一の問題は、あの人はこうあるべきだとか、私をこう愛してくれるべきだなどと、非現実的な期待を抱いていることにあります。
他者じゃ、「私」を完璧に愛するために存在しているわけではありません。彼らをーそして自分自身をーもっとうまく愛するにはどうすればいいのか、私たちに教えてくれるために存在しているのです。
その恐怖を実際に経験することです。コントロールできないものと闘い、抵抗し、避ける代わりに、肩をすくめて、「起きてしまったらもうしかたがない」と言えるようになりましょう
人間にとって必要なことを大事に扱わなくなる理由は、多くの場合、自分は弱すぎて手にできない、と思うためです。私たちは子ども時代、生きるためにほぼ他者に頼らざるを得なかったことから、こう考えます。
直観は賢明ですが、超能力ではありません。
「直観」は「今」のことしか分からない
直観とは、考える間もなくすぐに危険から自分の身を離してくれるものです。
人生でどのような結果が出るかは、情熱によって決まるわけではありません。原則によって決まります。
あなたの人生の可能性を邪魔する奇妙な考えのことを知りましょう。私はそれを「サイキック思考」と呼んでいます。それはあなたが自然としている思い込みのことで、これを「認知バイアス」と呼ぶ人もいます。サイキック思考とは、「ある人が何を考えているか、何をしようとしているか、私には分かっている」と決めつけることです。
心の強さとは
もしも悪いことが起きても、対処する力が自分にはある、と確信することです。
「今」にエネルギーを注ぐと、無限の可能性がある世界へと自由に足を踏み入れられるようになります。
人生が変わるのは、ありのままの自分をさらけ出すときです。それは心の底から恐れていることを始めることでもあります。
勇気をもって自分の中にある不快感に立ち向かい、受け入れなくてはいけません。たとえその不快感で胃がムカムカし、顔が歪み、出口なんて絶対見つからないと思ったとしてもです(出口は見つかります)。何が不満なのかに耳を傾け、感じ、その中を突き進み、ありのままを受け入れなくてはいけません。
トラウマから回復するには、安心感を取り戻すこと
たまった感情とは、メールの受信ボックスのようなものです。
自分を救えるのは自分だけ。そのため、あなた自身の手で救う作業を始めなければいけません。それはまさに、人生の目的そのものです。
あなたを守ってくれるのは、恐れではありません。ただ行動や準備、理解することが守ってくれます。
もっともすばらしいあなたは、あなたの人生の最高経営責任者(CEO)である必要があります。経営判断を下し、すべてを管理する人物です。
人生には、誰からの抵抗もない道などありません。そのため、嫌われてもいいと思えるようになるだけでなく、嫌われるものだと思いつつ、それでも行動することが大切です。
いつ、どこで感情を処理しても良いのです。むしろ、もっと安定した安全な場所で感情を処理できるよう学べれば、なお良いでしょう。
自分の感情を、批判したり変えようと努力したりせずにただ味わえる場所で、ひとりで過ごします。