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  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム
    4.2
    1巻1,760円 (税込)
    営業利益率は脅威の55%超、社員の平均年間給与は2000万円超──。売上高は1兆円に満たないながらも日本の時価総額ランキングで第3位に入るのがキーエンスだ。日本を支えてきた製造業の弱体化が指摘される中、なぜキーエンスはこれだけの結果を残せるのか。その神髄は顧客の心をつかむ営業や商品開発、人材育成の仕組みにある。外部にほとんど明かされないキーエンスの正体に日経ビジネス記者が迫る。

ユーザーレビュー

  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

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    ネタバレ

    高い基準の当たり前を当たり前に遂行できる文化こそがThe キーエンス。
    その魅力は人が育たないわけがないと言える仕組み。
    目的に合わなければ情報発信はしない徹底的な合理主義。
    即日提案の圧倒的スピード。待ちの姿勢は一切なし。
    強い組織の在り方が詰まった一冊。

    ◆「行動していたとしても、書かなければやっていないのと同じ」

    ◆評価体系は意外にもプロセス重視。
    根底にあるのは、行動を変容させれば結果がついてくるという考え方。
    さらに採用するのは性格的に負けず嫌いの社員。

    ◆ニーズの裏のニーズまで徹底的に聞く。
    「タブレットが欲しい」の裏には営業効率を高めたいといった最終目的があるかもしれない。

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    2025年11月15日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

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    キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    仕事の現場が淡々と回るだけでは満足できない人へ。この本は、数字とロジックで強靭に織り上げられたキーエンスの世界を、肌で感じさせてくれる。営業は筋トレのようなロールプレイの連続で、即納の高速対応はまるで官能のリズム。正確無比なデータ管理と透明性が、社員たちの本能的な欲望すら精妙に包み込む一方で、その完璧さゆえに時折、人間味の薄さや息苦しさも顔を覗かせる。けれど、ここには確かなリアルがある。プロの世界への入り口として、共感を誘う一冊。

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    2025年11月05日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

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    高給キーエンスの特徴を他社比較も交えて解説した本

    【内容メモ】
    ・納品は即日、営業情報をすべて共有、デモの実演などが主な特徴
    ・機器を導入してどうしたいか、を考えてニーズの”裏のニーズ”を探る文化
    ・営業活動を事細かに入力することで、共有する+情報分析を行う
    (キーマンの性格までもが共有されている)
    ・顧客の要望通りのもの(顕在ニーズ)を作っても価値提供にはならない

    【所感】
    ・商談後だけでなく、商談前の商談プランなどの情報もシステムに入力している。前後でのアクションプランの変更など、見える化できるため取り入れたい。
    ・簡単なプログラムも組めるという話もあり、製品知識だけでなく、その一歩先

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    2025年08月17日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    本書は“営業力”や“組織戦略”の教科書以上の価値があります。「当たり前のことを徹底するとはどういうことか」を具体の動きから学ばせてくれる点が秀逸。

    キーエンスという高収益企業の裏側には、哲学と論理に貫かれた仕組みと文化、そして実践があることが明確になります。

    多忙な営業職だけでなく、マネジメント層、組織設計に興味ある人にも刺さる一冊。

    特に、“ホワイトボード上の理論ではなく、現場で使える再現性ある仕組み”を学びたい方にとって、極めて実用的で刺激的な読み物です。

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    2025年07月22日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    給料の高いことで有名なキーエンス。
    社員が言うように、特別難しいことはないが、当たり前のことが全員に徹底できていることが、ある意味1番難しい。

    ・顧客の依頼には即日回答。すぐ訪問し提案
    ・「待ち」の姿勢はない
    ・情報を可視化し共有するのが当たり前
    ・営業の商品知識がずば抜けている
    ・ニーズを先回りして具体化・提案
    ・数をこなさないと質は生まれない
    ・商談のロープレ、訪問回数 KPI
    ・(結果でなく)プロセス重視、アクション重視
    ・社内で1聞くと100返ってくる
    ・ニーズの裏のニーズを探れ 顧客価値最大化
    ・個人の成長に任せるのではなく、より良い結果を生む行動を促す仕組を工夫し組織に取り入れ

    0
    2025年05月31日

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