西岡杏のレビュー一覧

  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高い基準の当たり前を当たり前に遂行できる文化こそがThe キーエンス。
    その魅力は人が育たないわけがないと言える仕組み。
    目的に合わなければ情報発信はしない徹底的な合理主義。
    即日提案の圧倒的スピード。待ちの姿勢は一切なし。
    強い組織の在り方が詰まった一冊。

    ◆「行動していたとしても、書かなければやっていないのと同じ」

    ◆評価体系は意外にもプロセス重視。
    根底にあるのは、行動を変容させれば結果がついてくるという考え方。
    さらに採用するのは性格的に負けず嫌いの社員。

    ◆ニーズの裏のニーズまで徹底的に聞く。
    「タブレットが欲しい」の裏には営業効率を高めたいといった最終目的があるかもしれない。

    0
    2025年11月15日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    仕事の現場が淡々と回るだけでは満足できない人へ。この本は、数字とロジックで強靭に織り上げられたキーエンスの世界を、肌で感じさせてくれる。営業は筋トレのようなロールプレイの連続で、即納の高速対応はまるで官能のリズム。正確無比なデータ管理と透明性が、社員たちの本能的な欲望すら精妙に包み込む一方で、その完璧さゆえに時折、人間味の薄さや息苦しさも顔を覗かせる。けれど、ここには確かなリアルがある。プロの世界への入り口として、共感を誘う一冊。

    0
    2025年11月05日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    高給キーエンスの特徴を他社比較も交えて解説した本

    【内容メモ】
    ・納品は即日、営業情報をすべて共有、デモの実演などが主な特徴
    ・機器を導入してどうしたいか、を考えてニーズの”裏のニーズ”を探る文化
    ・営業活動を事細かに入力することで、共有する+情報分析を行う
    (キーマンの性格までもが共有されている)
    ・顧客の要望通りのもの(顕在ニーズ)を作っても価値提供にはならない

    【所感】
    ・商談後だけでなく、商談前の商談プランなどの情報もシステムに入力している。前後でのアクションプランの変更など、見える化できるため取り入れたい。
    ・簡単なプログラムも組めるという話もあり、製品知識だけでなく、その一歩先

    0
    2025年08月17日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    本書は“営業力”や“組織戦略”の教科書以上の価値があります。「当たり前のことを徹底するとはどういうことか」を具体の動きから学ばせてくれる点が秀逸。

    キーエンスという高収益企業の裏側には、哲学と論理に貫かれた仕組みと文化、そして実践があることが明確になります。

    多忙な営業職だけでなく、マネジメント層、組織設計に興味ある人にも刺さる一冊。

    特に、“ホワイトボード上の理論ではなく、現場で使える再現性ある仕組み”を学びたい方にとって、極めて実用的で刺激的な読み物です。

    0
    2025年07月22日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    給料の高いことで有名なキーエンス。
    社員が言うように、特別難しいことはないが、当たり前のことが全員に徹底できていることが、ある意味1番難しい。

    ・顧客の依頼には即日回答。すぐ訪問し提案
    ・「待ち」の姿勢はない
    ・情報を可視化し共有するのが当たり前
    ・営業の商品知識がずば抜けている
    ・ニーズを先回りして具体化・提案
    ・数をこなさないと質は生まれない
    ・商談のロープレ、訪問回数 KPI
    ・(結果でなく)プロセス重視、アクション重視
    ・社内で1聞くと100返ってくる
    ・ニーズの裏のニーズを探れ 顧客価値最大化
    ・個人の成長に任せるのではなく、より良い結果を生む行動を促す仕組を工夫し組織に取り入れ

    0
    2025年05月31日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    キーエンス=すごい会社とは、認識していましたが、実際何がすごいの?と思いこの本を読みました。

    内容は、社員やOBから理念、仕事のやり方、事業展開などを聞き取りまとめられています。

    書いてあることは、特殊なことは無いことは、驚きでした。
    「外報」「ロープレ」「ニーズカード」「内部監査」どこの会社にもあるツールこれを徹底的に突き詰めて、属人化させないことこれに尽きます。

    属人化してしまっている業務に困っている方はとても参考になると思います。

    0
    2025年05月24日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    給料のいい会社っていうイメージしか持ってなくて何してる会社なんかとか全然知らんかったけどとても面白かった

    0
    2025年04月29日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    キーエンスの強さの源泉について取材した本。挙げられていた例一つ一つは他社でも実践できそうなものであるが、それを数十年やり続ける姿勢、従業員にそうさせる仕組み化がキーエンスが突き抜けた要因だと感じた。
    具体的な実践ポイントは以下
    ・即納
    ・高付加価値事業のみに注力
    ・顧客の前でのデモ
    ・顧客管理システムの徹底
    ・毎日のロールプレイング
    ・部署間で争うのではなく社全体で高利益を目指す風土

    0
    2025年01月18日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    キーエンスの強さについて取材し、わかりやすく解説されている本。率直に面白かった。

    売り上げ利益率や給与ベースがすごい裏側には何か突飛な仕掛けがあるというわけではなく、地道な反復練習や管理がある非常にシンプルな構造のように思った。

    営業のためのロールプレイングを非常に多くの回数をこなし練習をしている企業が実際どれだけあるか、自分が仕事で必要となる能力を徹底的に反復練習する機械は、どの協会のどの企業にもあってしかるべきもののように思う。
    自分も徹底的に考える練習を積んでいくべきなのだと思った。

    0
    2024年12月07日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    当たり前のことをやりきるという意思がすごくある社風だと思いました。
    確かに他社で真似しようと思ってもすぐに反映するようなものでもないと感じました。
    あらゆる作業などの時間チャージ(対価)やKPIなど数値にとにかくこだわる、分析して改善するというのが参考になりました。

    0
    2024年10月05日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    転職斡旋をしている方々から、マネージャー・課長以上の管理職という役割での応募があった場合、キーエンスの人であれば係長・主任レベルの人からの応募でも会っておくという趣旨のコメントを読んだことがあります。キーエンスとはどんな会社なのだろう?と興味を持ちました。そして手にしたのが、高収益をあげており、従業員の給料も高額である会社、キーエンスを知ることができそうな本書です。
    工業用の機器を販売している会社です。製造業の中ではトヨタカンバン方式という手法が広く認知されており、できるだけ在庫を抱えず適正な稼働を生み出すことが良いとされています。しかしながら、このキーエンスという会社は、在庫を持たないという

    0
    2024年06月09日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    収益トップ企業の中身を知りたく読破。
    交渉履歴の共有。誰に会うか、何が不足しそうか、他にお困りの方はいませんか?〜とにかく幅広にあっている。分単位での日誌、面談後5分以内に記録する文化。
    18時からロープレを10分から15分開始。顧客側もさまざまな設定。年齢は関係なく改善点を言い合う。KPIがプロセス評価〜どれだけ実演したか。電話の件数。ロープレには台本がある。より細かな具体的な回答。分析シート〜累積取引社数、取引に関わった人数、商談に関わった人数、訪問者数、飛び込み回数、電話の発受信数、、、3人以上が打率が高い。ハッピーコール〜部下の提案がどうだったか上司が確認する。補足することが目的。電話

    0
    2024年05月30日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    思った以上に面白かった。どういう会社か結構謎だったのだけれど、想像よりも顧客思いな営業スタンスと独自の価値提供に同業者でなくても真似できることがたくさんだった。

    0
    2025年11月06日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    営業が強い会社のイメージやけど、それだけじゃなく粗利8割の商品開発もすごい。顧客にどんな価値を届けたら値段高くても買ってくれるか、が開発チームも営業販売チームも認識してて同じ方向向いてるんやろうな。日本での圧倒的な製品力と販売力が、今後どこまで海外にも浸透させられるのか気になる。
    財務的にはIR情報がほぼないし、決算説明資料や中期経営計画もないナメた会社やけど、それが顧客への価値提供には繋がらんからという判断なのは理解できる。とはいえ普通にはよ株式分割するべき、1株6万は高すぎ。個人株主は求めてないという経営陣の意志がよく伝わってくる。
    あと創業者に直接インタビューできんからって引用元が200

    0
    2025年04月01日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    徹底的に属人化を排除し、組織にナレッジを共有するシステムが構築できており、徹底したマーケットインでプロダクト開発を行う会社は、キーエンス以外ほぼないのではないか。
    上記を根付かせるために組織設計も相当上手く行っているはずで、上辺だけを真似しても上手くいかないと思う。どのようにアレンジして取り入れるかを良く考えなければならないと感じた。

    0
    2025年03月01日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    ・営業利益率50%を定常的に維持するキーエンスの仕組みが分かった

    ・パワー系の営業スタイルだと思っていたが、想像以上にシステマチックかつキーエンスの企業理念(世の中にまだ無い圧倒的に良いものを高く売る)を体現する文化が強く根付いている

    0
    2025年02月23日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    [期日](2025.01.21・火)
    [著者]西岡杏
    [出版]日経BP
    [要旨]
      ・「高収益企業」の経営システム
        を解き明かす。

    [感想]
      ・"仕事の属人性"を極力排する。
      ・社内情報の共有化。
      ・"個人プレイ営業"を排する。
      ・「時間チャージ」は、
       稲盛和夫「アメーバ経営」が
       ヒントと思われる。
      ・"お客様の言いなり"
       よりも潜在ニーズを
       掘り出す必要性。

    [総評]
       ◎高収益企業のノウハウは、
        他社でもやってる事柄ばかり。
        ただ、
        キーエンスは徹底している。
       ◎優秀な人材は、
        独立してスピ

    0
    2025年01月21日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    オススメ。
    非公式の社史。
    経営層などの幹部たちに読んで実行してもらいたい話。
    ただ、現場単位でも取り組める内容も多い。
    内容というよりか行動力、継続力。

    以下のように、うちの会社でも言葉で大事とか目標は掲げているが、全く出来ていないところ。
    第3章、p101
    何らかのフィードバックをして、次回の行動に繋げてもらう。やりっぱなしにはしない。キーエンスの基本的な行動原理。→反応があることでモチベーションに繋がる。
    第4章、p140
    オープンでフラットな職場。
    →会議は入室順、全員が全員に丁寧語。そこまで徹底すれば階層意識がなくなり、意見が言い合える。
    p144
    キーエンス全体としてどれだけ顧客

    0
    2024年11月10日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    最強企業キーエンスの内情に迫る著書。性弱説に基き仕組みで打ち取る。軍隊のような営業スタイルかと思っていたが、仕組みやインセンティブを工夫し、徹底的にお客様のためにという風土を醸成している。そりゃ従業員は成長するでしょう…

    0
    2024年06月11日
  • キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

    Posted by ブクログ

    普通かもしれないことを徹底的にやり切ると果てしなく遠くに行けることがよくよくわかる一冊。普通を徹底すると普通ではなくなりますね。すごい組織哲学だと思います

    0
    2024年05月19日