作品一覧

  • はたらく人文知

    はたらく人文知

    小説・文芸

    4.5
    1巻2,200円 (税込)
    いま人文知の現場はどこにあるのか? 働きながら考える人のための人文知の現在地を、「実践者」たちが議論した記録。「働く人にとって人文知とはどのようなものか」「人文知はそれぞれの仕事、暮らし、現場でどのような働きを持つのか」「人文知が誰も取りこぼさないようにするために何ができるか」――その手がかりになる視点や試みを示し、バラバラな現実を生きる私たちに共鳴する人文知の可能性を模索する。
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

    ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    「わからなさ」を抱えて生きる方法を熱論! 情報や刺激の濁流にさらされる加速社会は、即断即決をよしとする世界だ。私たちは物事を性急に理解し、早々に結論を出し、何でも迅速に解決しようとする。しかし、それでいいのだろうか。「ネガティヴ・ケイパビリティ」とは不可解な物事、問題に直面したとき、簡単に解決したり安易に納得したりしない能力のこと。わからなさを受け入れ、揺れながら考え続ける力だ。注目の若手論客3人が対話でネガティヴ・ケイパビリティの魅力と実践可能性に迫る知の饗宴!         *       *        * リスクや不確実性に満ちた社会を渡り歩くために、大半の人は余計な時間やコストをかけることを避け、身軽で即断即決のスッキリした生き方、悩みや疑いなどないスピード感ある生き方を追い求めています。そういう流れに抗して、私たちはこの本で「ネガティヴ・ケイパビリティ」の価値を訴えようとしています。本書の試みは、濁流の中に「よどみ」を作るような仕事だと言えるかもしれません。激しすぎる流れの中で、魚やその他の水生生物は暮らしを営むことができません。魚などが暮らしやすい環境には、「よどみ」があります。同じことが、人間の生態系にも言えるはずです。何事も変化し続ける社会において「よどみ」は、時代遅れで、回りくどく、無駄なものに見えますが、そういうものがなければ、私たちは自分の生活を紡ぐことに難しさを感じるものです。逆に言えば、この社会に「よどみ」が増えれば、前よりも少し過ごしやすくなります。(「はじめに」より)
  • 世界最先端の研究が教える すごい哲学

    世界最先端の研究が教える すごい哲学

    ビジネス・実用

    3.4
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 会社がリモートワークを導入しないのは悪いこと? 故人をバーチャルキャラとして「復活」させてもいい? 本当の愛には理由はいらない? 最新の面白い哲学の成果を、現役の研究者たちが紹介! 「哲学って、こんなことまで考えるの!?」「そんな発想があったのか!」これまでの哲学に対するイメージが大きく変わる、新しいスタイルの入門書です。 哲学に興味はあるけれど、難しそうで手が出なかった。哲学入門書を手にしてみたけど、途中で挫折してしまった。 そんな人も、本書を読めば哲学の面白さと幅広さを感じられるはず。驚きに満ちた哲学の世界へ飛び込みましょう!

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  • 増補 ネガティヴ・ケイパビリティで生きる ――答えを急がず立ち止まる力

    増補 ネガティヴ・ケイパビリティで生きる ――答えを急がず立ち止まる力

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻1,287円 (税込)
    最注目の俊英3名による、令和の必須文献。 変化の激しい現代社会で、どう自分の足場を築くことができるのか。 安易な解決に走らず、問いとともに生きる方法はあるのか。 哲学者と公共政策学者が、陰謀論から生成AIまで議論する。 令和の人文を象徴する鼎談が、約4万字の増補をくわえて文庫化。 解説 三宅香帆 【目次】 はじめに 第一の対話――2022/04/04 ▼イントロダクション ナラティヴと陰謀論をめぐって 第1章「一問一答」的世界観から逃れる方法――陰謀論、対人論証、ファシリテーション 第2章 自分に都合のいいナラティヴを離れる方法――フィクション、言葉遣い、疲労の意味 第二の対話――2022/05/07 ▼イントロダクション 地球を覆い尽くすアテンションエコノミー 第3章「アイヒマンにならないように自分の頭で考えよう」という言葉に乗れない理由――コンサンプション(消費)、アテンション(注目)、インテンション(意図) 第4章 信頼のためには関係が壊れるリスクを負わねばならない――マーケティング、トラスト、脱常識 第5章「言葉に乗っ取られない」ために必要なこと――SNS、プライバシー、言葉の複数性 第三の対話――2022/07/16 ▼イントロダクション 徳と観察をめぐって 第6章 自分のナラティヴ/言葉を持つこと――倫理、相対化、ナッジ 第7章 公と私を再接続するコーポラティヴ・ヴェンチャー――関心、実験、中間集団 第8章 イベントとしての日常から、エピソードとしての日常へ――観察、対話、ナラティヴ 第四の対話――2025/08/05 第9章 ネガティヴ・ケイパビリティにとって孤独とは何か――政治、クラフト、オルタナティヴ 第10章 AI時代の言葉を哲学する――ケア、孤独、熱狂 第11章 言葉はごまかせないもの――メタファー、沈黙、責任 解説 三宅香帆「饒舌な時代に、それでも言い淀む瞬間」 索引
  • バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学

    バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学

    ビジネス・実用

    4.1
    1巻1,023円 (税込)
    わかり合えない他者を、敵にしないために。 分断が極まり、「正しさ」がSNSでぶつかり合う社会で、私たちは他者といかに語り合えるか。アメリカの哲学者リチャード・ローティは、共通の基盤なき世界でそれでも人が共に生きる可能性を問い続けた。その哲学から、分極化の時代を生きるための知的作法を鮮やかに引き出す。大好評だった『100分de名著 リチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』』テキストを大幅改稿。死後に注目された「予言」や主著以外の発言にも光を当て、その思想の先進性をいま問いなおす。著者初の新書!

ユーザーレビュー

  • 増補 ネガティヴ・ケイパビリティで生きる ――答えを急がず立ち止まる力

    Posted by ブクログ

    言ってることは具体的でわかりやすく頭に入るが、
    しかし、何の話をしているのか、なかなか理解のできない対談だった。

    テーマはタイトル通り「ネガティヴ・ケイパビリティ」
    しかし、対談の中身がネガティヴ・ケイパビリティについて語られているのか
    さっぱりわからない。
    わからないけど、話している内容は、なんとなくなじみがある。
    政治関係の話題が多いせいもあろう。
    構わず読み進めて、なんとなく全体像が見えてきた、気がしてきた。

    メタ認知的な話なのではないか。
    ノリで物事を決めるのでなく、熟考しよう、と言っているのではないか。
    と。

    今回「増補」とあるように、この本、数年前に刊行され、
    「願生き」と略されるほど話題になり、
    しかし「結局ネガティヴ・ケイパビリティってわからない」というコメントも多くもらった、と、
    今回増補された4つ目の対談で語られている。
    私の感想ももっともなのだ。

    それでいいのだろう。
    なにせ今の世の中、ズバッと決めることを善しとしすぎているところがある。
    もちろん、日本は他国に比べ判断が遅く、それがビジネスチャンスを逃している、
    とよく言われる。
    そういう分野もあるだろう。
    しかし、今の某首相のように、ろくに考えもせず言い切る
    (これをポジティブケイパビリティというのか?)
    をすればあちこちに軋轢を生むのは当然なのだ。
    反知性主義は安倍政権時代から言われていたこと。
    自民が、維新が、参政が、ますますその度合いを強めていく。

    立ち止まってほしいものだ。





    はじめに
        
    第一の対話――2022/04/04
    ▼イントロダクション ナラティヴと陰謀論をめぐって
    第1章 「一問一答」的世界観から逃れる方法――陰謀論、対人論証、ファシリテーション
    第2章  自分に都合のいいナラティヴを離れる方法――フィクション、言葉遣い、疲労の意味

    第二の対話――2022/05/07
    ▼イントロダクション 地球を覆い尽くすアテンションエコノミー    
    第3章 「アイヒマンにならないように自分の頭で考えよう」という言葉に乗れない理由――コンサンプション(消費)、アテンション(注目)、インテンション(意図)
    第4章 信頼のためには関係が壊れるリスクを負わねばならない――マーケティング、トラスト、脱常識
    第5章 「言葉に乗っ取られない」ために必要なこと――SNS、プライバシー、言葉の複数性

    第三の対話――2022/07/16
    ▼イントロダクション 徳と観察をめぐって    
    第6章 自分のナラティヴ/言葉を持つこと――倫理、相対化、ナッジ
    第7章 公と私を再接続するコーポラティヴ・ヴェンチャー――関心、実験、中間集団
    第8章 イベントとしての日常から、エピソードとしての日常へ――観察、対話、ナラティヴ

    第四の対話――2025/08/05
    第9章 ネガティヴ・ケイパビリティにとって孤独とは何か――政治、クラフト、オルタナティヴ
    第10章 AI時代の言葉を哲学する―― ケア、孤独、熱狂
    第11章 言葉はごまかせないもの――メタファー、沈黙、責任

    解説 三宅香帆「饒舌な時代に、それでも言い淀む瞬間」    
    索引

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    2026年10月21日
  • バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学

    Posted by ブクログ

    個人個人の正しさで溢れかえってしまったSNSはもはや地獄だし、現実社会でも力を持った大国が正義という拳で殴り合っている。私たちの生活のいたるところに「正しさ」で殴り合う状況が見られる。

    このバラバラになってしまった世界でどう生きるかをローティの哲学を梃子に論じているのが本書である。息苦しい公的空間としてのバザールと危険をはらむ私的空間としてのクラブの例えは秀逸だし、バラバラを乗り越えるためには答えを導くことを目的とする議論や対話ではなく、何気ない会話が必要だというのも納得感がある。正義を纏った言葉は鋭利で人を傷つける。それは安易に公的空間ですべきではない。対立したり意見が異なったりする人とも会話を続けたほうが共に生きてる感があって攻撃性は弱まる気もする。ローティの哲学は今の時代にしっくりくる。

    ただひとつ課題もあるように思う。それはローティの哲学自体が西洋世界の知識基盤をベースに組み立てられていることだ。会話は1人では成り立たない。相手が西洋世界の知識基盤を持たず、むしろ嫌悪してる場合、そもそも会話は成り立たない。自国の歴史が世界の中心であると考えてる人や信じている神こそすべてと思っている人、そもそも知識基盤が脆弱な人などの前でローティの哲学は無力で、西洋社会対その他の社会の対立解消の手段にはならなそうにも思う。

    話のわからない人や国との付き合い方の解決策にはならないかもしれないが、それでも共通の社会規範やアイデンティティを有するまとまりのなかで同他社と生きるかは学ぶべき点が多い。イマココがクラブなのかバザールなのかは常に意識したい。

    0
    2026年10月11日
  • バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学

    Posted by ブクログ

    「ことばづかいが変われば人間は変わるし、流通することばが変われば社会も変わる」という一文が私にとってものすごく大きな希望に見えた。会話についてや正しさについてなど好きな話もたくさんあったけど難しかった!もう一回読み直してもっと理解したい!

    【読んだ目的・理由】タイトルに惹かれて
    【入手経路】買った
    【詳細評価】☆4.5
    【一番好きな表現】ことばづかいが変われば人間は変わるし、流通することばが変われば社会も変わる。(本文から引用)

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    2026年10月05日
  • バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学

    Posted by ブクログ

    まさにタイトル通り。
    いま少なからずこのバラバラな世界で生きることに悩んだり、自分のスタンスについて考える機会があると思うので多くの人に読まれることが大切だな、と。
    一方で、この本に興味が湧かない人の思考があるのでその対比、そのような人とも生きる必要がある。
    この言語化できないモヤモヤに対して刺さりました。ローティが今注目される理由を、知ることができた印象。

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    2026年10月05日
  • はたらく人文知

    Posted by ブクログ

    令和人文主義がなんなのか、おぼろげだが見えてきた。

    界隈で倫理学が流行しているというのは初めて知った。

    0
    2026年09月29日

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