長谷川あかりの作品一覧
「長谷川あかり」の「長谷川あかりの「あたらしい」きほんの料理 自由で作りやすい、誰でもおいしくできる。」「タコ セロリ アボカド」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
自分に優しくするなんてワードは1回も出てきてないのに自分に寛容になれる気がした一冊でした。読んで良かった。
渋い幼少期を送ってきた長谷川あかりになぜか強い親近感を覚えた
照れ屋な家族という表現がすごく心に残った。私の家族も素直な表現をあまりしないドライな空気があるが、これも「照れ屋」と考えると妙に腑に落ちた
褒められたい、期待に応えたい、頷かせたいという想いが人一倍強いことは、決して悪いことでもないのかもしれない
あの頃ああしとけば良かった、というたらればがつい口癖だが、自分という深みを形成しているのは紛れもなくこれまでの経験がつくってきたのを、認めれそう
好きの軸が際限なく一直線に伸び、時には他者を巻き込む長谷川あかりは、自身がそれに気付いていないことも含めて魅力だと思う
Posted by ブクログ
むちゃくちゃよかった!想像してたよりずっと文筆家!!!ラジオであれだけ面白く話せるならエッセイ本も楽しいだろうとは思ってたけど、声が乗ってない分ラジオより数段階落ち着いているというか、朗らかな日常の中に滲む少しの寂しさも垣間見えて一瞬で引き込まれた。
料理にまつわる小噺って感じだけど夫のエピソードもかなり多くて、私としてはそれがかなり良かった。夫のキャラが良い(そして長谷川あかりが夫を魅力的に書くのもうまい、大好きなんだろうなと伝わる)し、自分とは違う文化で育ってきた人からエネルギーをもらう感覚にも頷けるし、江國香織の『いくつもの週末』を読んだときのようなときめきを覚えた。江國と違って不穏(あるいは諦念)エピソードはないけど、恋愛とは別ベクトルでの妥協だったり後悔だったりは出てくるので、前述した寂しい雰囲気も少しだけある。隠し味程度に。
しんみりした感情は明るくあたたかい日常の話があってこそ効いてくるのも踏まえて、長谷川あかりは本当にバランス感覚がいい人間なんだろうなあと思う。人生を早取りしてきたからなのか? それとも芸能界→バイト→大学→料理研究家という経験値なのか? 過去の面白エピソードを読んでいると、猪突猛進型というか自分の興味関心にまっすぐな印象なので、そこからバランスが整うことってあるんだと驚きつつ、でもぜったい居心地(食べ心地?)の良さを作り出す天性の才能があるよ〜〜〜と思うなど。手元に欲しい本だった。
・家庭料理はずっと続いていく
・どこまで自分がやってあげたいと思うのか、どこから苦しくなってしまうのか