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  • ストーリーが世界を滅ぼす―物語があなたの脳を操作する

    ストーリーが世界を滅ぼす―物語があなたの脳を操作する

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻2,200円 (税込)
    なぜ私たちはあの人の論破にだまされるのか。 事実と物語は混ぜるな危険! 陰謀論とフェイクが溢れる世界で生き抜く「武器としての思考法」。 文明を築くのに一役を買ったストーリーテリング。その伝統あるストーリーテリングが近い将来文明を破壊するかもしれない。 ストーリーテリングアニマルである私たち人間の文明にとって、ストーリーは必要不可欠な道具であり、数え切れない書物がストーリーの長所を賛美する。 ところが本書の著者ジョナサン・ゴットシャルは、ストーリーテリングにはもはや無視できない悪しき側面があると主張する。 主人公と主人公に対立する存在、善と悪という対立を描きがちなストーリー。短絡な合理的思考を促しがちなストーリー。社会が成功するか失敗するかはそうしたストーリーの悪しき側面をどう扱うかにかかっている。 陰謀論、フェイクニュースなど、SNSのような新しいテクノロジーがストーリーを拡散させ、事実と作り話を区別することはほとんど不可能になった。人間にとって大切な財産であるストーリーが最大の脅威でもあるのはなぜなのか、著者は説得力をもって明らかにする。 「ストーリーで世界を変えるにはどうしたらいいか」という問いかけをやめ、「ストーリーから世界を救うにはどうしたらいいか」と問いかける書。 スティーブン・ピンカー、ダニエル・ピンク絶賛!

ユーザーレビュー

  • ストーリーが世界を滅ぼす―物語があなたの脳を操作する

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    ネタバレ

    物語=なびかせるもの。ナッジのように意識の奥底(無意識?)に潜み、口伝や共感により感染していく
    全体主義のためには物語の統一化が必要。防ぐ手立ては物語の語る自由→ただしニュースはドラマと化す(ネガティヴィティバイアス)対立や騒動に、そして勧善懲悪となる。「血と暴力でインクと紙が売れる」
    小説を読むと、主人公(仲間)に共感し、敵(他者)に怒りを覚える。愛は地球を救わない
    プラトン「物語にもっとも大事なのは何か?真実であることか、それとも役に立つことか」

    0
    2026年10月17日
  • ストーリーが世界を滅ぼす―物語があなたの脳を操作する

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ストーリーが世界を滅ぼす
    ――物語があなたの脳を操作する

    序 章 物語の語り手を絶対に信用するな。だが私たちは信用してしまう
    第1章 「ストーリーテラーが世界を支配する」
    第2章 ストーリーテリングという闇の芸術
    第3章 ストーリーランド大戦
    第4章 「ニュース」などない。あるのは「ドラマ」のみである
    第5章 悪魔は「他者」ではない。悪魔は「私たち」だ
    第6章 「現実」対「虚構」
    終 章 私たちを分断する物語の中で生きぬく

    なかなか衝撃的な本でした。物語が人の認知に与える影響は強力で、人に印象付けるためには物語の形式が最も優れていることは知っていましたが、本書で物語はそれ以上の威力があることを再認識しました。
    物語は人の進化の過程で人を団結させるために脳に組み込まれてきたわけですが、団結するということは団結の輪の外の人たちを作るということ。そして、物語は常に輪の外の人たちを邪悪な敵、別の人たちに仕立て上げてそれを攻撃したり排斥したりすることによって団結を保つために使われてきたし、それを脳が逃れることは非常に難しいことを理解できました。
    SNSは大小さまざまな物語を通して、輪の内と外に分断する道具として大きな役割を果たすことによって、今見る分断を世界中に広めています。
    アメリカの某大統領の話が書かれていますが、彼は物語を通して偉大なアメリカを再びというスローガンで保守層を団結させ、その威力は左派が提示するファクトをことごとく粉砕してきたのは周知の事実だと思われます。
    物語への対抗手段として理性と科学があるが、理性は感情に容易に屈してしまうし、科学は科学者のリベラル化により保守層からは信じてもらえなくなりつつある。
    そんな状況の中でAIによる画像やテキストの合成により、フェイクは形を与えられ、ファクトは瀕死の状況となっていくという予想は当たらずとも遠からずの印象があります。
    はて、さて、物語好きの竹蔵としては困った状況ですが、自分が物語を読んでいることを意識の片隅に置くことで、少しは狂信的になるリスクは避けられると願っています。
    小説を読んだり映画を見たりするのは楽しいですから・・・

    竹蔵

    0
    2026年09月26日
  • ストーリーが世界を滅ぼす―物語があなたの脳を操作する

    Posted by ブクログ

    人間社会は、物語の影響を受けるという話。
    自分が意識することなく、自分の判断に影響を与えるし、差別を引き起こすことさえある。
    役立つ書籍。

    ゴッドシャルの父のセリフ「善人でいられる贅沢を手にしているだけだ」が印象的。
    善人でいられるのは、そういう環境に産まれた偶然に恵まれただけという言葉が深いです。

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    2025年12月27日
  • ストーリーが世界を滅ぼす―物語があなたの脳を操作する

    Posted by ブクログ

    人は物語が持つ力の大きさを見くびり過ぎているのだと思う。人類にとって物語は薬であり毒。物語の持つ力の大きさを今一度見つめ直そう。逃れられない物語との付き合い方を考えてみよう。という良書

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    2025年08月07日
  • ストーリーが世界を滅ぼす―物語があなたの脳を操作する

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    すごい興味深い内容だった。
    自分が持っている知識は、自分が見つけ出した知識ではなく、他人が持っていた知識を信じている。みたいなのとかね。
    それなのに著者のあの人が嫌いすぎる文章が強すぎて、笑ってしまう。
    貴方のそれはナラティブに支配されている状態なのでは?
    これ、ちゃんと自分が嫌いという気持ちに支配されている(あの人が悪というストーリーを自分が作り出している)と自覚されながら書いてるんだよね?
    でも、読んでいるとそういう俯瞰して自分を見てないような気がして……少しあの人への悪い描写を削った、というところはあっ、ちょっとは俯瞰してみてるんだ。と思ったけど、そこだけだったしなぁ。
    そのちぐはぐさがめちゃくちゃ面白かったです。

    0
    2025年03月28日

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