関口正司の作品一覧
「関口正司」の「自由論」「功利主義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「関口正司」の「自由論」「功利主義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
・一回通読。主体性を強いる命令というダブルバインドから、人生及び思想の形骸化空洞化を感じ、精神の危機に陥ったミル。自然・芸術・論敵・伴侶との出会いと交流を通じて、有徳な人々による非利己的な行為や、快楽の質的差異としての尊厳の感覚などを見出し、父やベンサムの理論を拡張。自由原理に基づき、民主主義に立ちはだかる3つの専制、多数、エリート、良心の専制への警鐘をならす
・知の巨人達の肩に乗っていることを自覚できていたとしても、自身の主義主張行為が形骸化空洞化していることには気付き辛いかもしれない。ミルによる思想討論の自由への言及、特にその自由が脅かされることによる弊害としての、無謬性の幻想、思想の空洞
Posted by ブクログ
個人の自由の限界について論じた、政治哲学の古典。
JSミルの、個人の自由を擁護することで社会を発展させようとする意欲に溢れた、非常に力強い筆致が印象的であった。
あまりにも重要なエッセンスが多く、とてもレビューでは語りきれない。印象に残った点を一つ挙げるとすれば、ミルはかなり厳格に個人に関する領域と社会に関する領域を分けて考えているということである。公益を侵害したり他人に対する義務を果たさないわけではなく、ただ個人の責任にのみ帰せられる事柄について、社会が介入することを強く禁じているのである。個人の自由を最大限尊重し、社会の幸福を最大化するというミルの思想は徹底しており、論理に隙がない。現
Posted by ブクログ
19世紀英国の思想家であるミルの代表作になります。本書は題名の通り「自由」について論じている本ですが、冒頭にも書かれているように、各人の市民的、社会的自由はどのように定義されるのか、を論じています。端的にいってしまえば、最終章に書かれている2つの格率が結論になります。第1に「個人は彼の行為が彼自身以外の何びとの利害とも無関係である限りは、社会に対して責任を負っていない」こと、第2に「他人の利益を害する行為については、個人は責任があり、また、社会が、その防衛のためには社会的刑罰または法律的刑罰を必要とする場合には、個人はそのいずれかに服さなければならない」ということです。そしてそれを説明するため