作品一覧

  • バートルビー/船乗りビリー・バッド

    バートルビー/船乗りビリー・バッド

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    ウォール街の法律事務所で働くことになったバートルビーは筆耕を仕事にするが、だんだんと「仕事」を断るようになり、あらゆる依頼や命令に対して「わたしはしたくはありません」と言い張るようになる。そして最後には刑務所に送られて、食事を拒んで死にいたる。ビリー・バッドは平凡な水夫だが、不条理で抗いがたい宿命の糸にたぐられて、やがて古参兵曹長を撲殺してしまう。だが、軍法会議では、死刑を宣告されて絞首刑に処される。この作品は孤絶のなかで沈痛な思索の火を絶やさなかったメルヴィルの遺作となった。
  • シリーズ日本近現代史 1 幕末・維新
    完結

    シリーズ日本近現代史

    ビジネス・実用

    4.0
    全10巻946~1,100円 (税込)
    黒船来航から,明治維新へ──激しく揺れ動いた幕末・維新とはどういう時代だったのか.東アジア世界に視点をすえ,開国から西南戦争までを最新の研究成果に基づいて描く新しい通史.従来から「屈服」したと言われてきた幕末外交システムを再評価し,それが維新政府に継承されていく過程を明らかにする.シリーズ第1冊.

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  • 戦争を展示する 戦争博物館の過去・現在・未来

    戦争を展示する 戦争博物館の過去・現在・未来

    ビジネス・実用

    -
    1巻4,400円 (税込)
    戦争を可視化し何を伝えようとしているのか 戦争博物館は「何のために、何を、いかに」展示しているのか。世界の博物館から56館を選び、設立の経緯や展示物などの概要を提示。15のテーマと8つのコラムから博物館をとりまく問題や、変化する姿とその意味を考察する。 ※本書は大月書店刊『戦争を展示する:戦争博物館の過去・現在・未来』の電子書籍版です。 【目次】 第Ⅰ部 日本と世界の戦争博物館56選 第Ⅱ部 戦争博物館をめぐるさまざまな視角 第1章 戦争博物館の始まり コラム1 戦後日本の博物館の発展、その現状と課題 第2章 ナショナリズムを克服する歴史博物館 コラム2 東アジアの現状 第3章 戦争博物館の新動向 コラム3 コンピエーニュの客車 第4章 展示と演出 コラム4 「商品化」される戦争? 第5章 軍隊の歴史をいかに展示するか 第6章 国境地域の戦争博物館 第7章 古戦場博物館から見る戦争 コラム5 二つの「遠い昔」の古戦場博物館 第8章 ベルリン 博物館コンプレックス 第9章 市民が作る戦争博物館 コラム6 「反戦」、「平和」を謳うドイツの博物館 第10章 兵士の表象 第11章 戦争を「消費」する コラム7 慰霊・追悼と博物館 第12章 創られる戦争と博物館 第13章 アイデンティティ・ポリティクスと博物館 第14章 惨劇の記憶 コラム8 博物館としての戦跡 第15章 戦後八〇年を迎えて 【著者】 佐々木真 駒澤大学教授。専門は近世・近代のヨーロッパ史・軍事史。 原田敬一 佛教大学名誉教授。専門は日本近現代史・都市史・軍事史。 松本彰 新潟大学名誉教授。専攻はドイツ近現代史。

ユーザーレビュー

  • シリーズ日本近現代史 3 日清・日露戦争

    Posted by ブクログ

    P240
    「植民地支配」とは、いかに本国が資本投下しようと、本来それは本国の繁栄のためであって、逆ではない。「憲法」という法は、国民国家の知恵の一つである。国民の権利と義務を規定し、人種や民族、思想や信条など人によって異なっていても、人間としての扱いに差異を認めない。植民地の存在はそうした憲法のあり方と矛盾する。
     長い間その矛盾に苦しんだフランス共和国は、結局一九六二年三月、アルジェリアの独立を認めて、矛盾の解消へと向かう。その中でフランスの現代思想家たち、サルトルらが問題提起を続け、世界に衝撃を与えていった。帝国という歴史のもたらした結果としての植民地をなぜ放棄しなければならないのか、という大きな思想的課題を突き抜けることなく、一九四五年の敗戦という、いわば「外圧」によって台湾や朝鮮を手放すことになった近代日本は、安易に「植民地問題」を「解決」したのだ、という歴史的経緯を繰り返し思い出さねばならない。

    0
    2026年10月11日
  • シリーズ日本近現代史 3 日清・日露戦争

    Posted by ブクログ

     日本の近現代史の中でも。日清戦争から日露戦争という日本が薄氷の上を歩いてなんとか2つの戦争に勝利し「帝国の版図を拡大」した時代のこと。台湾や朝鮮といった植民地を持ち内地と外地が誕生して歪なダブスタが生まれてきた。

    0
    2026年08月06日
  • シリーズ日本近現代史 3 日清・日露戦争

    Posted by ブクログ

    自身の興味がある日本の近現代史に関する岩波新書です。
    岩波新書から「シリーズ日本近現代史」として出版されている全10冊の中の一冊です。この本は、「日清・日露戦争」についてです。

    専門家により書かれた新書なので、私が今まで全く知らなかった歴史上の事実が時系列で書かれています。これまで私は、幕末・維新を題材にした小説は、結構読んできました。いわゆる司馬史観にしっかり浸かっています。
    また、歴史を教育で学ぶのは、エポックメイキングな出来事をスポット的に知ることだと思っていますが、教科書に載る「出来事」は、その出来事に行き着くための非常にたくさんの要素が混ざり合いながら出現するんだと、この新書を読んで改めて、気づかされました。その中の何か一つの要素が違う動きをすれば過去の出来事は、違った形になったのでは無いかとの思いを強く持ちました。

    第4章に「台湾征服戦争」という章があります。
    日清戦争後に、日本が清朝から台湾を割譲されています。
    時々、台湾の人に貢献した日本人の話がTV番組で紹介される事や、日本の台湾統治は上手くできていたという主旨の言葉も耳にすることもあります。
    この新書の中では、日本が台湾を植民地にするために「台湾征服戦争」と評される事実があったことが記されています。このような事実は教育の中では触れられないし、誰からも聞く機会も用意されていません。「清に勝ったので、台湾を貰った」という認識しか持っていなかったことを考えれば、自分の耳目をきちんと史実に向けなくてはならないと感じました。まだまだ何も知らないという感覚を持ちました。

    2026年、18冊目でした。

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    2026年07月24日
  • シリーズ日本近現代史 3 日清・日露戦争

    Posted by ブクログ

    他の人もいうようにやや難読だけど、まとまりがないわけではなく、実証的かつ具体的で、だからこそ臨場感がある名著だと思う!

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    2026年04月16日
  • シリーズ日本近現代史 3 日清・日露戦争

    Posted by ブクログ

    断絶した個別の戦争史ではなく、一貫した日本の舵取りの難しさを感じた。良心もあったけど、主流にはならない。主流はプラグマティズムときどき奢りである。朝鮮、清の蹂躙ぶりの原因がつぶさに記述されていないのが残念。しかし、やっと日本の歴史がおぼろげながら浮かび上がってきた。天皇の責任は重かったのだな。

    ・天皇史上初の神前結婚式
    ・不潔と匂いと優劣と殺戮
    ・十九世紀以降のアジアの危機は日本が呼び起こした。
    ・国語の誕生

    0
    2014年03月28日

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