作品一覧

  • 読書の役割、教養のゆくえ
    2.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆〔対談〕市場・AI・資本主義 書籍から照らす日本の経済社会▼山形浩生×井上智洋 ◆進化論がもたらす「知のパラダイム転換」 自然科学は人文・社会科学を吞み込むのか▼橘 玲 ◆ビジネスに役立ち、成功へつながる──!? ファスト教養は何をもたらすのか▼レジー ◆読書会という試み 人生100年時代の問いとコミュニティ▼山本多津也 ◆なぜ批評は嫌われるのか 「一億総評論家」の先に生じた事態とは▼速水健朗 ◆A5判ムックに刻印された90年代 雑誌が「時代を映す鏡」だった時代▼鴇田義晴 ◆勉強をしてこなかった僕が考える教養 心のゆとりを得るために小説を読む▼けんご
  • 効率重視の教養は本物か
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●文字リテラシーを守るために何ができるか 武田 徹 ●〔鼎談〕ファストな社会の歩き方 倍速視聴から誇示的消費まで 稲田豊史×レジー×佐々木チワワ ●真に面白いものは本とヒューマニティから生まれる 落合陽一 ●新自由主義の行き着く先で 加速する社会に抗うために 木澤佐登志 ●強制的なつながりが縮小する時代 最適化・リスク回避を目指す人間関係の行く末 石田光規 ●音楽の聴き方に見る時間のリベラリズム 鮎川ぱて ●流行りのビジネス書と「論破」ブームが生み出す不毛地帯 面白い知的作業のために何ができるか 堀元 見
  • 東大生はなぜコンサルを目指すのか
    4.1
    東大生の就職人気ランキング上位をいつのまにか独占するようになった「コンサル」。この状況の背景にある時代の流れとは? 「転職でキャリアアップ」「ポータブルスキルを身につけろ」そんな勇ましい言葉の裏側に見えてきたのは、「仕事で成長」を課せられて不安を募らせるビジネスパーソンたちの姿だった。時代の空気を鋭く切り取った『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』の著者が、我々が本当に向き合うべき成長とは何なのかを鮮やかに描き出す。圧倒的な努力や成長への強迫観念に追い立てられている人たちのための一冊。
  • ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち
    4.0
    【「教養=ビジネスの役に立つ」が生む息苦しさの正体】 社交スキルアップのために古典を読み、名著の内容をYouTubeでチェック、財テクや論破術をインフルエンサーから学び「自分の価値」を上げろ――このような「教養論」がビジネスパーソンの間で広まっている。 その状況を一般企業に勤めながらライターとして活動する著者は「ファスト教養」と名付けた。 「教養」に刺激を取り込んで発信するYouTuber、「稼ぐが勝ち」と言い切る起業家、「スキルアップ」を説くカリスマ、「自己責任」を説く政治家、他人を簡単に「バカ」と分類する論客……2000年代以降にビジネスパーソンから支持されてきた言説を分析し、社会に広まる「息苦しさ」の正体を明らかにする。 【おもな内容】 第一章 ファスト教養とは?―「人生」ではなく「財布」を豊かにする 「ファスト教養」と「教養はビジネスの役に立つ」/「教養」と「金儲け」をつなぐ「出し抜く」 第二章 不安な時代のファスト教養 「脅し」としての教養論/読書代行サービスとしての「中田敦彦のYouTube大学」/世界のエリートのように「美意識」を鍛える必要はあるか/ファスト教養は「オウム」への対抗策になるか 第三章 自己責任論の台頭が教養を変えた 「ホリエモンリアルタイム世代」が支えるファスト教養/勝間和代は自分の話しかしない/教養×スキルアップ=NewsPicks/橋下徹と教養の微妙な関係/ひろゆきが受け入れられた必然/ファスト教養に欠落しているもの 第四章 「成長」を信仰するビジネスパーソン インタビュー1 着々とキャリアアップする三〇代/インタビュー2 大企業で自問自答する二〇代 第五章 文化を侵食するファスト教養 「ファスト映画」と「ファスト教養」/ファスト教養視点で読み解く『花束みたいな恋をした』/AKB48と「ネオリベ」/利用される本田圭佑/「コスパとエンターテインメント」の先に何を見出すか 第六章 ファスト教養を解毒する ファスト教養をのぞくとき、ファスト教養もまたこちらをのぞいているのだ/リベラルアーツとしての雑談、思考に必要なノイズ/「ジョブズ」を理解する受け皿になる

ユーザーレビュー

  • ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち

    Posted by ブクログ

    ファスト教養的なもの(コスパ タイパ) と ファスト教養的でないもの(古き良き教養) の2項対立から脱構築して 次の教養のあり方 を筆者自身が悶えながら構築していく方向性がとても良かった。

    自分の心の中に巣食う ファスト教養的なものを求める力 と そうではない力 両方とも認めてあげて次にどうあれるかを示しているのがよかった。それも分かりやすいやり方でなく、根本的で地味だけど最終的に実る=(本当の)コスパがいいやり方で。


    0
    2026年03月30日
  • ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち

    Posted by ブクログ

    手に取った理由は、三宅香帆さんの書籍に載っていて印象に残っていたから。というのもあるが、ファスト教養が何を示しているか分からないけど自分も10分で答えを求めているのではないか、という自覚があったから。

    いざ読み始めると、読む手がなかなか止まらなくなるほど興味深かった。
    そして、感想を言語化するのは正直難しい。本書が悪いわけではなく、感じたことを言葉にする頭がない。理解が足りてないから何度か読む必要がある。
    ので、今はひとまず順序とか関係なく思ったことを箇条書き。

    ・本書でファスト教養と言われる動画も一時期よく見てたけど違和感があった。見てる時は面白いけど、意味があるのかな?と。例えるなら、

    0
    2026年03月30日
  • 東大生はなぜコンサルを目指すのか

    Posted by ブクログ

    「成長」とは何なのか、自分は本当に「成長」を求めているのか、「成長」した先には何があるのか。

    そんなことを、一度立ち止まって考える機会をこの本がくれた。

    〈特に印象に残った点〉
    ・「成長したい」と思っているその感情は、自分の内側から湧き出てきたものか?周りから、そう促されているだけなのではないか?
    ・「成長」というのは、仕事(ビジネスパーソン)としてだけではなく、それ以外の領域(趣味や家庭)での「成長」もすべて含めて考えるべき。

    私自身、都道府県庁の公務員として働いており、特に公務員は、「転職しにくい」「民間で通用しない」と言われ、ビジネスパーソンとしてのスキルアップをかなり強めに促され

    0
    2026年02月18日
  • ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ファスト教養の考えは、①全てはお金とコスパ。②失敗しても自己責任というのが結論だろう。しかしこの本を読んだ感想としては、こんなことを言うのがいかに恥ずかしいか。そんな赤面をしてしまう。
    中田敦彦とかひろゆきとか一時期見てたなっていうものを、俯瞰で社会として捉えている。
    社会人でしんどい時に、ぼーっとYouTubeで意識高い系が連なっていた心理を言語化してしまう。
    結局お金中心で、その指標のために何を頑張るかというのがファスト教養。
    ノイズを可能な限り排除して、最適化を求めるのを待ってたんだなっていうのと果てしない。不安。無力感。そういったものをうまく絡め取られていたような。
    彼らが見る動画をバ

    0
    2026年02月05日
  • ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち

    Posted by ブクログ

    作者自身がファスト教養を完全に否定しているわけではなく、現代を生きてたら取り込まれそうになるよねというスタンスなのが良かった。私もそちら側だったこともあるし、すごく理解できるので。
    でも同時に、自己責任論に偏り過ぎた影響力のある著名人の発信にも危うさを感じていたので、言語化されていてすっきりした。

    0
    2026年01月24日

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