今年読んだ本の中でもかなりのヒット!でした(*^-^*)
『リ・インベンション』とは、今ある製品(特に成熟期や衰退期にあるすでに消費者が見慣れた製品)を、最新の技術やニーズの変化に対応して、一からやり直そうとすることです。
その時に大事なことは、
製品のコンセプト「誰に、何を、どのように提供する
...続きを読むモノなのか?」を見直してみること。
例えば、iPhoneはイノベーションだったのでしょうか?
斬新な技術を新発明したわけではありません。Appleが掲げた新たな視点のコンセプトから、既存の技術を結集して生まれた製品です。
これは、イノベーションではなく、『リ・インベンション』と言えるのかもしれません。
本書には、非常に魅力的であり、「これこそ現状に不満があって、求めていたモノだ!」という製品が多数紹介されています。
「サイクリング用ヘルメットを見えない化した『ホヴディング』」
「自転車のライトを一から創り直した『レボライツ』」
「キッチン用品を欠点探しから始めて一から創り直す『OXO』」
「扇風機の欠点を解消した『ダイソン』」
「家庭に本格エスプレッソの楽しみを運んでくれた『ネスプレッソ』」
中には存在すら知らなかったこともあり、どの製品もコンセプトも非常に目から鱗でした。
さらに、その製品のストーリーも深く知ることができて、より製品に対する愛情が湧いてきます。
ものづくりに関わる方だけでなく、皆に読んでみてもらいたい一冊です。
普段何気なく使っていた、身の回りの製品を見る目が変わります!