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「三品ゼミ」の「リ・インベンション―概念のブレークスルーをどう生み出すか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「三品ゼミ」の「リ・インベンション―概念のブレークスルーをどう生み出すか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
笑う消費者、泣く企業。
■再読の背景
最近読んだ「武器としての資本論」にあったイノベーションに対する考察が興味深かったで、あらためて本書を読み返した。資本論には"笑う消費者"の考察はないものの、イノベーションに成功しても労働者(ひいては生産者)がなぜ幸せになれないのか、報われないのかという視点があり、本書と共通している点が興味深い。
相対的な生産手段の獲得(絶対的な手段=労働力の増加ではない、すなわちイノベーションによる高機能化、コストダウン)は消耗戦である…と。
■概要/感想
では結論、イノベーションへの解は何か?
それは「リ・インベンション〜前衛への挑戦〜」であると筆者は言う。
私の中では「資本主義そのものや、その緩衝地帯であったフォーディズムが終焉を迎える世界で、資本vs労働者の階級闘争にケリをつけ、全ての人が生産者になる世界を実現させる」ことだと解釈する。そのための一つのアプローチとして、本書「リ・インベンション」が有益な示唆に富むことは間違いない。
特にフォーディズムから抜け出せない日系企業、慌てて舵を切りネオリベ化した大企業に対して、経済学の視点でなく、経営学(特に経営戦略)の視点で痛烈なメッセージを与えてくれており、規格大量生産から抜け出す必要に迫られた企業にとっては必読である。
Posted by ブクログ
今年読んだ本の中でもかなりのヒット!でした(*^-^*)
『リ・インベンション』とは、今ある製品(特に成熟期や衰退期にあるすでに消費者が見慣れた製品)を、最新の技術やニーズの変化に対応して、一からやり直そうとすることです。
その時に大事なことは、
製品のコンセプト「誰に、何を、どのように提供するモノなのか?」を見直してみること。
例えば、iPhoneはイノベーションだったのでしょうか?
斬新な技術を新発明したわけではありません。Appleが掲げた新たな視点のコンセプトから、既存の技術を結集して生まれた製品です。
これは、イノベーションではなく、『リ・インベンション』と言えるのかもしれません。
本書には、非常に魅力的であり、「これこそ現状に不満があって、求めていたモノだ!」という製品が多数紹介されています。
「サイクリング用ヘルメットを見えない化した『ホヴディング』」
「自転車のライトを一から創り直した『レボライツ』」
「キッチン用品を欠点探しから始めて一から創り直す『OXO』」
「扇風機の欠点を解消した『ダイソン』」
「家庭に本格エスプレッソの楽しみを運んでくれた『ネスプレッソ』」
中には存在すら知らなかったこともあり、どの製品もコンセプトも非常に目から鱗でした。
さらに、その製品のストーリーも深く知ることができて、より製品に対する愛情が湧いてきます。
ものづくりに関わる方だけでなく、皆に読んでみてもらいたい一冊です。
普段何気なく使っていた、身の回りの製品を見る目が変わります!