作品一覧

  • お夜食処おやさいどき 癒やしと出逢いのロールキャベツ
    4.5
    1巻924円 (税込)
    「こちらが今宵の、お客さまのお夜食です」北海道札幌市。転勤直後で疲労を重ねていた望は、ある夜『お夜食処おやさいどき』と出逢う。そこには女性店主の魅惑の夜食と、野菜愛あふれる柔らかな語りがあった。彼女の人柄に魅せられた人々は自然にそこへ足を運び、互いに交流しながら、心と身体を癒やしていく。──今宵のあなたは、どのお野菜を選びますか? 野菜たちが繋いでいく人々の絆と友情と、不器用な恋の物語。『あやかし手製本編纂館 あなたの想い、紡ぎます』『あやかし薬膳カフェ「おおかみ」』の著者による、心も体も温かくなる物語。
  • 劇団拝ミ座 未練のひと時と異能の欠けた青年
    4.5
    1巻803円 (税込)
    【電子版巻末にはみっ君先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 生まれつき人や物から伝わる感覚を過敏に受け取ってしまう、感受性の高さに生きづらさを覚えてきた遥(はるか)は、ある夜、ウエディングドレスを抱えた男・雅(みやび)と出逢う。 彼に突如懇願されたのは、亡き者の心残りだった時間・場所・場面を演出し、再現して空に送りだす、『劇団拝ミ座』の活動協力だった。 劇団の長にして霊視と憑依の術を用いる、雅。 劇団の一員で衣装・メイク全般を担う、和泉(いずみ)。 霊を自分に憑依させ、誰よりも近くから想いに寄り添う、遥。 亡き者の「未練のひと時」と向き合うことで、生きる者もまた、自分の心と居場所を取り戻していく。 徐々に劇団三人の繋がりも強まる中、遥はやがて雅の大きな秘密に触れることとなる……。
  • あやかし薬膳カフェ「おおかみ」
    完結
    4.4
    全3巻726円 (税込)
    身も心もくたくたになるまで、仕事に明け暮れてきた日鞠。ある日ついに退職を決意し、亡き祖母との思い出の街を探すべく、北海道を訪れた。ふと懐かしさを感じ、途中下車した街で、日鞠は不思議な魅力を持つ男性・孝太朗と出会う。薬膳カフェを営んでいる彼は、なんと狼のあやかしの血を引いているという。思いがけず孝太朗の秘密を知った日鞠は、彼とともにカフェで働くこととなり――疲れた心がホッとほぐれる、ゆる恋あやかしファンタジー!
  • あやかし手製本編纂館 あなたの想い、紡ぎます
    4.2
    母親や職場の人間関係に疲弊しながら生きてきた仲里壱花は、新月の夜に佇む手製本編纂館をたまたま見つける。手製本の魅力に惹かれる壱花は、編纂館に来る客人たちが実はあやかしであることを知り驚くが、壱花の写真の腕を見込んだ編纂館館長の月無恭介に手製本制作の協力を求められることに。この編纂館は、手製本作りを通して今も現世に息づくあやかしたちの心に向き合い、その抱えた<負の気>を浄化する不思議な役目を果たしていたのだ。一見軽薄そうな恭介の真摯な姿勢やひたむきに生きるあやかしたちに、壱花もまた自分自身の人生を重ね、遠ざけていた問題と向き合うようになるのだが、あるとき、恭介自身胸に秘めていた家族との確執により編纂館存続の危機に見舞われることに……。はたして編纂館の運命やいかに!
  • 劇団拝ミ座 未練のひと時と異能の欠けた青年【無料試し読み版】
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    【電子版巻末にはみっ君先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 生まれつき人や物から伝わる感覚を過敏に受け取ってしまう、感受性の高さに生きづらさを覚えてきた遥(はるか)は、ある夜、ウエディングドレスを抱えた男・雅(みやび)と出逢う。 彼に突如懇願されたのは、亡き者の心残りだった時間・場所・場面を演出し、再現して空に送りだす、『劇団拝ミ座』の活動協力だった。 劇団の長にして霊視と憑依の術を用いる、雅。 劇団の一員で衣装・メイク全般を担う、和泉(いずみ)。 霊を自分に憑依させ、誰よりも近くから想いに寄り添う、遥。 亡き者の「未練のひと時」と向き合うことで、生きる者もまた、自分の心と居場所を取り戻していく。 徐々に劇団三人の繋がりも強まる中、遥はやがて雅の大きな秘密に触れることとなる……。

ユーザーレビュー

  • お夜食処おやさいどき 癒やしと出逢いのロールキャベツ

    Posted by ブクログ

    むしょうにロールキャベツが食べたくなっちゃう。
    優しく煮込んだロールキャベツ。
    お話の最初と最後、呼応するみたいな。
    おやさいどきの店主沙都も、訪れる人も、みんな優しくて、ときにちょっと不器用で愛おしい。
    訪れる人を癒す料理を作る沙都も、誰かの作る料理で癒されることができて、本当によかった。愛理ちゃーん、本当にわからないでやってたのかい?w
    お店の防犯を気に掛ける望への沙都の反応に、実はちょっと不思議な存在のお店なのでは、とか思ってしまった。(それはそれで素敵だとも思う。)
    ところで、いももち、私が作る時は、塩コショウで味付けて焼くのでタレは作らない手抜きスタイル。

    0
    2025年11月03日
  • 劇団拝ミ座 未練のひと時と異能の欠けた青年

    Posted by ブクログ

    亡くなった人の未練を演出して解消する、なんて優しいお仕事だろう。
    拝ミ座の雅に和泉、新加入の遥。
    3人とも大好き。特に、ちょっとツンデレっぽい和泉がお気に入り。
    彼らが関わった案件では、ぶーちゃんの話が特に好き。
    分かってみれば、微笑ましい解決。もーーーっ、そういうところが好きなのよ。
    遥と雅の仲、どうなっていくんだー。もう、もどかしいったらw
    雅の過去にまつわる最終話で、新メンバーも増えた、ということになるかな。続きが楽しみ。

    0
    2025年05月18日
  • あやかし手製本編纂館 あなたの想い、紡ぎます

    Posted by ブクログ

    ◯表紙に惹かれて即購入!!

    続きが早く読みたいくらいには自分の中で
    ハマってしまった1冊です。

    新月の夜にしか現れない手製本編纂館…
    そこにたまたま、辿り着いた主人公の壱花と
    館主の恭介とのやり取りも王道といえば王道だけど
    涙あり!バトル有り!恋慕あり(笑)
    ワクワクしました。

    本を作るんだな!とは思っていたけど
    本を作りたいとその館を訪ねてくるのが人間や
    妖っていうのも面白いし、主人公の優しさや
    柔軟さもまた魅力的でした!

    特に第三話が、好きです。

    0
    2025年03月30日
  • あやかし手製本編纂館 あなたの想い、紡ぎます

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『世界で一冊だけの本、紡ぎませんか』
    そんな素敵な案内文句と新月の夜に誘われた者が辿り着ける手製本編纂館の物語。
    お客様は基本的にはあやかしで、最初の話もあやかしのための手製本が編まれるが、中には人間のお客様も。
    主人公の壱花も人間ながら新月の夜に辿り着けたものの一人。
    本職は別に持ちながら、ある才能を見込まれて、この編纂館を手伝うことに。

    前述の通り、あやかしのお客様だけではなく、人間のお客様のエピソードもあったのが、バランス取れていてよかった。
    壱花も本職に就きながら、編纂館を手伝うある意味二重生活。
    どちらかに偏らないというバランスがよかったなと。
    てっきり本職を辞めて、編纂館の方に専

    0
    2024年10月02日
  • あやかし手製本編纂館 あなたの想い、紡ぎます

    Posted by ブクログ

    新月の夜にだけ現れるなんて、素敵な手製本編纂館。
    突然そこにたどりついた壱花。
    あやかしを自然に受け入れちゃう柔軟さがいい。
    かまじろうくんも可愛いし!
    主の恭介のキャラがなんともw
    訪れるお客様の心に寄り添って作ってくれるたった1冊の本。憧れるなー。
    壱花も恭介も抱えるものがあって、全部は解決していないから、きっと続きがあるはず!
    2人の仲の進展も見たいし。
    楽しみに待とう。

    0
    2024年09月28日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!