作品一覧

ユーザーレビュー

  • ウェイリー版 源氏物語1

    Posted by ブクログ

    古文の授業で習った「源氏物語」というより、世界文学のひとつとしてテイル・オブ・ゲンジを読める感じで、面白く読めた。原文よりも分量が増えているような気がするのだが、ウェイリーの訳し方というのが最後解説に載っていて、なるほどと思った。

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    2025年02月25日
  • ウェイリー版 源氏物語1

    Posted by ブクログ

    アーサー・ウェイリーは、イギリスの東洋学者で、
    ケンブリッジ大学古典学科を卒業後、
    大英博物館に勤めつつ独学で日本語をマスターして、
    日本古典文学の翻訳を手がける。
    原詩のリズムを写した英訳は、
    英詩の新しい詩法を編み出すことにつながり、
    『源氏物語』の訳はスコット=モンクリーフのプルーストの訳とともに
    20世紀のイギリス散文に大きな影響を与えたといわれている。

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    2010年02月26日
  • さらわれて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    遺産相続をめぐって叔父に酷い目にあわされる17歳のデイビッド。彼を通して見るスコットランドの大地や人々の暮らしが興味深かった。
    題材となった実際の事件については初めて知ったが、デイビッドの冒険と成長、そして友情の物語として読み応えのある作品だった。
    心が折れそうな場面でも、怒りが原動力になった描写に共感した。時にそれがとてつもないエネルギーをもたらし、自分自身を救うことだってある。
    目の前の子どもを助けようとする善良な人々が描かれているのには胸を打たれた。人助けは自分の身に危険が迫っている状況ではなかなかできるものではないと思うけれど、たとえ立場が違っても、自分の心に従って助け合うことがきっと

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    2024年09月27日
  • ウェイリー版 源氏物語1

    Posted by ブクログ

    源氏物語は紫式部が作ったのではなくウェイリーが作ったのだと思わざるを得ない。この本のおもしろさは、ウェイリーを再翻訳をすることによってだいぶ増したと私は思う。原書で読むとまただいぶ感じが違う。

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    2019年01月16日

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