作品一覧 2021/07/16更新 天皇のロザリオ 試し読み フォロー 日本の本当の黒幕 試し読み フォロー 日本のいちばん醜い日 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 鬼塚英昭の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 日本の本当の黒幕 下巻 帝国の秘密とテロルの嵐 鬼塚英昭 影響不明な暗部 日本の暗部が垣間見えて、暗部が引き起こしたと思しき案件が列挙される。その結果として、日本は一般市民にとって悪い方向へと流れた。読者として推測で評するに、それでも最善だったのではないかと思われる。本書は、考える材料を与えてくれる、良書と認識する。 ジュピターアイランド 日本の本当の黒幕 上巻 龍馬暗殺と明治維新の闇 鬼塚英昭 超人的な読書量が推測される 西欧思想の危険性を指摘するものは消されたというのは、大きな力からの粛清ということで理解しうるが、領土拡大を批判するものは消されたというのは、俄には理解し難い説である。一方、これらの仮説を導くにあたり、緻密な情報収集、分析がなされており、圧巻である。 ジュピターアイランド 日本のいちばん醜い日 鬼塚英昭 「8・15宮城事件」が偽装クーデターだと 立証しようとする研究をまとめたものである この本によると 自決のはずだった近衛師団長がクーデターへの 参加を拒否したため惨殺されたとすると同時に クーデターの引き金とされる事件 それが玉音盤の放送を阻止しようとするクーデターである 戦争終結に向けて...続きを読む上手に終わりたい天皇派と 本土決戦に持ち込んで筋を通したい若手将校達 その若手将校達をうまく使って天皇安泰を測る私利私欲に この事件を企てる天皇派と吉田茂達とアメリカ軍 そしてアメリカ政府を操る国際金融組織が群がって暗躍する 無条件降伏という取引の陰で2つの原爆投下の計画が糸をひく 三笠宮達による終戦工作が紆余曲折したこのクーデター 結果として戦後の天皇派は膨大な財産もろとも安泰となり その陰で無謀な戦争に反対し精神性を重んじた人々だけが 戦犯として処刑されるという理不尽な戦後となった 建前の歴史の陰に隠された本質が あからさまに報道される事は無かったが それをバーガミニとブルークスが学者として掘り起こす 「天皇の陰謀」が本となって出版されるが力尽くで抹殺される 天皇の陰謀を元に研究しなおしたのがこの本となって世に出た 鬼塚の研究は維新と成れなかった明治維新に始まり 戦後の日本に至るまでの政治の裏にある真実を 世間に晒そうとして世に問うたのが天皇シリーズである 作家・鬼塚英昭は中央大学法学部に学び 歴史書・「海の門」「石井一郎の障害」「豊の国の竹の文化史」 「20世紀のファウスト」などを著したのに続き 1955年天皇九州巡行時の別府事件との出合いに端を発し 歴史ドキュメント「天皇のロザリオ」「天皇の陰謀」を描き上げる 特に381ページ 秘の章 「太平洋戦争はどうして起こったか」以降が目を引く 太平洋戦争を WhyでなくHowの検知から評価すると 戦争のなんたるかが見えてくる それにしても自分の倫理観を捨て去って 糸の切れてしまった理不尽な行為に自ら疲れ果てないのだろうか 勝てば官軍負ければ賊軍に酔いしれて 自分が吐き出したゴミの山に暮らすことに いつまで絶えられるのだろうか 更にいつ賊軍に追い落とされるともわからない状況を 作り出している自分にいつ気付くのだろうか Posted by ブクログ 天皇のロザリオ 上 鬼塚英昭 この本を読まずして天皇に関する話はできません。天皇の資産から三島由紀夫が美智子様とおみあいをしていたなど、誰も知らない歴史の真実がここから始まります。特に書いている内容が過激であるため、仮に半分の内容が真実であるとしても、日本の歴史がいかに支配者により、作られた歴史であるか理解できると思います。鬼塚...続きを読む氏の渾身の秀作です。 Posted by ブクログ 鬼塚英昭のレビューをもっと見る