【感想・ネタバレ】日本の本当の黒幕 上巻 龍馬暗殺と明治維新の闇のレビュー

あらすじ

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世にもまれなる男が、土佐は佐川という小さな町に誕生した。そして、死んだ。満95歳であった。読者は幕末から大戦までの日本における「本当の黒幕」の正体を知ることになる。そしてまた、95歳まで衰えを知らぬ頭脳と肉体の持ち主の姿を知って、生きるとは何か、青春とは何かを知ることができる。そこにはこの日本という国家がひた隠しに隠す、大いなる秘密が透いて見える。

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超人的な読書量が推測される

西欧思想の危険性を指摘するものは消されたというのは、大きな力からの粛清ということで理解しうるが、領土拡大を批判するものは消されたというのは、俄には理解し難い説である。一方、これらの仮説を導くにあたり、緻密な情報収集、分析がなされており、圧巻である。

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2022年04月16日

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