森山恵の作品一覧
「森山恵」の「レディ・ムラサキのラブレター 「源氏物語」女たちの和歌と人生」「レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「森山恵」の「レディ・ムラサキのラブレター 「源氏物語」女たちの和歌と人生」「レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
小説・文芸
Posted by ブクログ
NHKカルチャーラジオ 日曜カルチャー
『源氏物語』英訳本を再和訳してわかったこと
毬矢まりえ
●2024年は大河ドラマもあって関連番組多い中で
個人的にピピっときたのが100年前の英文戻し訳です
↑
訳者は時空を往還するイメージから
らせん訳としています
英訳者ウェイリーの天才ぶりに驚く
シャイニングプリンセス→ゼウス説
登場人物名の英訳工夫
役職トウノチュウジョウに統一
天皇の血筋ならばプリンセス
そうでなければレディ
末摘花→サフラン姫
眠りの森の姫に例える
英訳を戻すことによって地味な印象の源氏物語が華やかな世界観に変わる
あはれの訳が様々な言葉になっている
シェイクスピアのエッセンスが散りばめてある事
どれも初めて日本文学に出会う英国人に向けて親しみが湧くように考えて訳されている
しかも原典に忠実に
ウェイリーの考えは訳する事で見えてきたらしい
戻し訳時のエピソード
集中 対話 出版社を探す
ルビで理解できる日本語
美しい英訳をカタカナで残す
ミラーケーキ フットボール ゴッドレスマンス ウエイティングヒル
見えなかった風景が見えてくる
嵐が丘を読み込むー荒れ野に変換
●講演番組が面白かったので著書も取り寄せました!
物語本編でなくてティーパーティの方です
この表紙もクリムトでワクワクします!
あはれー同じ次元にいる
悲しー断たれているものに対して
鈴虫や雲隠の二次創作やスピンオフ作品が沢山あって興味深い
さすが歴史ある世界文学ですね
聖書に関連付けしていると考えるのも再和訳者ならではの視点真理は共通という事なのかも!
他にもたくさんの論文がありそうです
●Eテレ[100分で名著]でも取り上げられて
ますます面白くなってきました今後に期待です!
Posted by ブクログ
全体を通して詩的、抽象的、暗示的な言葉が溢れているので、一度読んだだけでは細部までは到底理解できない。
まずは「6人のうち誰に一番共感出来るだろう」などと考えながら最後まで筋を追ってみた。
寄せては返す波のように、6人の感情の揺れ動きが非常に印象深い。羨望と軽蔑、愛情と憎しみ、一体感と疎外感。
親しい人物に抱く、相反するが並立する感情が、難解だが美しい表現で綴られている。
訳者の解説にもある通り、6人にはウルフの多面的な部分が投影されているようだ。
また、バーナードが自分に言い聞かせるように繰り返す、「月曜日のあとには火曜日が来て、また水曜日が続くのです」という言葉。仕事を持ち、家族を持ち、家を持ち、一見すると豊かで楽しい人生を送っていても、どうしても埋められない虚しさと物足りなさがある。しかし、次の瞬間には、折り合いをつけてやっぱり楽しく人生を謳歌しようではないかと、前を向く。
このバーナードの気持ちが一番共感出来たかもしれない。人間の本質的な感情をよく表していると思った。