レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」
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レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」

2,508円 (税込)
1,755円 (税込) 12月11日まで

8pt

4.3

源氏物語はなぜ「世界文学」になったのか?千年前に紫式部が書き、百年前にアーサー・ウェイリーが英訳した「源氏物語」を現代日本語に再翻訳した著者が、時空を超えた物語の秘密と魅力を解きあかす。

高橋源一郎氏、推薦!
文学史に残る偉業、らせん訳「源氏物語」には、翻訳者姉妹による、もう一つの輝く「らせん」が埋めこまれていたのだ。

レディ・ムラサキとは、一体だれなのか?1925年、アーサー・ウェイリーによる初の英語版が刊行されて以来、世界各国に翻訳された「源氏物語」は、時代を超え国境を越え、中国古典からギリシャ・ローマ神話、聖書、シェイクスピア、プルーストやウルフらモダニズム文学、そして現代まで――。数多の異言語・異文化の波を潜り、「世界文学」として新たに生まれ変わった。千年前の古典原文、百年前の英語、現代日本語を往還しながら、『源氏物語』の〈らせん訳〉=トランスクリエーションを成し遂げた著者による、発見の喜びにみちた評論エッセイ!

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レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    NHKカルチャーラジオ 日曜カルチャー
    『源氏物語』英訳本を再和訳してわかったこと
    毬矢まりえ

    ●2024年は大河ドラマもあって関連番組多い中で
    個人的にピピっときたのが100年前の英文戻し訳です

    訳者は時空を往還するイメージから
    らせん訳としています


    英訳者ウェイリーの天才ぶりに驚く

    0
    2024年09月08日

    Posted by ブクログ

    螺旋訳、考えたな!
    昔、源氏物語の英訳を読もうとして諦めたな…。
    螺旋訳、読んでみます。

    それと。
    末摘花が外国人の血が流れているかもという説好きです。

    0
    2024年05月11日

    Posted by ブクログ

    約百年前に源氏物語を初めて英訳した英国人A・ウェイリー。日本になじみのない読者のため工夫をこらした「ヴィクトリアン源氏」を、俳人と詩人の姉妹が日本語に再翻訳。そこに立ち現れるのは典雅で豊饒な世界文学だった。
    「シャイニング・プリンス」ゲンジがシターンを爪弾き、ブルー・ウェイブス(青海波)を舞う、エキ

    0
    2024年05月06日

    Posted by ブクログ

    源氏物語のアーサー・ウェイリー訳を日本語に翻訳しなおした(『らせん訳』と本人達は呼んでいる)姉妹の書。
    年初依頼、光る君へにはまって色々と評伝や解説やら読み漁ったけど、今のところこれが一番面白かった。平安時代から飛躍して、第一次世界大戦期の欧州へ、さらにシェイクスピアやギリシャ神話、聖書へ。世界文学

    0
    2024年04月30日

    Posted by ブクログ

    お二人の訳されたウェイリー版の「源氏物語」を読んでから、こちらの本を読もうと思っていたのだが、そんなことをしていたら何年も先になりそうなので、こちらから読んだ。
    エッセイという分類になるのかもしれないが、私にはお勉強の感じであった。もう少しゆっくり読まないと。また翻訳の方を読んでから、と思う。
    とて

    0
    2025年08月14日

    Posted by ブクログ

    100年前ウェイリーにより英訳された源氏物語を日本語訳する。
    そこを起点に古今東西の文学、歴史、宗教、思想などに点を見出し、結び合せ、新たな面を呼び起こす。
    知識の渦に身を投じる歓喜。

    0
    2025年06月03日

    Posted by ブクログ

    てっきりウェイリーの英訳した源氏物語の和訳かと思ったら、英訳したものを戻し訳した、著者である姉妹の解釈や新たな発見、苦労などを記した翻訳日記でした。海外の古典文学も出てくるので、ある程度知識がないと分からない箇所も。光源氏がシャイニングプリンス、紫式部がレディムラサキになるとたちまち着物からドレスに

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    どうしても読み通せなかった源氏物語…
    本書読後の今、ウェイリー版なら読み通せそうな気分なので早速挑戦!

    0
    2024年09月28日

    Posted by ブクログ

    著者姉妹の教養溢れる、源氏物語翻訳記

    数年前に「らせん訳」した源氏物語について
    書いた本。
    ジャンルはエッセイになるのでしょうか。
    堅苦しい本ではないのですが、
    「うんうん、わかるわー!」
    と思って読める方は、教養がかなりあるのでしょう。海外文学作品がかなり引用されています。
    私は、早々に中断しま

    0
    2024年07月07日

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