作品一覧

  • 『檸檬先生』 ヒット記念〈特別短編〉「一番星」
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    『檸檬先生』 ヒット記念〈特別短編〉「一番星」

    小説・文芸

    3.3
    1巻0円 (税込)
    <第15回小説現代長編新人賞受賞作『檸檬先生』増刷決定!>  珠川こおり『檸檬先生』刊行記念 小説現代2021年8月に寄稿された短編「一番星」を特別公開! 俺たちの夏は熱かった。合唱に絵描き、燦々と輝く芸術の日々。 太陽が照りつける中一の夏、合唱コンクールの練習に行けなくなった俺が出会ったのは、薄緑の帽子をかぶった絵描きのおっさん。ひょんなことから絵を教わることになって――。 『檸檬先生』に通ずる、鮮やかに彩られた短編。

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  • 【無料版】『檸檬先生』試し読み 特典小冊子付き
    無料あり

    【無料版】『檸檬先生』試し読み 特典小冊子付き

    小説・文芸

    4.8
    1巻0円 (税込)
    第15回小説現代長編新人賞受賞作。私立小中一貫校に通う小学三年生の私は、数字に色が見えたりする「共感覚」を持っていた。普通の人と同じように絵画や音楽を楽しむことができず、クラスメイトから蔑まされていた。自称芸術家の父親は世界中を旅して回り、一方の母親は風俗店で働くまでして生活費を稼いでいる。困窮した節約生活の中、唯一心安らげる場所は放課後の誰もいない音楽室だった。ある日、その音楽室で中学三年生の少女と出会う。彼女は檸檬色の瞳をもつ孤独な共感覚者であった。 本作品では、冒頭の試し読みに加えて、「受賞のことば」や選評(抜粋)などを収録。

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  • 私と弟のにじいろの幸せ

    私と弟のにじいろの幸せ

    小説・文芸

    -
    1巻770円 (税込)
    普通の幸せって、何? 小説現代長編新人賞『檸檬先生』で鮮烈デビュー! Z世代の新鋭が描く、切なさと温かさに満ちた青春&家族小説! 東京で大学生活を謳歌していた茂果は、友人の由紀からあるアニメを布教される。 柔らかな表情、手描き感のあるタッチ、自然な体重表現、甘い雰囲気の色使い、繊細な塗り。紹介された絵師のイラストは、弟の穂垂が描いたものだった。 Twitterの裏アカウントでBL作品を創作し、普段から異性との恋愛話をしない穂垂に対して、茂果は同性愛者なのではないかと考え、やがて過干渉してしまう。境界の曖昧さ、線引きの難しさを、姉弟の視点から見つめ直す。 小説現代長編新人賞受賞後第一作
  • 檸檬先生

    檸檬先生

    小説・文芸

    3.9
    1巻770円 (税込)
    お前は独りじゃないよ、少年。 これは、「普通」じゃない僕だから出会えた、ある奇跡の物語――。 Z世代の新鋭が放つ、これが令和青春小説の新スタンダード! 小説現代長編新人賞を史上最年少で受賞! 小説紹介クリエイターのけんご小説紹介さん激賞&水野良樹さん(いきものがかり)、茂木健一郎さん(脳科学者)など各界からも絶賛された伝説のデビュー作を待望の文庫化! 小学三年生の私は、音や数字、人に色がついて見えるせいで、クラスメートたちからいじめられ、孤独な日々を送っていた。ある日、逃げ込んだ音楽室で中学三年生の少女と出会う。彼女もまた音に色がついて見える共感覚を持っていた。檸檬色に見える彼女のことを「先生」と慕い交流することで、私の人生は一変する! 第15回小説現代長編新人賞受賞作。 カバーイラスト:山口つばさ
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

    5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

    小説・文芸

    3.4
    1巻2,200円 (税込)
    くたくたに疲れて帰った日、ショート動画でだらだら時間を溶かしてしまう日。 「お風呂に入らなきゃ」と頭ではわかっているのに、入る覚悟が決まらない! あなたに効く小説、ここにあります。 (執筆者一覧) 荒木あかね 有栖川有栖 一穂ミチ 上坂あゆ美 宇佐美まこと 小原晩 城戸川りょう 君嶋彼方 くどうれいん こだま 新山(さや香) 砂原浩太朗 珠川こおり はやみねかおる 日野瑛太郎 日向夏 松素めぐり 宮田愛萌 桃野雑派 森見登美彦 山崎まゆみ

ユーザーレビュー

  • 檸檬先生

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んだのが1年前であるため、記述に若干うろ覚えの箇所があるが、悪しからずご了承いただきたい。

    つい先日、「檸檬色」というのは「全く赤みがない鮮やかな黄色」を指すと知り、悶絶した。

    「檸檬先生」と語り手の「少年」の危なげないふたりぼっちな関係性が、本作の一番の魅力。「少年」視点から世界を覗いた読者の中には、思わず「檸檬先生」に恋した人もいるのではなかろうか。

    「モノクロな世間を私の赤で染めてやる」(要約)という衝動は、梶井基次郎の「檸檬」にも似たようなものが見受けられるが、梶井基次郎の方は純粋な破壊欲であるのに対して、本作『檸檬先生』のそれは、マイノリティであるが故に満たされなかった、自己実現欲の暴走の果てだろう。

    そんな衝動性を抱えてた「檸檬先生」にとって、同じくマイノリティ側であった「少年」は、ある意味救世主だったのかもしれない。

    だが「少年」は尽く誤ってしまった。

    『この世の中で一番強い色はなんだと思う』
    「強い、つよい? え、・・・・・・黒かな」
    『ははは、そっか』

    ここの掛け合いは一番切ない。「檸檬先生」は「少年」に対して恐らく「赤」という答えを期待していたのに、返ってきたのは無彩色の「黒」だった。かつて、運動会で怪我をし、血を流したときに動転していた「少年」が、「赤」ではなく「黒」と即答してきたときの檸檬先生の絶望感は、僕ら読者には計り知れないだろう。

    冒頭の断章でも触れられているが、「檸檬先生」が死してなお、皮肉なことに「少年」は彼女を理解することができていなかった。彼女が自殺した晩に、彼はなんと「檸檬先生」と性交した夢を見たのだ。男性との恋愛を拒んでいた「檸檬先生」に対して、そのような欲情を抱いてしまうのは、やはり「理解不足」だと言わざるを得ず、「少年」の悲惨さが際立つ。共感覚ですら捉えきれなかった「檸檬先生」の影を、僕ら読者は、果たして掴みきれていたのだろうか。

    0
    2026年10月11日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

    Posted by ブクログ

    砂原浩太朗さん目当てで手に取りました。
    エッセイと小説がごちゃまぜなので何回か「あれ?なんで?」っとなちゃったのがかえって面白かったですね。著者22人で220頁とちょっと、バラエティに富んでいて次々読むのもスキマ時間にひとつだけ読むのもどっちも楽しかったです。テーマがお風呂だからかどんより重苦しかったり背筋が凍るほど怖かったりする作品は少なくて、時代小説もSFもほっこりイイ気分で読めた作品が多かったですね。お風呂に入る前からあったまりました。

    0
    2026年09月28日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

    Posted by ブクログ

    サウナが大好きだけど最近行けてなくて、この前夏でも湯船に浸かってみたらお風呂上がりの扇風機が最高に気持ちよくて、その時のすっきりしたような気持ちになれた本。いろんな風呂エピソードが詰まってます。

    0
    2026年07月16日
  • 檸檬先生

    Posted by ブクログ

    「檸檬」と作品の題名にもあるとおり、色に関する表現や色彩感覚についての描写が綺麗で、読んでいて楽しかったです。
    人と違うことは負けじゃない、と思わせてくれた作品です。

    0
    2025年11月11日
  • 檸檬先生

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初と最後が同じ内容にしていたから、最後まで読み終えたとき「これ最初にも書いてなかった!?」って自然と最初の部分を読み返しました。素晴らしすぎる。個人的に同じ本をあまり繰り返し読まないんだけど、これは最初だけでも読まなきゃ!って思えた。お互い悩んでいるはずなのにどっちかが救われるとすれ違ってしまい、なんて切ないんだろうと思いました。お互い救われないのが一番お互いにとって苦しくないということ。そしてあの姿も美しいと思える心を持ってるのにいい意味で恐怖を覚えました。それだけ好きでもあるってことだと思うけど。正直ハッピーエンドではない気がするけど凄い好きな作品です!

    0
    2025年02月04日

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