作品一覧

  • 住宅建築家 三人三様の流儀
    3.8
    1巻2,090円 (税込)
    住まいの神様に愛された3人が 本音で語り合う 仕事のこと、暮らしのこと 人生のこと 愛すべき日本の住宅建築家3人の住宅設計や建築の仕事に対する 「流儀」を深く掘り下げ、凝縮した1冊。 ここでいう流儀とは、「大切にしてきたこと、譲れないもの」のこと。 それぞれが住宅論、仕事論を語るだけでなく、 互いに設計した住宅を訪れ、酒を酌み交わしながら語り合った内容も収録。 3人の滋味豊かな会話から、住まいづくりの魅力を伝えます。 第一章 竹原義二の仕事 I 住宅は町の宝物 II 小さな家と余白 III 住む人の心が長持ちするように ◎竹原自邸「101番目の家」を訪れて ・広葉樹の柱が林立する家 ・探検! 立体的な空間構成 ・寒さや暑さと向き合って暮らす ・大地から生まれてきたような建築 第二章 伊礼智の仕事 I 設計の標準化から生まれる家づくり II きちんとした下ごしらえをする III 改善の積み重ねが作風を確立する IV モデルハウス設計の仕事がもつ意味 ◎工務店の提案住宅「京都サロン」を訪れて ・建築家がつくる効果的なモデルハウスとは ・スタンダードな寸法から発展させていく ・工務店の設計力が上がることは、日本の住宅にとって幸せなこと 第三章 中村好文の仕事 I 住宅の仕立屋になろう II 家という施主に仕えて III 設計料は設計という「芸」でお返しする IV クライアントと好文組 ◎六甲の週末住宅「ルナハウス」を訪れて ・直観的に決めた天井の高さ ・家具職人と二人三脚でつくる手触りのよい住宅 ・景色を眺めるためのロマンチックな隠れ家 第四章 三人三様の流儀 三人の関係/少年時代/好きなスポーツ/住宅設計を選んだ理由 建築家の資質/旅のすすめ/好きな寸法/設計の標準化について 歳をとること/ファーストコンタクト/打ち合わせ/クライアント ぶつかった「壁」/作風の変化と転機/家と豊かさの関係/これから

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  • 普段着の住宅術
    4.2
    1巻880円 (税込)
    目いっぱいおしゃれをして目立つ住宅ではなく、住む人の生活を穏やかに受け入れる家、一つ屋根の下に生活のすべてがすっぽりとバランスよく収まっている家――そんな家で暮らしたい。居心地のよい住宅づくりで定評のある建築家が、みずからの体験を踏まえた住宅論から、家具や愛読書に至るまでを語る。想像の中で自身が住み手となることで生まれてくる間取りや設計上の工夫とは、どんなものなのだろう。暮らす豊かさの滋味を味わう建築書の名著。文庫化に際し、「建築家の本棚から」など大幅に加筆。
  • 食う寝る遊ぶ 小屋暮らし
    3.9
    1巻1,899円 (税込)
    人気住宅建築家・中村好文さんが作って、住んで、実感した、人が「暮らすこと」の原点。長野県の御代田に建てた小屋で愉しみながらやってきた「線と管に繋がっていない住宅」の実験が、電気に限らず、「地球規模の問題に対してできること」というより、自分の「暮らしに密着した問題に対してできること」だったことに気づいた著者。小屋での暮らしは、不便と不自由と背中合わせですが、振り返ってみると、その不便と不自由を生活の知恵と創意工夫の精神で乗り切っていくところや、住まいで営まれる「食う、寝る」という基本的な生活行為を自分らしいやり方で愉快にしていくことに妙味があったとも言います。――不便も愉しい小屋暮らしから、よき住まいのヒントが浮かび上がります。
  • 線と管をつながない 好文×全作の小屋づくり
    3.5
    1巻2,400円 (税込)
    人気建築家・中村好文が吉田牧場の主・吉田全作の依頼に応え、力を合わせて作りあげたのは、線にも管にもつながらない、エネルギー自給自足が持続可能な小屋だった。本書では、その全貌と詳細を一挙公開。太陽光発電のシステム、雨水を濾過して飲料水にする仕組み、太陽熱温水器で雨水を温めて風呂に入る方法、ガスを使わずに調理する七厘レンジやキッチンストーヴ、食器を洗った排水を傾斜土槽とバイオ・ジオ・フィルターを通して、微生物によってキレイにしてからビオトープに流す仕組み、匂いもなく快適なコンポストトイレなどなど。現代のテクノロジーを駆使してエネルギーを作り、循環させる小屋づくりを紹介します。これなら、住み続けられます。地震や豪雨などによる災害の多い日本に暮らす多くの人のヒントになる本です。
  • 中村好文湖畔の山荘設計図集
    -
    1巻4,950円 (税込)
    図面に込められた、 中村好文の建築心を読み解く 中村好文氏が60代夫婦のために設計した小さな山荘の設計図集。 着想からプレゼンテーションまでのプランの変遷から始まり、 基本設計図、実施図、詳細図まで、丁寧に描かれた 手描き図面を高画質スキャンして全3 7 6 頁に収録。 写真家・雨宮秀也氏の美しい写真とともに、 中村氏の設計を隅々まで堪能できる、 住宅実務者には見逃せない1 冊。

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ユーザーレビュー

  • 普段着の住宅術

    Posted by ブクログ

    いい仕事をする人は、いい意味でオタクなんだなあ。
    建築や家具や雑貨などなど、ありとあらゆるモノに対しての愛があふれていて素敵だなあと感じたし、中村さんにお任せして家をつくれたら、きっとすごく居心地のいい家になるだろうな。

    あとは思いがけず吉村順三の話がいっぱい出てきてうれしい!今まで中村さんの本をそれなりに読んできたけど、ここまで吉村順三の話が出てきたことがなかったから。
    吉村順三は当代一の住宅設計建築家だったんだなあ…名匠による建築、、、どこかで一般住宅が見れたりしないだろうか。。とりあえずは俵屋に泊まりたい。

    0
    2022年01月25日
  • 普段着の住宅術

    Posted by ブクログ

    うんうんとなってしまうフレーズがいくつもありました。「建築家の本棚から」に読んでみたい本がありました。

    0
    2021年10月08日
  • 食う寝る遊ぶ 小屋暮らし

    Posted by ブクログ

    海の見えるところで、小屋暮らしをするのもいいなぁと
    思っていたが、長野県もありかなと思った。冬はちょっと厳しそうだ。
    今は、暖冬だからいいかもしれない。夏は、キャンプもできそう。

    「旅ネズミの小屋」

    環境負荷の少ない住宅。
    水道管、ガス管、電線、電話線、という文明の命綱を全て絶ったみごとに不便で粗末な小屋。
    五右衛門風呂、七輪、くみ取りトイレ。雨水を集める。

    ECの内部報告で、日本の住宅を「うさぎ小屋」と揶揄した。
    それに対して、堂々と「ネズミ小屋」にした。
    うさぎ小屋より、狭いことを自慢したかった。床面積 14坪である。

    「太陽のあてたいソーラーパネルで
    太陽を当てたくない水桶を覆う

    0
    2020年05月13日
  • 食う寝る遊ぶ 小屋暮らし

    Posted by ブクログ

    家(小屋?)を建てる時のヒントに見習おうと思える小屋暮らしの本。文明の命綱ともいえる「線」と「管」に繋がらない住宅で自給自足できるかをテーマに「実験」しているので、真似したいアイディアがたくさん転がってる

    0
    2019年08月09日
  • 住宅建築家 三人三様の流儀

    Posted by ブクログ

    伊礼さんの標準化の話に今まで腑に落ちなかったところがしっくり来た。寸法に対する考え方も参考となった。ルナハウスのぼんやりのあかりがともるリビング、そして窓から見える夜景が美しい。こんな豊かな建築をつくりたい。

    0
    2016年04月18日

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