普段着の住宅術

普段着の住宅術

825円 (税込)

4pt

4.2

目いっぱいおしゃれをして目立つ住宅ではなく、住む人の生活を穏やかに受け入れる家、一つ屋根の下に生活のすべてがすっぽりとバランスよく収まっている家――そんな家で暮らしたい。居心地のよい住宅づくりで定評のある建築家が、みずからの体験を踏まえた住宅論から、家具や愛読書に至るまでを語る。想像の中で自身が住み手となることで生まれてくる間取りや設計上の工夫とは、どんなものなのだろう。暮らす豊かさの滋味を味わう建築書の名著。文庫化に際し、「建築家の本棚から」など大幅に加筆。

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普段着の住宅術 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年01月25日

    いい仕事をする人は、いい意味でオタクなんだなあ。
    建築や家具や雑貨などなど、ありとあらゆるモノに対しての愛があふれていて素敵だなあと感じたし、中村さんにお任せして家をつくれたら、きっとすごく居心地のいい家になるだろうな。

    あとは思いがけず吉村順三の話がいっぱい出てきてうれしい!今まで中村さんの本を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月08日

    うんうんとなってしまうフレーズがいくつもありました。「建築家の本棚から」に読んでみたい本がありました。

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    Posted by ブクログ 2021年07月26日

    素敵な建築家なのだろうと、安曇野ちひろ美術館の家具などから思っていたが、「(小屋とは)営巣本能」「風景の中の家」といった指摘にいきなり心をつかまれる。
    入込暖炉(イングルヌック)や上げ板(床下での貯蔵)、フェルメールのような高窓・腰壁、アンドリュー・ワイエスのようなピクチャーウィンドウといった語彙の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月03日

     ちょうど我が家のリフォームに取り掛からんとするころに書店で見かけて読み始めたもの。

    「アメリカの建築家、エーリッヒ・メンデルゾーンの残した「建築家はワンルームの建物によって記憶される」という名言を想い起こしたいものです。」

     「箱」から「小屋」へという序盤の考察は、ほぼほぼワンルームに、キッチ...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年09月26日

    普段着。それは気兼ねなくさらりと着れて、何度も着ることのできる服。そしてそれは常に取りやすい場所に置かれる。玄関のハンガー、ソファの上、机の横、椅子の上。
    そんな何気なく、でも自分自身の一部でもあるかのような普段着の住宅。
    そんな住宅に住んでみたい。自分なりの普段着とはどんな服なのか、住まいなのか考...続きを読む

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