作品一覧

  • 脳と音楽
    4.2
    1巻1,782円 (税込)
    権利の都合上、紙版と内容が一部異なる部分がございます。 気鋭の脳科学者が挑む「音楽とは何か?」。知的刺激に満ちた音楽理論書。・脳科学者が音楽のしくみ・存在意義を科学的に掘り下げる。・音楽家・音大生他、音楽を愛する全ての人に。・「音階/音律の成り立ちに関して、本書がもっとも理にかなって分かりやすい」(ピアニスト・角野隼斗氏推薦)。「音楽の仕組みや存在意義に根本から科学的にアプローチした本書は、多くの演奏家にとっても気づきの多い内容だと思う。音階/音律の成り立ちに関して沢山本を読んだが、本書がもっとも理にかなって分かりやすい。脳科学的な「緊張と弛緩」の話は、全ての時間芸術において成り立つと思う」(ピアニスト角野隼斗氏推薦文より)。 脳科学者が挑む、音楽とは何か? 耳の構造から音を読み解き、なぜドレミ音階なのかを経て、音楽の誕生を考察。物理学、心理学、脳科学的視点から重層的に「音楽」を探求する流れは、知的刺激に満ちて感動的。
  • ドレミファソラシは虹の七色?~知られざる「共感覚」の世界~
    4.2
    1巻924円 (税込)
    「共感覚」とは、音や文字に色を感じたり、色から音を感じたり、味から形を感じたりする現象を指す。このとき、脳の中ではどのようなメカニズムが働いているのか。この現象は、珍しいものなのか、そうでないのか。ドレミファソラシが虹色の七色になるという著者が発見した共感覚の現象をもとに、音階がなぜ色を持つのか、そしてなぜそれが虹色になるのかという問題の答えを探る。人間の認知の不思議を探る知的スリルに満ちた一冊。

ユーザーレビュー

  • 脳と音楽

    Posted by ブクログ

    音楽と脳に関する本のうち、比較的一般向けのものをいつか読みたいと思って、この本を書店で繰り返しチェックはしていたが、今回やっと手に取って読むことにした。音楽理論というか、そういうものを分かりやすく解説してくれて、そして後半にいくにしたがって脳機能との関連を解説してくれる。随所に、関連した音楽サンプル(YouTube動画)へのアクセスQRコードを、譜面等と合わせて示してくれているため、筆者が説明したい内容が具体的に伝わってくるのが、大変役に立った。他にも「音楽と脳」に関連した本を読みたいと思っているので、ここから手を広げていきたい。

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    2025年10月07日
  • ドレミファソラシは虹の七色?~知られざる「共感覚」の世界~

    Posted by ブクログ

    労作だなぁ。なんでもないように見える結論に近づくために、少しずつステップを踏んで論証していくのだが、大変な苦労があったと思う。

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    2025年07月01日
  • 脳と音楽

    Posted by ブクログ

    全章とっても面白い。めちゃくちゃ分かりやすい。
    特に、"旋律→和音→不協和音の登場"の流れを知ると、現代クラシックの理解できない複雑さもいずれ耳慣れて楽しめるようになるんだと思えて、未来にワクワクする。より音楽が好きになった。

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    2025年06月15日
  • ドレミファソラシは虹の七色?~知られざる「共感覚」の世界~

    Posted by ブクログ

    共感覚は、色と音など異なる感覚ががリンクして頭に浮かぶ現象です。著者が共感覚の保有者にインタビューを取ったところ、ドは赤、ソは青、、と、ドレミファソラシが虹の七色のグラデーションに近い配色になることを発見した話から始まります。

    面白いのは、共感覚を持っていなくても、ドの色を無理矢理決めるとすれば赤だ、と答える人が多いということです。

    著者はその理由を突き詰めていきますが、個人的にはその過程で、虹はなぜ七色なのか、ピアノはなぜ七音なのか、という解説に感心しました。そもそも七という数字が一致したのはなぜなのか。

    実は虹を観察したニュートンは当初、五色にしか見えなかったそうです。しかし、ピアノ

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    2021年09月21日
  • 脳と音楽

    Posted by ブクログ

    難しかった。でも、とても面白かった。
    音階の成り立ち、耳の構造、神経→脳の構造、音楽と言語の違いなど、あらゆる角度から音と音楽を切り刻んで解説されていた。
    正直言って各章の後半はどれも難しく、理解できなかった。しかし、次の章の冒頭になれば、また簡単な解説から始まるので、なんとか読めたという感じ。しばらく時間をおいてから、また挑戦したいと思う。

    0
    2025年07月08日

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