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作品一覧

  • 生まれたくなんかなかったのに それでも生きるための哲学
    3.7
    1巻1,003円 (税込)
    生まれたくなかった。でも、生まれてしまった。 その感情から始まる哲学がある――反出生主義だ。 苦しみは、生まれたことに伴って生じる。 食べていくための労働、結婚しないことへの不安、孤独の居心地の悪さ、そして避けられない老いと病。生きづらさは、甘えや怠けのせいではない。望んでもいないのに、不完全な制度と社会のもとに生まれ落ちたからなのだ。 問題は社会であって、個人ではない。その構造を見抜くことで、自らの苦痛を減らす道筋が見えてくる。 反出生主義の哲学者による、自分を守るための人生論。
  • 生まれてよかったか? はじめての反出生主義
    NEW
    -
    1巻1,012円 (税込)
    「生んでくれなんて頼んでない」 「親ガチャ“ハズレ”」 「子どもはほしくない」 その気持ちを論理で考える一冊 子どもは「生まれるか」を選択することはできません。親の一方的な考えのみで「存在させられる」のです。だから「生んでくれなんて言ってない!」と思うのは当然のこと。「親に感謝すべき」「幸せな人生を目指すべき」という重圧をほどき、生きづらさとともに生きるために。 ◎本書抜粋 反出生主義は「死んだほうがいい」と言っている思想ではありません。ここが最も誤解されやすいところです。反出生主義が問題にしているのは、「新しく人を存在させること」です。すでに存在している人に「存在するな」と言っているわけではありません。まったく逆です。今いる人には、できるだけ良く生きてほしい。苦しみを減らし、少しでも良い人生を送ってほしい。反出生主義は、そういう思いから出発しています。(「まえがき」より) === 【目次】 まえがき 第1章 生まれるって、だれの決断? 1 「頼んでない」は言ってはいけない? 2 親は依頼されていない/子は選べない 3 存在させることの一方通行性 第2章 「親ガチャ」を考え直す 1 そのガチャって誰が回してる? 2 金持ちに生まれたら幸せ? 3 「子ガチャ」の視点 第3章 「幸せ」を倫理学で考えてみる 1 快と苦は相殺できる?──功利主義という考え方 2 存在させることは「害」か?──ベネターの非対称性 3 「正解」はあるのか?──事実と価値を区別する 第4章 家族は「当たり前」じゃない? 1 「家族を大事に」の圧をほどく 2 一人でいるのは悪いこと? 3 友だち関係の作り直し 第5章 「ふつう」と「がんばれ」から自由になる 1 「1/2成人式」ってなんだろう? 2 どうしてがんばらなきゃいけないの? 3 「ふつう」を自分で定義する 第6章 「子どもをつくらない」を選ぶ倫理 1 作る権利・作らない権利 2 中絶・養子・教育の超入門 3 親を責めてもいいの? 第7章 ぼくらの生まれたこの世界で 1 ケアは血縁を超えられる 2 「持たない」生の充実 3 今日を生きる ブックガイド──さらに考えたい人のために あとがき ===
  • 退屈とポスト・トゥルース SNSに搾取されないための哲学
    3.7
    外出のチャンスも、人に会う機会も減ると、スマホやパソコンを手放すことの出来ない時間が爆発的に増えてしまう。だが、持て余した時間をSNSに費やしネットサーフィンを繰り返すことで、貴重な資源が次々と権力者や大企業に奪われているのだ。トロント大学哲学科教授であり名エッセイストの著者が、「退屈の哲学的評価」「SNS依存と退屈の関係」などの今日的なテーマについて、鋭い洞察と規制の必要性を小気味良い筆致で綴る。訳者はロス、デリーロらの翻訳で名高いアメリカ文学者、上岡伸雄。

ユーザーレビュー

  • 生まれたくなんかなかったのに それでも生きるための哲学

    Posted by ブクログ

    ・論理的に腑に落ちない印象を受ける部分もあったが、とても優しさに満ち溢れている本だと思った。一生懸命頑張ることや、他者との比較に疲れてしまった人に寄り添ってくれる一冊だと思います。

    0
    2026年07月04日
  • 退屈とポスト・トゥルース SNSに搾取されないための哲学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    退屈という感覚は単なる個人の心理状態ではなく、政治的・経済的に構築された構造の一部として生み出されているのだと思った。退屈は、仕事と余暇の分断、そしてそれを支える資本主義的イデオロギーのなかで制度的に再生産されている。
    ギグエコノミー(インターネットを通じて単発の仕事を受注する働き方のこと)に見られるように、現代の労働は短期的かつ不安定であり、アルゴリズムや他者の評価に左右され続ける。その結果、労働は自己実現の手段ではなく、主体性を弱めるものとなり、常に刺激に晒されながらも満たされない退屈を生み出している。これは暇だから生じる退屈ではなく、常に不足を感じさせられる構造から生じる退屈である。この

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    2026年01月25日
  • 退屈とポスト・トゥルース SNSに搾取されないための哲学

    Posted by ブクログ

    インターネットのSNSについて、包括的な考えを書いたものである。したがって、学生が哲学や情報教育で読むべきほんである。しかし、哲学的な基礎知識が当然既存知識として書かれているので、哲学入門よりも応用哲学で扱われる必要があろう。新書としてはかなり重い内容なので、新書でなくてもよかったと思えるし、大学のゼミで扱う内容であろう。哲学的な部分は訳で割愛したと書かれているが、それ以外の部分でも哲学的な内容が入ってきている。

    0
    2023年08月20日
  • 生まれたくなんかなかったのに それでも生きるための哲学

    Posted by ブクログ

    生まれてしまった以上、不条理などに直面したならばどうしたらよいのか、それはよく言われるすぐに言われる自己責任ではない。生まれてしまった人々が直面する不条理や悩み、問題は制度に起因するという
    それは、たとえば親が嫌いだと思うのは自分に問題があると思ってしまうようなパラダイムを疑えということでもある

    0
    2026年07月04日
  • 生まれたくなんかなかったのに それでも生きるための哲学

    Posted by ブクログ

    取り上げるテーマ(労働、結婚、友達など)が多すぎて、どれも中途半端(どこかで聞いた話)になっている印象でした。
    同じ著者の『反出生主義入門』が面白かったので読んでみたのですが、反出生主義という出オチ感のある思想、分析哲学系の思想に、面白い展開は不可能なのか? などと穿った見方をしてしまいました。
    ただし、僕があまりにも著者の主張(かなりの左寄り)に違和感を感じないことが多すぎて(古典的フェミニズム等、一部には大いに違和感がありましたが)、得るものが特になかったから、こういった感想になってしまった可能性もあります。

    (追記)
    いろいろと文句を言わせてもらおう。
    「…『私は紙の本が好き』という者

    0
    2026年06月08日

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