作品一覧

  • 中東 世界の中心の歴史 395年から現代まで
    5.0
    1巻5,720円 (税込)
    3つの大陸の交差点、3つの一神教の発祥地、数々の緊張と紛争の淵源――。 中東は世界の中心である。ローマ帝国の東西分割から米国支配の終焉まで、1600年余のその興亡を、西側中心史観を脱却し、宗教の枠を超えて描く。 本邦初登場の現代中東史の第一人者が、パリ政治学院修士課程の講義を20の地図と10の年表とともに再現する。
  • 出口なきウクライナ戦争
    -
    1巻220円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●元駐米大使が語る 日本が学ぶべき教訓 「反撃能力」を導入し「核戦力共有」の議論を 佐々江賢一郎 ●世界は第三次大戦の瀬戸際 仏独日は阻止に動く時 エマニュエル・トッド/聞き手:鶴原徹也 ●変容する戦争報道 ウクライナ報道と日本のテレビ 音 好宏 ●ゼレンスキー大統領の要請にどう応えるか 国連安保理改革の方向性 神余隆博
  • 自由の限界 世界の知性21人が問う国家と民主主義
    3.6
    1巻968円 (税込)
    エマニュエル・トッド、ジャック・アタリ、マルクス・ガブリエル、マハティール・モハマド、ユヴァル・ハラリ……。世界の知性21人は混迷を深める世界と人類の明日をどう見るのか。民主主義のあり方も、米中の覇権競争の行方も、グローバリズムの帰趨も、いずれも答えは一つではない。そして、一つではないからこそ、耳を傾ける価値があり、考える価値があるのだ。 第1部 「予言者」であることは難しい――エマニュエル・トッド 第2部 それでも欧州に期待する 第3部 「アラブの冬」と「帝国」の再興 第4部 世界の軸はアジアに 第5部 コロナ以後

ユーザーレビュー

  • 中東 世界の中心の歴史 395年から現代まで

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中東を「世界の中心」としてみると、特に中世頃までは欧州がまさに「辺境」に見える。全く中東の歴史に詳しくないが故に、近代に入ってからはロシア(当時はソビエト連邦)の地理的近さに驚いた。
    近年の中東情勢は芳しくなく、複雑な状況で理解するに困難さが際立つような気がしていたのだが、やはり世界の中でも長期の文明があった世界だからこそ、きちんと歴史的に流れを追わなければ理解できないのだと実感した。単純にシーア派 vs. スンニ派ではなかった…。
    近代の「国家」や「民主主義」とは西欧から生まれたものであって、中東やエジプト、中国のような多民族かつ多宗教の栄えた三大文明にはそぐわないのかもしれない。
    取り敢え

    0
    2025年11月11日
  • 自由の限界 世界の知性21人が問う国家と民主主義

    Posted by ブクログ

    いわゆる世界の知性と言われる方々が、現代社会、国際情勢、各国のリーダー、国民などをどうみているのかをまとめたもの。新聞記者による取材がベースになっているが、一人称で語っているように編集してあり、読みやすい。アメリカや中国の姿勢、中東情勢など、日本の新聞、日本の記者が書いたような切り口や評価とは異なり、さまざまな視点が得られる。興味深いのは、彼らの日本人に対する印象で、「勤勉・規律・利他」という点が共通している。これは強みなんだろうと思うが、一方で「同質・保守」といった弱点の指摘されている。「世界の姿」というものをいろいろな角度で見せてくれる一冊。

    0
    2021年09月20日
  • 自由の限界 世界の知性21人が問う国家と民主主義

    Posted by ブクログ

    わたし程度でですら、ここ数年のウクライナと最近のイスラエル対ガザ(パレスチナ戦争)などで、どうしても世界中のことや世界中の人達が気になるようになってきました。

    はじめに
    第Ⅰ部「予言者」であることは難しい
    エマニュエル・トッド
    第Ⅱ部 それでも欧州に期待する
    ジャック・アタリ
    ブレンダン・シムズ
    リチャード・バーク
    スラヴォイ・ジジェク
    マルクス・ガブリエル
    第Ⅲ部「アラブの冬」と「帝国」の再興
    ジャンピエール・フィリユ

    タハール・ベンジェルーン
    チュニジアのイスラム原理主義の狂信者は今回の実行犯だけではない。その背後に数千人が控えている。事件は偶然起きたのではなく、起こるべくして起きた。

    0
    2023年10月24日
  • 自由の限界 世界の知性21人が問う国家と民主主義

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ようもまあ、これだけ当代の脳ミソを集めたもんだ。筆者はブンヤさん。元々は新聞記事として書かれた文章を書籍の体裁にまとめたものらしい。でも、筆者も言うように「歴史を踏まえて現代を読み解いて」普遍性を持つ文章ばかり。特に、トランプ当選の前後両方のタイミングでの発言がある人もいて興味深い。2015〜2020年間の二大トピックと言えばトランプ大統領就任とブレグジット、末期は勿論コロナ禍だが、日本の少子高齢化問題に関する発言多し。当事者の我々が思うよりずっと世界の注目を浴びているらしい。あと、多くの人がフクヤマの『歴史の終わり』を引き合いに出すのが印象的だった。

    本国では容赦ない論客とされて敵の多いエ

    0
    2021年03月08日
  • 自由の限界 世界の知性21人が問う国家と民主主義

    Posted by ブクログ

    世界情勢を思想家、歴史家へのインタビューから述べたもの。
    グローバル経済の後のポピュリズムの台頭、中国など非民主国家の台頭など、民主主義の行く末を語る。
    多くの知識人が共通して、日本の少子化に警鐘を鳴らしていたのが印象的。
    大変面白い内容だった。

    0
    2021年02月11日

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