作品一覧

  • 生殖医療と家族のかたち
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生殖補助医療で誕生することになった子どもが、日本でも、もはや一学級に一人ほどいる時代になった。必要とする人が、より安全に、納得して、不妊治療を受けられるようにするにはどうすればよいか-。一つの成熟を迎えた医療技術を、十全に活かすためのカギを「家族のあり方」に探る。「生殖医療」と「家族」について、スウェーデンからの最新レポート。
  • 生殖医療の衝撃
    4.2
    1巻825円 (税込)
    1978年7月25日ルイーズ・ブラウンさんが英国で誕生してから30余年。「生殖革命」ともいえる技術革新が相次ぎ、いまや日本で生まれるこどもの約32人に1人は、出生前に-196℃液体窒素タンクで凍結保存されている。いま生殖医療は新たなるフェーズに進み、遺伝的親が3人存在することになるミトコンドリア移植、子宮移植が現実のものとなりつつある。生殖医療の第一人者が、生殖医療の最前線をレポートする
  • ゲノムの子 世界と日本の生殖最前線
    3.0
    いま、私たちが語るべき“希望”とは――。 30年以上にわたり「命」を見つめてきた産婦人科医が問う、真の多様性。 2020年のノーベル化学賞受賞により改めて注目された「ゲノム編集」。 とくに、医療面における治療技術の開発は現実的かつ切実な願いであることは間違いありません。 しかし、ゲノムについて臨床現場から発信されている一般書はほとんどなく、なかでも生殖医療とゲノム編集のかかわりについては議論が避けられがちというのが実情です。 本書では、生殖医療の最前線に携わる産婦人科医であり生殖内分泌学者の著者が、今、私たちに問われている「ゲノム」の意味を思索。 これまでの研究やデータを紐解くとともに、自ら世界中の専門家にインタビューし、その対話をヒントにゲノム編集と私たちの未来をどう理解すべきか、エッセイ調の筆致でわかりやすく解説します。 「子どもを持つ意味」「家族とは」「生命倫理について」など、みなさんに他人事としてではなく考え、議論することを呼びかける一冊です。 【目次】 1 ゲノム編集の深淵 2 子どもを持つこと、持たないこと 3 卵子、精子をもらうこと 4 遺伝情報を伝えること、変えること、組み合わせること 5 生殖あるいはセックスとは 6 命の選別 7 「生命倫理」という弁解、あるいは虚構・幻想 8 約束のかたち 9 総括
  • 骨折しない体をめざす毎日ごはん 更年期からの骨粗鬆症対策
    -
    1巻1,870円 (税込)
    寝たきりの原因となる骨折を防ぐ 1)本人や親など大切な人の寝たきりを防ぐ対策に 骨折は寝たきりや介護へのリスクが高いため、骨粗鬆症と診断される前から予防と対策が必要です。 2)更年期からの対策! 更年期以降の女性は、加齢や閉経などの影響で、骨粗鬆症になりやすくなるといわれています。女性ホルモンの働きや閉経後、体に起こる影響、対策などをくわしく解説。 3)食事摂取基準2025に「骨粗鬆症」の観点が追加 食事摂取基準2025では扱われる項目内に新たに「骨粗鬆症」の観点が追加され、食事による生活機能の維持や向上への貢献に注目されています。本書籍では、食事摂取基準の基準値を満たす料理を紹介。また、寝たきりにつながる「フレイル」を防ぐために、日常的に食べやすい栄養バランスの整った料理を紹介しています。 【目次】 はしがき 利用の手引き・本書のポイント ガイドライン別索引および出題傾向 速報2025 過去問2021~2024 付録/最新年次データ・資料 問題番号索引 【著者】 石原理 医学博士、女子栄養大学保健センター所長、女子栄養大学栄養クリニック所長、埼玉医科大学名誉教授。専門は産婦人科学、生殖医学。学生・医師の教育と生殖医療の現場に携わりながら、研究・フィールドワークを行なう。 蒲池桂子 栄養学博士、管理栄養士。女子栄養大学栄養クリニック教授。女子栄養大学を卒業後、東京慈恵会医科大学内科学講座勤務を経て、2003年より栄養クリニックに勤務。個別対応型栄養相談等を展開している。

ユーザーレビュー

  • 生殖医療の衝撃

    Posted by ブクログ

    厳しい批判に晒されながらヒト体外受精の研究を成功させたエドワーズとステプトー。
    生殖医療を大きく前進させた顕微授精、凍結融解技術、胚培養技術。
    精子バンクに精子を預ける人々。
    卵子バンクの誕生。
    「遺伝子の性」「性腺の性」「みかけの性」「心の性」
    性同一性障害と性別違和。
    母と娘で同じ子宮を共用。ミトコンドリア置換で3人になる遺伝的親。ips細胞でつくられる精子と卵子。
    敬遠される代理懐胎、着床前診断、着床前スクリーニングにより揺れ動く生命倫理。

    どれも私が今まで知らなかった世界で、驚きの連続だった。他人事ではなく、将来自分を含めた誰もが関わりうる問題だと思う。
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    0
    2023年12月19日
  • 生殖医療の衝撃

    Posted by ブクログ

    2015年の時点で、日本の子供の24人にひとりは、生殖医療で産まれているという衝撃。
    クラスに一人かふたりは当たり前の時代になっているのだ。
    具体的に何をしているのかも普段なかなか知ることのない分野なので技術と倫理の両面からの解説が興味深い。

    ところで不妊治療は保険が適用できず、100万円以上の費用がかかることも多い。助成金は増えていて、21年時点で30万円ほどになるようだ。
    少子化、人口減少は日本社会の最大の問題だ。
    移民を受け入れて多民族国家になっていくか、これまでのように日本民族中心を維持するのか。
    世論は移民容認方向ではないように思える。
    不妊治療は人口減少に対して数少ない実効のある

    0
    2021年08月31日
  • 生殖医療の衝撃

    Posted by ブクログ

    面白かった、現代生殖医療の概要をわかりやすく、面白く記してくれている。
    やはり歴史から学ぶとすっと頭に入ってくる。
    後輩にオススメしたい一冊。

    0
    2018年01月16日
  • 生殖医療の衝撃

    Posted by ブクログ

    生殖医療に関するテレビ番組を観て興味を持ったので読んだ。生殖医療の歴史(技術的なブレイクスルー)、現況、問題点などわかりやすくまとまっていてとてもよかった。

    0
    2017年01月16日
  • 生殖医療と家族のかたち

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    生殖補助医療で誕生することになった子どもが、日本でも、もはや一学級に一人ほどいる時代になった。
    必要とする人が、より安全に、納得して、不妊治療を受けられるようにするにはどうすればよいか―。
    一つの成熟を迎えた医療技術を、十全に活かすためのカギを「家族のあり方」に探る。
    「生殖医療」と「家族」について、スウェーデンからの最新レポート。

    [ 目次 ]
    序章 スウェーデンの横顔(スウェーデンの国土と人口;スウェーデンの社会)
    第1章 スウェーデンの家族(膨張・収縮する家族;家族生活のスタイル ほか)
    第2章 スウェーデンの生殖医療のあり方(生殖医療とは;ARTの使われ方 ほか)
    第3

    0
    2011年05月30日

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