作品一覧

  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

    ムーミン全集[新版]

    小説・文芸

    4.1
    1~9巻1,155~1,430円 (税込)
    あと4日で、地球滅亡……!? 衝突の危機がせまった彗星を調べるため、ムーミントロールはスニフと共に、天文台へ大冒険。スナフキン、スノークのおじょうさんとの出会いも! *日本語翻訳本は、形を変えて55年もの間、愛されてきました。今回初めての翻訳新版となります。主な変更点は、・現代的な表現、言い回しに整え、読みやすくなりました/・クリアなさし絵に全点差し替えました/・原書最終版に基づき、より細部にこだわった表現にしました。

ユーザーレビュー

  • ムーミン全集[新版]9 小さなトロールと大きな洪水

    Posted by ブクログ

    ずっとうっすら寂しげだけど、どこかほんのり暖かい。そんな読書体験だった。
    いい人認定のママがブチ切れたりしてて、ファンタジーなのに登場人物の心情は人間らしさもあって面白い。
    とにかく読みやすいから読書したいのに頭に入らなくて読めない時期とかに読むといいリハビリになるかも。

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    2026年05月19日
  • ムーミン全集[新版]9 小さなトロールと大きな洪水

    Posted by ブクログ

    "「この家より美しい家はないわ」
    ママはムーミントロールの手を取って、空のように青い部屋へ入っていきました。
    こうして、いつまでも、いつまでも、みんなはこの谷に住みつづけました。もっとも、気分を変えるために、何度か遠出はしましたけれどね。"


    ムーミンの始まり。そして、この新版のムーミンの終わり。これが9巻目であることに大きな意味があると思った。
    ムーミンとムーミンママが、いなくなってしまったムーミンパパを探して旅に出る。あたりはとても重苦しい雰囲気が漂っていて、トーベ自身が書いた序文の通り、戦争の只中に書かれた影響が見られる。
    どうしたら良いかわからない混乱を経て、最後にムーミン谷に辿りつく小さな生き物たち。
    序文もだけれどお二方の解説もぜひ読んでほしい。
    ムーミン。どうしたら良いかわからず進み続けるけれど最後には答えを見つけられる小さい生き物たちの話なのだと改めて思った。

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    2026年05月16日
  • ムーミン全集[新版]8 ムーミン谷の十一月

    Posted by ブクログ

    "目が覚めたときにたいせつなのは、眠っている間も、だれかが自分のことを考えてくれていたのがわかることなんじゃないかなって。"

    ムーミンシリーズの最終作。「ムーミンパパ海へ行く」と対になるお話。
    「ムーミンたちに会いたい」「ムーミン谷に行きたい」と願ったホムサ・トフト、(この巻における)ヘムレンさん、(この巻における)フィリフヨンカ、ミムラ姉さん、スナフキン。
    なんらかの解決したい悩みを抱えて彼らはムーミン谷にやってくるものの、ムーミンたちはちょうど島へ行っている最中。彼らには会えない。
    そのため客人たちは十一月と十二月をムーミン谷でムーミンたちのように過ごすことになる。
    偶然集まってきた小さい生き物たちの共同生活。愛おしかった。

    共同生活の中で苛立ちながらも、自分が作りたい音楽の五小節を探す。

    "(ぼくは、テントから出なきゃいけない。考えてばかりいるよりも、いっしょにいたほうが、まだましだ。連中ときたら、ムーミン一家とは大ちがいだよ)
    はっと急に、スナフキンは一家のことが恋しくて、たまらなくなりました。あのひとたちだって、うるさいことはうるさいんです。おしゃべりだってしたがります。どこへ行っても、出くわします。でもいっしょにいても、ひとりっきりになれるんです。
    (いったいムーミンたちは、どんなふうにしてたんだっけ?)
    スナフキンは考えて、びっくりしました。
    (夏になるたびにいつも、ずっといっしょにすごしていて、そのくせ、ぼくがひとりっきり
    になれたひみつがわからないなんて)"

    ムーミンたちを恋しく思いながらも、最後はひとりひとり、自分がやることを見つけて冬が始まる。
    そして、その冬の始まりにムーミンたちが谷へ帰ってくるところでシリーズは終わる。
    自分のやりたいこと、いるべき場所へ帰るという終わり方が好きだなぁ。
    本当はもっとこの小さい生き物たちの小説を読んでいたいけれど、トーベがこの巻で筆を置いた理由がなんとなくわかる気がした。

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    2026年02月27日
  • ムーミン全集[新版]8 ムーミン谷の十一月

    Posted by ブクログ

    ムーミン一家が登場しない本

    秋の気配にテントをたたみ、スナフキンがいつものようにムーミン谷を離れます。

    初登場の小さなホムサ・トフト。自分にお話しを作って聞かせるのが好きなトフトは、会ったこともないムーミンママを夢見ています。

    フィリフィヨンカ。家の中のことをきちんとするのが好きな彼女が、虫のせいで屋根から落ちそうになるという怖い思いをしたのち、全てを放り出してムーミン一家に会いに行きます。

    秩序を重んじるヘムレンさんも、ボートで大海原に出ていくことを、ムーミンパパに話すんだと、雨に濡れながら出かけてゆき…

    とんでもなく年寄りで、なんでも忘れてしまうスクルッタおじさんは、遠い昔に行ったことのあるムーミン谷を思い出しました。

    いつもと何一つ変わらないミムラねえさんは、妹のミイに会いたくなってムーミン屋敷を訪ねました。
    そして、ムーミン谷を出たはずのスナフキンがやってくるのをみんなが迎えました。

    スナフキンは、自分だけの音楽を掴みそこねてムーミンに会いに戻ってきたのです。

    このひとたち、それぞれに属性、性格が違いすぎて、どこか噛み合わない日々を過ごします。でも、だんだんとお互いを尊重し合い、
    翻訳者の畑中さんが仰った事なんですが、
    《共鳴》してゆくのです。

    私が好きだったのは、お話にしか聞いた事のないムーミン一家のことを頑なに信じているホムサ。
    この子は、屋敷で出会ったチビチビ虫に関する本を読み続けるんだけど、それがとても不思議な事を起こすのです。
    ここが、『ムーミンパパ海へ行く』で、1人お庭を想い、取り憑かれたように壁に絵を描いていたムーミンママに通ずるような気がしたんです。ホムサの想いがママと響きあったよう。
    そうです、ムーミン一家とおちびのミイは、あのパパの島の灯台にいるんです。

    それに、ホムサが香りで誰かのことを理解する所も素敵。ミムラはペパーミントのにおいがするんですって

    ホムサだけがどうしてみんなスナフキンのことを尊敬するのだろうと、本気で考えます。
    みんなから距離をとって自分の世界に閉じこもっているのではと
    ミムラ族はどうも自分は自分、人は人という感じが強いですからね。
    (でも、ここって時に手を差しのべます)

    ミムラが好きにしていられるのは、フィリフィヨンカのようにご飯を作って、家を仕切ってくれる人がいるからで… ミムラ族に近い自分も反省

    あらためて大人こそ楽しめるお話しです

    トーべの評伝を読むと、こんな風に書かれていて驚きます。

    _トフトの語りはトーべ自身のものであり、ムーミン谷の一家の話を語り続けることがもうできなくなってしまった、トーべ自身の声なのだ。『ムーミン谷の十一月』はどんな風に「ムーミン谷と幸せな一家が色褪せ、姿を消していった」か、という物語になっていくのである。_
    と、あります。ムーミン谷の物語を描き始めて25年が経ち、このお話でムーミン谷の本は、最後となります。トーベは大人向けの作品へとシフトし、自分を取り戻していった…のかな。

    プーとクリストファーロビンのように

    でも、愛がなければここまで書けないし、こんなに長く読まれてもいないですよね。
    ムーミンママとホムサとママの森にはトーべの愛を感じられたから。

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    2026年01月23日
  • ムーミン全集[新版]8 ムーミン谷の十一月

    Posted by ブクログ

    みんなしたくてたまらないことをすればいい!
    でもちがうことを言う日もあっていい。
    したいことがバラバラなみんなが、ムーミン一家がいない家に集まり十一月を過ごしムーミン一家が帰ってくるのを待つお話。

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    2025年07月27日

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