信じてやまない常識を、優しく紐解いてくれる一冊だった。
【”他人や事”を変えようとするのではなく、”自分の行動”を変える事で、他人も世界も変えられる】と訴えられている気がする。
以下、メモ。
・評価するのではなく、発想そのものやプロセス全体を愛でる「感謝と尊敬」を向けよ
→これが励みとなって生ま
...続きを読むれた新たな挑戦が、さらなる感謝と尊敬、多様性を認め合う社会になる
・自立=自分のできる/できないを明確にした上で、依存先を「増やせる」事である
・「〜ねばならない」に従うのは思考停止の表れ、以下を意識的に考え続ける
→「自分は本当はやりたかったのか?やりたくなかったのか?それはなぜか?」
→「では、自分は本当は何がやりたいのか?なぜそれをやりたいと思っているのか?」
・アンラーニングの姿勢を持て
→身につけてきた価値観や常識を捨て去り、改めて根本から問い直し、学び直す
→「そもそもどうして〜なんだ?」「問いに対する行動」「新たに発生した疑問〜行動」が複雑な問題解決に寄与する
・興味が赴くままに行動せよ
→能力主義によって、「能力を高めれば、良い結果が出やすくなる、良い結果が出そうなら行動してみよう」と保守的になってしまった
・無意識に生じるバイアスを排除せよ
→健常者・障害者、大人・子供という境目があり、後者は弱き者として扱い助けてあげよう
→「社会には色んな個性を持った人がいて、それぞれちゃんと自立している」という前提持て
・世界は変えられる=まず自分自身が変わり、相手への変化の連鎖を起こした結果実現しうる
→対話の相手の知性を心から信じ、自分の中にある常識を捨て去り、相手の息遣いや体温まで感じられる時、既に自分は変わっている
・死にたくないのは、「自分が生きた証を”完成形”で遺したい」と思っているから
→いつまで経っても「準備が終わってない」と思い、死を恐れている
→そもそも完成した何かではなく、「勇ましい高尚なる生涯」さえ残せば良いと思えば、毎日を必死に生きられるのではないか?
・最も身につけるべきものは、「学習へと向かう姿勢や良い習慣」である
→そのために興味や好奇心を刺激せよ
→2度と思い出さないような教えを押し付けてら、ただ受け身になり学習しなくなる