【感想・ネタバレ】冒険の書 AI時代のアンラーニングのレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月14日

信じてやまない常識を、優しく紐解いてくれる一冊だった。
【”他人や事”を変えようとするのではなく、”自分の行動”を変える事で、他人も世界も変えられる】と訴えられている気がする。

以下、メモ。

・評価するのではなく、発想そのものやプロセス全体を愛でる「感謝と尊敬」を向けよ
→これが励みとなって生ま...続きを読むれた新たな挑戦が、さらなる感謝と尊敬、多様性を認め合う社会になる 

・自立=自分のできる/できないを明確にした上で、依存先を「増やせる」事である

・「〜ねばならない」に従うのは思考停止の表れ、以下を意識的に考え続ける
→「自分は本当はやりたかったのか?やりたくなかったのか?それはなぜか?」
→「では、自分は本当は何がやりたいのか?なぜそれをやりたいと思っているのか?」 

・アンラーニングの姿勢を持て
→身につけてきた価値観や常識を捨て去り、改めて根本から問い直し、学び直す
→「そもそもどうして〜なんだ?」「問いに対する行動」「新たに発生した疑問〜行動」が複雑な問題解決に寄与する

・興味が赴くままに行動せよ
→能力主義によって、「能力を高めれば、良い結果が出やすくなる、良い結果が出そうなら行動してみよう」と保守的になってしまった

・無意識に生じるバイアスを排除せよ
→健常者・障害者、大人・子供という境目があり、後者は弱き者として扱い助けてあげよう
→「社会には色んな個性を持った人がいて、それぞれちゃんと自立している」という前提持て

・世界は変えられる=まず自分自身が変わり、相手への変化の連鎖を起こした結果実現しうる
→対話の相手の知性を心から信じ、自分の中にある常識を捨て去り、相手の息遣いや体温まで感じられる時、既に自分は変わっている

・死にたくないのは、「自分が生きた証を”完成形”で遺したい」と思っているから
→いつまで経っても「準備が終わってない」と思い、死を恐れている
→そもそも完成した何かではなく、「勇ましい高尚なる生涯」さえ残せば良いと思えば、毎日を必死に生きられるのではないか?

・最も身につけるべきものは、「学習へと向かう姿勢や良い習慣」である
→そのために興味や好奇心を刺激せよ
→2度と思い出さないような教えを押し付けてら、ただ受け身になり学習しなくなる

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Posted by ブクログ 2024年02月29日

これからの時代の教育について、親として非常に考えさせられる一冊。子供たちの教育に関しては、私自身が、受けてきた昭和的教育からのアンラーニングが必要だと強く感じた。教育関係の妹夫妻にも強く勧めた。

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Posted by ブクログ 2024年01月04日

2023年の一番よかった本。
教育がどのように今の形になってきたのか、子どもとはどういう存在だと考えられてきたかが、口語で書かれていて、思考の流れを妨げずに読むことができました。
子ども観が変わるとともに、目指す姿がクリアになります。
子どもに関わる多くの人に読んでもらいたいです。

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Posted by ブクログ 2024年01月03日

学校教育に一石を投じ、学ぶことの意義や学び方まで問うている本。おそらく文章の構成やストーリーの立て方などは好みが分かれるところかと思うが、自分には読みやすかった。前提やこれまでの価値観、行動様式、思い込みを疑いアンラーニングを続け、新しい意味を見いだし成長し続ける。著者の考えや投げ掛けを抑え続けたい...続きを読む

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Posted by ブクログ 2023年12月23日

私たちは、程度の差はあれど偏見や、差別的な態度をとってしまうものです。意識している場合もあれば、無意識の場合もあります。そんなバイアスを取り払った上で自分の人生を歩みだしてみませんか?という人生という冒険に誘い出してくれる本でした。
アンコンシャスバイアスに気づかせてくれて、自分の人生の舵取りを他人...続きを読むに委ねるのではなく、自らの手に取り戻すのだ〜〜。
読むべき古典的な書籍も紹介されています。それらの書籍も冒険の仲間に加えて、さぁ歩き出そう。

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Posted by ブクログ 2023年12月10日

素晴らしい本でした。
大興奮しました。
自分が実践していることを、文字にしてくれているという面もあり、とても嬉しかったです。
手探りで、懸命に考え展開している私の実践は、間違っていないという気持ちにさせてくれくる本でした。
内村鑑三先生の言う「遺すべきもののお金と事業」は、私にはできません。しかし3...続きを読む番目の「思想」は、有り難いことに授業を通してやることができています。それをより感謝の気持ちを持ってできるようになりました。
そして「高尚なる生涯」。生徒にも私自身も言い聞かせながら生きて行こうと思います。

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Posted by ブクログ 2023年11月24日

日ごろ学校教育に疑問を持っている自分にとってうってつけの本。

しかも、知人が息子さんが高校に行かなくなって悩んでいる。

学校とは、勉強とは、学びとは。追及の旅に送り出してくれる本。

書いているのはソフトバンクの孫さんの弟。スタートアップ支援が本業。



気づきが多かったのでメモしておく。

...続きを読む

「遊び」と「学び」と「働き」はひとつのことだった。

工業化によって、これを別のものに分けた結果、すべてがつまらないものになった。

労働者が生まれ、「仕事」が生まれた。

専門的教育で「勉強」をし、疲れたときに「休み時間」を取るようになった。

そして休み時間に「遊ぶ」ようになった。

遊び学び働きが分けられてしまった。



ここで思い出した。もうすぐ一歳の初孫。何にでも興味を持つ。

好奇心の塊。目が輝いている。好奇心を失わせたくない。

と思ってしまっていることからして、「勉強」の呪いを私が感じているということ。

小学校高学年あたりからどんよりしてしまう。

情報化時代、AI時代に、なぜかいまだに詰込み型の知識偏重教育、工業化社会の

教育を押し付ける文科省。

いまだ工業化社会の名残で、いい高校いい大学いい就職、という神話がまかり通る。

そんなものとっくに崩壊しているから日本は失われた30年にいるのに気づかない。

沈む船で最後まで生き残るのは「いい就職」だと思い込んでいる。

だからいまも暗記、偏差値の世界に生きる、、、



この本はそういうこともひっくるめて否定、アンラーニングを求めている。



「子ども」と「大人」を分けた、というのも17世紀からの話らしい。

それまでは子どもも大人同様に働いていた。

「学び」が分けられ、学校制度が生まれたことから区別されるようになった、

というのだ。



すでに工業化社会は行くところまで行っているので、新しい時代の考えを

もたなくてはいけないのに、日本はそれができていない。

1970年代、80年代、日本が工業化社会の成功例だったから。

その体制のまま今に至っているから。

30年失敗が続いているのだから、いい加減目を覚ませばいいのに、

「アベノミクス」とやらでうまく切り返したような気になって、体制が維持された。

あれは麻薬のようなものだ。体力は衰えながら、目だけがらんらんとしている。

今の日本そのものだ。



だから孫さんは、教育を見直そう、アンラーニングしよう、と言っている。

地球を大事にする、という原点に立ち返って、学び直そうと。



そう、、、知人のお子さんも本を読めばいいんじゃないかな。

学校なんか行かなくてもいいから。

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Posted by ブクログ 2023年09月18日

教育の歴史を学んだことがない私としては教育というものを考える入門書として読みやすくて良かった。
そして今後の子供達との関わりに活きそうだと思った。

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Posted by ブクログ 2023年09月05日

子どもと接する自分を振り返って、反省するきっかけになった。価値観や常識にとらわれず、世界を見つめ直すこと。よい問いを立てること。

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Posted by ブクログ 2023年08月19日

読んでいてワクワクしました。で、あなたはどうしますか?と言われた気がしました。モヤモヤする部分もありますが、自分で考えて広い心で受け止めていきたい。今日はこの本の読書会をしました。

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Posted by ブクログ 2024年04月06日

たぶん、読者によってかなり異なった視点での発見や気付きがある本…な気がします。

わたしは先生や教授など純粋な教育者の立場では無いですが、次世代育成などの視点でも得られるものはたくさんあったと感じています。

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Posted by ブクログ 2024年03月24日

教育の歴史的な変遷を通して、学び直しの重要性が理解できた。
常識、当たり前に思っていることをまず疑うこと。

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Posted by ブクログ 2024年03月18日

連続起業家の孫泰蔵さんのパッションあふれる一冊

希望を全面的に押し出した本で、対象年齢は中学生〜大学生といったところ(大人も対象としているが)
平易な文で読みやすく、自身の読んだ本から得た知見から考えを根本的な問までつめていく探求の物語
ラーニング(学習)と、今までの固定観念や学んできたものからア...続きを読むンラーニングの両方が大事!

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Posted by ブクログ 2024年02月29日

感想
・AI時代への準備として必要な「アンラーニング(古い知識の解体)」と「探求(新しい価値観の構築)」を、わかりやすく説いています。
・遊びや対話を通じて、好奇心や柔軟性を育むことの重要性が伝わります。
・読者自身が考え、行動を促すような内容で、自分らしい生き方を見つけるための指針となるでしょう。...続きを読む
紹介
・タイトル:冒険の書 AI時代のアンラーニング
・著者:孫泰蔵、あけたらしろめ
・出版社:日経BP
・発売日:2023年2月16日
・ページ数:224ページ
・形式:単行本

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Posted by ブクログ 2024年02月12日

これまであまり深く考えることのなかった学びというテーマを掘り下げまくっている。
クラスの成り立ち、大人と子供の区別、「能力」が生まれた背景、標準化された能力がないと弾き出されてしまう社会構造、など、身の回りにある当たり前すぎる概念を解きほぐしながら現代の問題点をわかりやすい言葉で説明している。
意味...続きを読むはいつだって変わるのだから、何が役に立つかはわからない。ひたすら楽しみながら何かをつくる(生み出す)ことでちょっとでも良い世の中が作れたら嬉しいなって思う。楽しむって気持ちを思い出させてくれた良き本。

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Posted by ブクログ 2024年01月15日

当たり前と思っているものを問うという、日々忘れがちだが最も本質的なものを与えてくれた。

この社会を少しでも良くして死にたい。
どんなことに自分は貢献したいのだろうか。

親鸞の独善は興味深かった。自分のこと行っていることが良いか悪いかは、後世でわかる。

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Posted by ブクログ 2023年12月02日

好きなことだけして生きていきたいけど、家族やしごと色々なしがらみにとらわれて何も出来ない自分には図星をつかれているようで、しんどい部分ありました。ただ、一生懸命生きた事ただそれだけが未来をよくする何かにつながると考えることは自己肯定感をたかめるために、とてもいい考え方だとおもいました。

読みやすさ...続きを読むを出すためとおもわれる章ごとのタイムスリップは、自分にはあまりあわない表現でした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月18日

サクッと一読しか出来ていないが、読後の感想としてこれからの学びの在り方について提案が書かれた一冊。

今ある教育方法が誕生した原因を物語で振り返りながら、なぜ学校がつまらない場所になってしまったのかを理解し、これからの時代にあった学びの場とは一体…と本題に迫っていく。

様々な学びの起源が書かれてい...続きを読むるので単純に知識欲を満たせるともに、教育現場だけでなく仕事にでも応用できそうな考え方の気づきをもらえる章もあった印象。

雰囲気で選んで読んだ本のため、正直関心の高いジャンルではなかったが、これは個人的にではあるが若干ブッダの教えに近い生きる上での考え方について学べる部分もあったので個人的に学びになった。

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Posted by ブクログ 2023年10月09日

・能力信仰とメリトクラシーを批判し、メリトクラシーを超えた新しい社会をつくらなければならないと考える理由

①「学び」から「遊び」が分かれて、どっちもちあまらないとのになってしまったこと
②「能力」や「才能」という概念がやる気や自信を失わせてしまうこと
③能力信仰やメリトクラシーがドロップアウトを生...続きを読むみ出しやすい原因となっていること
④本来は必要のないペシミズムにおちいった不幸な子どもたちが生まれ続けること
⑤最終的にはほとんどの人が人工知能にとってかわられてしまうこと

→自己責任だから誰も責められないから自分を責めるしかない。そして自分が嫌になり、最後はペシミズムにハマって無間地獄をたださまよたいまけになる。とても恐ろしい、終わりのない不幸です。

・視野を広げて線を引くとは、様々な人々や世界とふれあうこと。今までだったらつながらなかった点と点、すなわち、考え方や文化、発想などがまったくちがう人々と、まっさらな状態で交流するということ。まさに異なる点と電車を結ぶことでセレンディピティが起こりやすくなる、これまでの常識を超えたアイデアやものの見方を得やすくなる。

・僕たちは、つい目先のせまい視野で良し悪しを判断してしまう。本当はもっと広い視野でものを見られるのに、一度役に立たないと判断してしまうと、秘めた可能性になんか目とくれず、可能に見捨てたり切り捨てたりする。すぐに思考が停まってしまう。

・自立とは依存しなくなふことだと思われがちです。でもそうではありません。依存先を増やしていくことこそが自立なのです。これは障害の有無にかかわらず、すべての人に通じる普遍的なことだと思います。(熊谷晋一郎)

・大きなビジョンを描きなさい。たとえ自分が生きている間に実現できなくとも、円の一部にしかなれなくても、後に続く者たちがいつかその円を完成してくれる。(日野原重明)

・ラーニングは一人でもどこででもできますが、アンラーニングは自分だけではなかなかうまくいきません。アンラーンしようとしているひとと交わる中で、対話を通じて初めてできるもの。



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Posted by ブクログ 2023年09月16日

教育業界でなくても、物事を前に進めるために必要な思考。仕事の本質は社会に対してのアプローチであり、そこに住まう人々の価値観の変化やそのプロセスに意味があるとするならば、共に変わり共に変えることをする為にまず何を考えないといけないか。

アプリシエーションが更なるアプリシエーションを生み出し、その先に...続きを読むイノベーションがある。

専門家は常識とは違う視点をもって考えられること。決して知識量の有無ではない。

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Posted by ブクログ 2023年09月15日

人間の一生の過ごし方について、、
学びたいなら学べばいい。働きたいなら働けばいい。もし何かをすることに疲れたなら、休めばいい。
と、思いはあったものの他人から言われるとなんだかホッとする。
本にある、
〜20歳まで学ぶ、〜60歳まで学ばない(働く)、〜100歳は何もしない
にはうぐっとなった。

...続きを読む達段階(幼児期、青年、成人したら働く)なんていう仕切りなんて取っ払ってしまい、人はいつでも遊びたい時に遊び、働きたい時に働けばいいのである。
労働者になるための技能の訓練所を目的とした「学校」。
思えば、人間が作った仕組みに人間が縛られている。
年齢によらず、学んだり、遊んだり、働いたりできるように人生を作り直す。

学校ではその簡易的打開策なのか自主性を育てるアクティブラーニングを掲げており、それがディベートとイコールになっている風潮なそう。
学校で、机に座って先生の教えを受けることが当たり前すぎて、疑問も感じないし、通念に習いすぎて頭で考えなくなっていることに気づく。
学ぶにはいつからでも遅くないなんて言葉は、相談相手の常套苦と言える。陳腐なほど、ありふれるほどに、道に転がっているのに自分に言葉を落とすには時間がかかるようだ。

確かに学びの楽しさや喜びを追求するなら早い教育より遅い学習のほうがよい。人生100年のうち、たった数年ちょっと早く何がが上手くできるようになったからって、それになにか意味があるわけ?
世の中に蔓延る、まことしやかに伝わる「神話」はほんと?
転ばぬ先の杖ばかりでは、失敗する権利がなくなる、
なんで失敗するのに臆病になっているんだろう?

僕たちは失敗したくなくて、つい正解を求めてしまう。なぜか、「正解」を求める勉強ばかりしてきたから。「無用之用」器は中が空っぽだから役に立ち、家は窓をくり抜い建てて何もない空間だから部屋として用をなすように、何もないからこそ役に立っている。役に立つかどうかはものの見方次第で、この世の中に役に立たないものはないという見方。

特に角、考えること。自分で考える。
それって本当に必要?など、不思議に思った気持ちを大切に。

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Posted by ブクログ 2023年09月03日

これからの時代に必要な考え方を知ることが出来ました。当たり前を当たり前に思わず、社会や自分自身に問い続けていきたいと思います。

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Posted by ブクログ 2023年08月15日

遊びと学びと働きを区別せず、一体化して考えていく。いつから分けるようになったのだろうか。

人物メモ
・ロバートオーウェン

なにかを始めたり学んだりするのに、年齢や時期は関係ない。いつでも、今すぐにでも自分を変えて行動することができる。
正直、怖い。自分の道、決断。恐怖を乗り越え勇気を出す。

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Posted by ブクログ 2024年04月14日

教育を始め学校のあり方について、歴史的な考え方から紐解き、本来の姿を問う内容。
大人と子ども、遊びと仕事(勉強)を分けた結果、興味が失せ、つまらなくなったとのことには共感。歴史上そのような仕組みにするしかなかった背景はあり、現代にはそぐわない事も。ただその仕組みの上に社会が成り立ち、強固になった仕組...続きを読むみが変えられていない。
社会は変えられる、自分を変えるための教育、いつからでも学び直せるアンラーニングなど、これからの時代に即した教育になればいいなと。

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Posted by ブクログ 2024年03月18日

言ってることは共感できるけどさ…これって全員がこの考えてを前提にしないと厳しいよね…『良い問いを立てる』

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Posted by ブクログ 2024年02月25日

•AIを使いこなすために必要な能力: リーダーシップ、自分の頭の中にある構想、思い描いた世界を見える化 すること; システム設計とプログラミングの基礎
•メリトクラシーとは、社会における人間の地位は、生まれなどによって決まるのではなく、その人の持つ能力によって決まるべきであるという社会
•自ら「優秀...続きを読むな機械」になろうとする人間はら遅かれ早かれ「メリトクラシーの最終兵器」である人工知能にとってかわられる。しかしそのことを恐るよりも、人工知能は人間を機械として働くことから解放してくれる「メリトクラシーの解放者」ととらえればいい。
•答えようとするな。むしろ問え。
本質的に問い続け、その問いを深める行動をとるうちに、結果として、問題が解決していることがある。

【幸福な人生を送るための新しい定義】
•「人間としていかに善く生きるか?」→「人類が自然の生態系を破壊してきたことを反省して、多様な自然を愛で、守る存在として生きること」
•「公共の利益とはなにか?」→「あらゆる種がすこやかに生きていける地球を作り上げるために世界を変えていくこと」

なぜか→地球全体を良くする仕事こそ、これからの時代の人間にしかできない最高の仕事のだから

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Posted by ブクログ 2024年02月18日

学校やクラスの誕生等、教育の起源を歴史的観点で解説しているところに大変興味を持てた。
ただ、筆者の主張に共感できる一方、グローバル社会の中では実現に向けた行動を取るのが困難ではないのかと思わなくもない面もあった。
筆者が独自の意見を客観性も交えて主張しているのかを、よく吟味しながら読む必要がある印象...続きを読むを受けた。
しかし、「メリトクラシー」という概念には非常に興味を持てたので、これからも追っていきたい

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Posted by ブクログ 2024年01月20日

教育の在り方をめぐり、様々な書籍が出てくるのが興味深い。ただし、引用された書籍を理解するには、原典を辿るのが一番であると感じた。

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Posted by ブクログ 2023年09月27日

だいぶ、わかりやすく書いてくれてるけど、それでも自分には難しかったりもしました。
教育の考え方はそれぞれだし時代に影響されるので難しいですね。

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Posted by ブクログ 2023年10月23日

首がもげるほど頷きながら読んでいたが、最後の方は…

なるほど…この本自体が「価値があるのは答えではなく問いである」というのを体現しているかのようです。
最後にちょっと筆者なりの結論らしきものを出しているのは、筆者の意向なのか、それともどうしてもそうしないと本としてまとまらないという体裁上の問題なの...続きを読むか…
(もしそうだとしたら、答えらしきものが何も載ってない本に価値はないという価値観がいよいよ根深いということになりますね)
参照すべき多くの歴史的名著を知られたのはよかったです。
現代の学校、もしくは教育というシステム(社会人になってからも続きますが)に疑問を抱いてる人は一読の価値ありです。

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