作品一覧

  • 新説の日本史

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻990円 (税込)
    「邪馬台国論争は畿内説の完全勝利」、「今川義元は上洛を目指していなかった」、「西郷隆盛は征韓論者ではなかった」など。歴史研究の現場において、これまでの常識を覆す説が次々に生まれている。 本書では、古代・中世・近世・近現代と、ぞれぞれの時代における気鋭の研究者たちが最新の研究結果を報告。これからの教科書を書き換えるかもしれない新説で、日本史の見方が変わる。
  • 継体天皇 六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」

    ビジネス・実用

    3.9
    1巻1,100円 (税込)
    5世紀以前、複数の王族集団から適格者が即位していた大王。だが6世紀初頭、北陸からヤマト王権の有力豪族の招聘によって、王権との血縁が不確かな継体天皇が即位する。彼はどのような背景を持ち、なぜ即位できたのか。あるいは新王朝だったのか――。  王位継承後、朝鮮半島の新羅、九州の国造磐井など敵対勢力と向き合い、反乱を収め権威を確立していく。血統重視の世襲による天皇家を創った「始祖王」継体天皇と、6世紀の倭の実態を描く。
  • 倭の五王 王位継承と五世紀の東アジア

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    倭の五王とは、中国史書『宋書』倭国伝に記された讃・珍・済・興・武を言う。邪馬台国による交信が途絶えてから150年を経て、5世紀に中国へ使者を派遣した王たちである。当時、朝鮮半島では高句麗・百済・新羅が争い、倭もその渦中にあった。本書は、中国への〝接近〟の意図や状況、倭国内の不安定な王権や文化レベル、『古事記』『日本書紀』における天皇との関係などを中国史書から解読。5世紀の倭や東アジアの実態を描く。古代歴史文化賞優秀作品賞受賞
  • ユーラシアのなかの「天平」 交易と戦争危機の時代

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,750円 (税込)
    東大寺大仏や正倉院宝物など、絢爛な文化が開花した天平年間。シルクロードや遣唐使などの国際交流により、華やかな印象を持つ人も多いだろう。しかし外交が盛んになった一方、ユーラシア全体を揺るがす軍事的緊張が生じていた。繁栄を謳歌していた唐を、一気に奈落の底に突き落とした「安史の乱」。その混乱の中、藤原仲麻呂が新羅征討を計画――。天平とはいかなる時代だったのか。豊富な史料をもとに世界史的視点で解き明かす。

ユーザーレビュー

  • 継体天皇 六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」

    Posted by ブクログ

    専門家ではないので最新の状況は分からないのだが、現時点における継体天皇に関する解釈の集大成ではないか。
    考古学の成果、文献からの成果、東アジアの情勢などを総合的に評価して全体的な論旨を構築している。内容は整合的で、もはや継体天皇の実態は本書に記載されているものではないかと納得してしまった。
    継体天皇について書かれている多くの書が越前から突如やってきて、ゆえに長年の間奈良盆地に入れず古墳も大阪に築いたと記載しているが、本書の内容はそれよりもよほど納得できる。
    非常に面白かった。

    0
    2026年08月12日
  • 継体天皇 六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」

    Posted by ブクログ

    古代史にさっぱりの私ですが、福井育ちで、小学生が遠足に行く足羽山におじさんの継体天皇の像が建っていて、坂井平野の治水をし山頂から三国湊を臨む姿を郷土の伝説として教えられていたので、一般にはマイナーな存在とは知りませんでした。
    今思えば福井ではずいぶん敬われ、愛されていたのですね。
    かつては漢字二文字の天皇系図を呪文のように覚えたものですが、和風諡号となると素人の私には読み方すらわからない。それでも声に出しながらこの本を読むと、ミステリが解けるようでおもしろいです。

    0
    2026年08月07日
  • 継体天皇 六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」

    Posted by ブクログ

    著者の論ずるところが、研究の世界あるいは学会でどのような位置付け、評価となるのかは、門外漢である自分にはよくわからない。しかし、天皇制における「世襲」というトピックに対し、鮮やかなカウンターを持ってきたのは素晴らしいの一言に尽きる。古代史の世界であることもあり、私にとっては決して読みやすい本ではなかったが、再読、および関連書を読んでみようと思った。

    0
    2026年07月27日
  • 継体天皇 六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」

    Posted by ブクログ

    6世紀初頭、ヤマト王権の招聘により“第26代”天皇となった“応神天皇5世”の継体天皇。
    彼が持つ背景と、即位の謎にせまる1冊。

    国際情勢、磐井の乱、権威の確立。

    出自の不明瞭さから様々な議論を巻き起こしてきた
    「始祖王」の、“ほんとうの”価値に迫る。

    0
    2026年07月26日
  • 継体天皇 六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・継体天皇(ヲ・フト)はヤマト連合政権で大君を出す集団(氏族制以前のための称す)の北陸集団のトップ。北陸集団も連合政権。北陸集団は、ヲ・フトの曾祖父オオ・フトの代に、近江高島郡三尾を拠点に琵琶湖・淀川水運を利用し越前から摂津まで勢力を広げ、摂津に三島古墳群、大和にもオシサカに拠点。
    ・ヲ・フトはおそらく青年時代にオシサカにおり、武寧王、イワイ、(毛野)オウミと一緒に過ごしたことがある。
    ・大君は、5世紀半ばに古市古墳群集団から百舌鳥古墳群集団の済・興・武(雄略天皇)に移行、その後葛城集団の飯豊青皇女を経て、古市古墳群集団に戻り、その後継体天皇。
    継体天皇以降は同一系統による世襲王権(群臣の推戴

    0
    2026年07月06日

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