作品一覧

  • フランケンシュタイン
    3.9
    1巻799円 (税込)
    11月も雨のわびしい夜、消えかかる蝋燭の薄明かりの下でそれは誕生した。解剖室などから各器官を寄せ集め、つぎはぎされた身体。血管や筋のひとつひとつが透けて見える黄色い皮膚。そして、茶色くうるんだ目。若き天才科学者フランケンシュタインが生命の真理を窮めて創りあげたもの、それがこの見るもおぞましい怪物だったとは! 無生物に生を与える実験の、しかしあまりに醜悪な結果に、彼はこの生き物を見捨てて逃げ去るのだが……。いくたの映画やドラマ、小説等を通じ、あまりに有名な不朽の名作。

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ユーザーレビュー

  • フランケンシュタイン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ヴィクターの人間らしい憎しみ、憎悪こそがホラー。
    ヴィクターの亡霊(ドッペルゲンガー)「怪物」の孤独からくる憎しみ、苦しみとの対比が読者をぞっとさせる。なぜか?
    この物語の怖さの本質は「怪物」の見た目の恐ろしさでもなければ、主人公の愛する肉身の数々の非業の死でもない。自分が生み出した生命に対する人間らしいエモーショナルな感情の熱情が怖いのである。明らかに自分に帰ってくる許すべき存在である「怪物」に復讐することに取り憑かれた「哀れな」マッドサイエンティスト、それがフランケンシュタインであり、人間とはそうでしかあり得ない臨場感に恐怖する。
    「怪物」の視点でこの原作を読むと、その眼差しの奥にアニミズ

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    2025年06月11日
  • フランケンシュタイン

    Posted by ブクログ

    フランケンシュタインと言えばハマーホラーの映画の印象が強く、原作を読んでいなかったので手に取ってみた。怪物は知性が高く、初めこそはそれほどでもなかったがだんだんと知識を増やし会話できるようにまで成長する。怪物の苦悩と悲劇は映画よりもはっきりとしていて、一方的に暴力的な怪物のようではあるけれど結局は被害者としての立場であることを再認識する。誰も救われない悲劇のお話。

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    2026年03月10日
  • フランケンシュタイン

    Posted by ブクログ

    200年ほど前に書かれた本ですが、今読んでも、というか、今こそ読みたい、読んでほしい本ですね、これ。

    自分は、この本を読んでいて、『ジキル博士とハイド氏』と『ガリバー旅行記』を思い出しました。
    構成もなかなか面白いです。

    しかも、メアリー・シェリーが、二十歳そこそこで書いた本、というのは驚き。

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    2018年07月15日
  • フランケンシュタイン

    Posted by ブクログ

    「タイトルは有名だけど中身知らないよね」
    となる典型的な作品の一つ。

    長らく積ん読状態だったけど、
    とあるブログのレビューが興味深かったのでこの度呼んでみた次第。

    語り手が交代しながらモノローグを行うように展開されていて、
    解説よろしくこれが後生の『嵐が丘』等へ派生していくというのは個人的に胸がアツくなる部分ではある。

    フランケンシュタインと聞くと一般的には怪物をイメージしがちだけれども、
    怪物には固有名詞はなくフランケンシュタインとは怪物を生み出した天才科学者(ヴィクター・フランケンシュタイン、主人公)の姓である。

    物語の原題は正式には『フランケンシュタイン あるいは現代のプロメテウ

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    2014年09月29日
  • フランケンシュタイン

    Posted by ブクログ

    ピーター・ラヴゼイ『地下墓地』、
    ピンチョン『Is it O.K. to be a Luddite?』などを読んで
    気になっていた古典作品。

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    2014年02月01日

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