フランケンシュタイン

フランケンシュタイン

小説・文芸
799円 (税込)

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11月も雨のわびしい夜、消えかかる蝋燭の薄明かりの下でそれは誕生した。解剖室などから各器官を寄せ集め、つぎはぎされた身体。血管や筋のひとつひとつが透けて見える黄色い皮膚。そして、茶色くうるんだ目。若き天才科学者フランケンシュタインが生命の真理を窮めて創りあげたもの、それがこの見るもおぞましい怪物だったとは! 無生物に生を与える実験の、しかしあまりに醜悪な結果に、彼はこの生き物を見捨てて逃げ去るのだが……。いくたの映画やドラマ、小説等を通じ、あまりに有名な不朽の名作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    :
    東京創元社
  • タイトル
    :
    フランケンシュタイン
  • タイトルID
    :
    111063
  • ページ数
    :
    330ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年01月31日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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フランケンシュタイン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    フランケンシュタインと言えばハマーホラーの映画の印象が強く、原作を読んでいなかったので手に取ってみた。怪物は知性が高く、初めこそはそれほどでもなかったがだんだんと知識を増やし会話できるようにまで成長する。怪物の苦悩と悲劇は映画よりもはっきりとしていて、一方的に暴力的な怪物のようではあるけれど結局は被害者としての立場であることを再認識する。誰も救われない悲劇のお話。

    0
    2026年03月10日

    Posted by ブクログ

    200年ほど前に書かれた本ですが、今読んでも、というか、今こそ読みたい、読んでほしい本ですね、これ。

    自分は、この本を読んでいて、『ジキル博士とハイド氏』と『ガリバー旅行記』を思い出しました。
    構成もなかなか面白いです。

    しかも、メアリー・シェリーが、二十歳そこそこで書いた本、というのは驚き。

    0
    2018年07月15日

    Posted by ブクログ

    「タイトルは有名だけど中身知らないよね」
    となる典型的な作品の一つ。

    長らく積ん読状態だったけど、
    とあるブログのレビューが興味深かったのでこの度呼んでみた次第。

    語り手が交代しながらモノローグを行うように展開されていて、
    解説よろしくこれが後生の『嵐が丘』等へ派生していくというのは個人的に胸がアツくなる部分ではある。

    フランケンシュタインと聞くと一般的には怪物をイメージしがちだけれども、
    怪物には固有名詞はなくフランケンシュタインとは怪物を生み出した天才科学者(ヴィクター・フランケンシュタイン、主人公)の姓である。

    物語の原題は正式には『フランケンシュタイン あるいは現代のプロメテウス』。
    プロメテウスとはギリシャ神話に登場する神の一人。
    寒さに凍える人間を想い火を与えることでその生活を助けようとしたが、
    火を与えられた人間がそれを争いに用いたことにより刑に処せられる。

    ヴィクターば人間を作ったこどにより、
    怪物ば言葉を理解してしまったこどにより、
    自らが抱える愛を遥かに超越した絶望の淵に置かれ身を滅ぼす。
    -現代のプロメテウス-はその隠喩にあたる。

    人間と怪物を比較することで人間の定義について問いを投げ掛けていて、
    そのような意味ではSFの先駆的な作品としても位置付けられているようである。



    …というように何の気なしに呼んではみたものの
    幅広いジャンルに影響を与えたようだ。

    圧巻なのはやはり終盤。
    ヴィクターが息を引き取ったのを観た怪物がウォルトンに自らが抱える想いを吐露する場面。
    目を合わせられなかったとはいえ、
    怪物がまともに会話したのはヴィクター以外ではウォルトンが初めてであり、
    それゆえに怪物がとても人間らしく見える。

    別の機会に是非映画も観てみたい。

    0
    2014年09月29日

    Posted by ブクログ

    ピーター・ラヴゼイ『地下墓地』、
    ピンチョン『Is it O.K. to be a Luddite?』などを読んで
    気になっていた古典作品。

    0
    2014年02月01日

    Posted by ブクログ

    ”人造人間”のアイデアの元祖、そしてSF小説の起源とされることもある古典中の古典。

    知名度の割に原典は全然読まれてないことでも有名だそうです。

    科学を志す学生、ビクター・フランケンシュタインが造り上げた”怪物”によって引き起こされる悲劇的ストーリー。

    生命の創造、知識の獲得に伴う悲劇、孤独、善悪の二面性など、いろんなテーマが含まれており、とても深い。

    0
    2012年05月11日

    Posted by ブクログ

    今回は仮面ライダーの要素の一つという不純な動機で読んだ
    いわゆる『異形の悲哀』をテーマにした作品の祖であるが、ホラー作品にしては余り恐怖を煽る描写が少なくむしろその内容はSFの祖としても語られる内容である
    ちなみにハリウッドの映画の方が有名であるがそちら作品はほぼ別物と言っていいほど登場キャラの造詣が違う
    まず怪物は知能指数の薄い脳筋ではなく、完全犯罪を仕立て上げ物的証拠を使い使用人に冤罪をしかける非常に狡猾な知能犯である事がわかる
    またヴィクター・フランケンシュタインもマッドサイエンティストの代名詞として名が通っているが、原作では知識意欲に旺盛なオタク気質で気の弱い青年として描かれている
    古典的な作品でありながらも生まれた事への罪を問われる作品である為現在のテーマとしても決して色褪せない名作である

    0
    2026年01月21日

    Posted by ブクログ

    創作で出てくるような「フンガー」しか喋れないようなドシでノロマな怪物はそこにはなく、むしろその反対のような怪物が出てきたことに驚かされた。
    主人公に全く共感出来なさすぎたのと怪物が非行少年のような存在に見えてきたのも相まって怪物視点のみで作品を完遂させた方がよかったのではないか?とすら思った。
    虐待やDVで騒がしい昨今、この本に再びスポットが当たっても良いのではと思う内容だった。

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    主人公のだらしなさにイライラした‼️
    それだけ作品に引き込まれたんだと思う
    解説は長過ぎる‼️
    歯応えがかなり有る作品

    0
    2024年07月02日

    Posted by ブクログ

    〔フランケンシュタイン豆知識〕
    ・怪物の名前ではない
    ・怪物を創り出したフランケンシュタインはマッドサイエンティストの博士ではなく、大学生
    ・怪物が読んで感銘を受けた書籍は『若きウェルテルの悩み』『プルターク英雄伝』『失楽園』
    ・最初は北極を目指す冒険家の話、その中でフランケンシュタイン、その中で怪物の話という入子構造になっている
    ・怪物はあまり暴れない、知的で感性の細やかな人間の能力を超える存在。しかも動きが早い。確実に絞殺する。
    ・フランケンシュタインは怪物を創造した良心の呵責から現実逃避してばかりであまり天才という感じの人物ではない。結果、予想どおり周りの人を怪物に殺されまくる。
    ・今ならAIとパラレルに考えられるかも。

    0
    2024年03月02日

    Posted by ブクログ

    1月にある読書会課題本。学生時代以来の再読になる。人造人間をテーマにしたSFの古典中の古典。映画のイメージしかない人こそ読んでほしいと思う。訳はいろいろあるけれども、この版は訳そのものはもちろんのこと、巻末の解説もとても的確で面白いので、お薦めできる。

    0
    2019年01月05日

フランケンシュタイン の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    :
    東京創元社
  • タイトル
    :
    フランケンシュタイン
  • タイトルID
    :
    111063
  • ページ数
    :
    330ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年01月31日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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