作品一覧

  • うちの子が犯人なわけない
    -
    1巻1,485円 (税込)
    若い頃、フローレンスはスパイスガールズの二番煎じみたいなガールズバンドでデビューしたものの、鳴かず飛ばずのまま引退。30歳のいまはバルーンアートの仕事でなんとか糊口をしのぐ日々。そんな彼女のたったひとりの味方は、10歳の息子ディランだけ。口が悪くて破天荒、行き当たりばったりのフローレンスにはママ友なんて一人もいない。だがある日、その大事なディランに「誘拐犯」の疑いが! クラスメイトが校外学習中に行方不明になり、その子のリュックがなぜかディランの部屋に隠されていたのだ。あらゆる証拠がディランの犯行を示しているけど、そんなこと関係ない! フローレンスはせっせと証拠を隠滅するかたわら、真犯人を捜すことに。息子の危機をきっかけに破天荒ママが人生を立て直していく、笑いと涙に溢れたコージーミステリ。
  • 若い読者のための美術史
    3.0
    1巻3,960円 (税込)
    カラー画像200点以上! 誰しも美術作品に感情を揺さぶられたことがあるだろう。 一方で、美術の用いられ方は時代や体制によって異なり、制作当時に見た人々の衝撃は、わたしたちと同じとは限らない。 本書では、すでに忘れられていた人々も含め、多様な芸術家たちの物語を通じてその作品を案内していく。 兵馬俑やノックの彫刻、ジョットやミケランジェロなどのルネッサンスの芸術家、ケーテ・コルヴィッツ、パブロ・ピカソ、フリーダ・カーロなどの先駆者、アイ・ウェイウェイやシリン・ネシャットなどの抵抗としての芸術を創作する現代芸術家、そしてソフォニスバ・アンギッソーラ、ジェイコブ・ローレンスなどの忘れられた芸術家。 一方でニジェール渓谷、ペルー、ラパ・ヌイ、オーストラリアなど各地を訪ね、土地と深く結びついた作品への理解を深めていく。 美術をより近くに感じる10万年の旅に出発しよう。 この躍動感あふれる一冊は、背伸びしたい高校生や退屈している大学生、そして学びを深めたいすべての大人にぴったりだ。マリンズは、芸術と人間の物語に広範で曇りない理解を示している メーガン・コックス・ガードン (ウォール・ストリート・ジャーナル書籍欄執筆者)
  • 若い読者のためのアメリカ史
    4.7
    1巻3,520円 (税込)
    航海者コロンブスの視点からはじまる手に汗握る激動の500年! どのようにして今のアメリカ合衆国が形作られてきたのか。 利害がぶつかるなかで、人々は何を求め、いかに行動してきたのか。 本書では、衝突を繰り返し、大陸に広がり、多種多様な人々を抱え、自由と平等のもとに結合しようと悪戦苦闘してきたアメリカの変遷をたどる。 大陸発見から現代までをその時代の人の目線で描き出し、ひとつの物語のように繰り広げる躍動感にあふれた歴史書である。

ユーザーレビュー

  • 若い読者のためのアメリカ史

    Posted by ブクログ

    まさに叙事詩であった。
    それぞれの時代の喜び、悲しみ、挑戦、応戦が生き生きと描かれ、時代は変化、変革していることを実感する。

    0
    2019年06月10日
  • 若い読者のためのアメリカ史

    Posted by ブクログ

    イェール大学リトルヒストリーシリーズは、哲学史、経済学史ともに良書だった。
    そしてこのアメリカ史。
    これまでの2冊がややカタログ的な作りだったのに対してこのアメリカ史は物語性を前面に打ち出している。

    1492年、アメリカ大陸への上陸を端緒として物語が始まるわけだが、
    それはアメリカ大陸自体の物語としてはほんの最近の出来事にすぎないという前置きがなされる。
    ネイティブアメリカンへの配慮、というのももちろんあるだろうが、それ以上に偉大なる歴史への敬意が感じられる。

    独立し、奴隷解放宣言がなされ、大陸を横断し
    都市が縦に、そして横に広がり、2度の大戦を経て超大国へ…という成長の物語と
    ヨーロッパ

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    2019年02月17日
  • 若い読者のためのアメリカ史

    Posted by ブクログ

    【若い読者のためのアメリカ史】
    歴史の面白いところの一つとして、今では"普通"の考え方や技術なんかが生まれてきた潮流やその衝撃を感じ取れることがある。近代世界の首領であるアメリカの歴史であればなおさら、熱量を感じ取りやすいところも多い。(だからアメリカのこと書いた本が好き。多分。)
    アメリカ史関連では、【アメリカ経済 成長の終焉】を読んだときはテクノロジーと経済成長、さらに前の【アメリカは食べる。】では各国文化が混ざり合う中での食文化の発展、【1493】では"新大陸"発見以後の物流の発展を読んだ。この本では、アメリカが発展するダイナミズムを概観する中での

    0
    2019年08月25日
  • 若い読者のための美術史

    Posted by ブクログ

    トピックはこれまでの美術史では取り上げられていない作品や人物、地域も多く意欲的。特に女性の作品についての扱いに力が注がれており、無知が啓発される。

    各章のタイトルは、その章の一部を表していると割り切った方が良い。例えば8章は「プロパガンダとしての芸術」だが、ここに決してプロパガンダとは言えない源氏物語絵巻が取り上げられたりしているからだ。

    同時代というだけで、様々な地域が横断して記述されている箇所が多い。わたしが学生時代、世界史を苦手としていた理由もそこにあり、本書を読むのにかなり根気が必要だった。なぜこうなったのかの考察がなく、事実の羅列が続くのだ。

    本書の1番の欠点は説明されている作

    0
    2025年09月07日

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