作品一覧

  • ピッツェリア・カミカゼ
    -
    1巻3,190円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自殺者だけが集まる世界でかつての恋人を探すハイムは「意味のない奇跡」に満ちたサマーキャンプにたどり着く。世界40ヶ国以上で翻訳される人気作家の代表作のグラフィックノベル。
  • クネレルのサマーキャンプ
    3.3
    1巻2,145円 (税込)
    自殺者が集まる世界でかつての恋人を探して旅する表題作のほか、ホロコースト体験と政治的緊張を抱えて生きる人々の感覚を、軽やかな想像力でユーモラスに描く中短篇31本を精選。
  • 太陽の草原を駆けぬけて
    4.5
    1巻1,870円 (税込)
    1941年,ロシア占領下のポーランドに暮らしていた5歳のエリューシャと家族は,戦争で故郷を追われた.母や姉弟とともに,たどり着いたのはカザフスタンの小さな村.少年は新しい友だちをつくり,言葉をおぼえ,狩りをならい,たくましく成長していく.終戦後イスラエルへ渡るまでの波瀾の歳月を,実話をもとに描く.

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  • 小学館世界J文学館 バード街の孤島
    -
    1巻880円 (税込)
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 戦下の街を、たった一人で生き抜く!少年の冒険の日々。 ナチス・ドイツに占領されたポーランド。ゲットーと呼ばれるユダヤ人地区で、突然住民の強制移送が行われた。11歳のアレックスは父と別れて無人の街に取り残される。母はすでに連行されていて、アレックスはたったひとり。半分廃墟となった街のなか、アレックスは警官たちから身を隠し、食料を探し、ひとりで生き抜くことになる。友だちは白ネズミのスノウだけ。一瞬の油断が生死に直結する厳しい毎日を過ごすが、そのなかでもアレックスは「生きる」ために考え、工夫し、努力する。無人島生活を描いたアレックスの愛読書「ロビンソン・クルーソー」の主人公とおなじように、それは「冒険」の日々でもあったのだ。 第二次世界大戦下のポーランドを舞台に、厳しい時代を生き抜く少年の物語。作者のウーリー・オルレブは自身が戦争で父と生き別れ、母を失う苛酷な体験を経ており、自伝的要素を含んだ作品だ。 本書は30年ぶりの新訳で、ヘブライ語版原書からの直接訳は初めて。(新訳) ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 走れ、走って逃げろ
    -
    1巻836円 (税込)
    1942年,ポーランド.ユダヤ人強制居住区で家族と生き別れになった少年スルリックは,壁の外に脱出したとき,まだ八歳だった.農村と森を放浪する生活は過酷そのもの.片腕と過去の記憶を失いながらも,少年は知恵と力をつくし,嵐の月日を生きぬく.実話にもとづく勇気と感動の物語.映画「ふたつの名前を持つ少年」原作.

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ユーザーレビュー

  • 太陽の草原を駆けぬけて

    Posted by ブクログ

    1941年、ロシア占領下でポーランドで暮らしていた5歳のエリューシャと家族は、戦争で故郷を追われた。
     落ちのびた のは、カザフスタンの草原の小さな村。何もかもが未知の暮らしの中で、少年は友達をつくり、言葉を覚え、狩りの知恵を教わり、たくましく成長していく。
     終戦後イスラエルにたどり着くまで、どんな時も前を向いて生きた、母と子の長い長い物語。

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    2015年12月04日
  • クネレルのサマーキャンプ

    Posted by ブクログ

    生と死の運命について考えさせられる。
    設定が死後の世界で、人びとが意外にも生き生きと生活しているのがユニークでおもしろい。
    時間のない人は、最初のサマーキャンプの章だけ読んでもいいかもしれない。

    0
    2019年06月18日
  • 太陽の草原を駆けぬけて

    Posted by ブクログ

    戦争で住んでいる地域を追われることは頭では分かっていてもいつもはっとさせられる。新しい土地でたくましく生きて行く姿にエールを送ってしまうが、なかなかのことだろう。
    この家族はユダヤ人でスターリンの統治下、親スターリンの父親なんだが・・・いろんなことがあるね。ユダヤの人たちがヨーロッパからどうやってイスラエルに到達したか、一辺が垣間見られて興味深い。

    0
    2015年07月06日
  • クネレルのサマーキャンプ

    Posted by ブクログ

    自分はケレットに対しては手離しに賞賛はしてなくて、そういう人達は感受性が乏しいんではないか?と思っている。その理由は、自分が歪んでいるからであって、日頃
    そこを隠してオホホと世の中をうまく渡っているつもりが、ケレットの深い洞察力によってビシャーと、照射されてしまうからである。それで勝手に疲れて、疲労させられたことを逆恨みしているのである。だったら読まなきゃいいのに、なんだか面白いところもあって、見逃せない。これもまたマゾ行為なのである。こういう作家はたまにいて、心身共に健康な人向けの作家だと思う。

    0
    2022年02月12日
  • クネレルのサマーキャンプ

    Posted by ブクログ

    表題作が良かった。この表題作だけが中編であとは短編だった。イスラエルという国に住む人の宗教観や死生観が表れていて興味深かった。もう少しユダヤ教やユダヤ人に詳しくなろうとも思った。そして、イスラエル人だと一括りにはしないものとして、作者は死の先に救いがあるような書き方をしていてくれて、読んでいてホッとするような気がした。たとえ自死でも死後の世界に与えられる褒賞は少なくなれど必ずあるというような。そういうあたりが普遍的に、特に日本人の私には心に安心感を与えてくれた。

    0
    2019年01月30日

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