作品一覧

  • 世界を敵に回しても、命のために闘う ダイヤモンド・プリンセス号の真実
    3.5
    世界から批判を浴びた「ダイヤモンド・プリンセス号事件」。 その驚愕の真実が、今はじめて明らかに。 神戸大・岩田健太郎教授の「告発動画」は事実とは異なっていた。 官邸の圧力、マスコミ・専門家ら外野からの批判の中で、現場の医師たちは何と闘い、どのように結果を出していったのか。 ダイヤモンド・プリンセス号事件の危機対応の全てを克明に描き出した、迫真のノンフィクション! ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • これからの「葬儀」の話をしよう
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    特殊清掃・孤独死・引き取りを拒否される遺骨……葬儀・お墓の現場から明らかになる、現代日本社会の「もうひとつの真実」とは? 「葬儀なんてめんどくさい」「お金がかかるからやりたくない」「ひとりだから関係ない」そんな現代人でも、最低限知っておくべき、お墓・葬儀の最新事情!! 特殊清掃、IT&宇宙葬、散骨、改葬、ゆうパック遺骨引き取りサービスなど葬送をめぐる環境は、平成のあいだに、私たちがしらないところで、いつのまにか激変していた。日本人のほとんどが核家族や単身世帯となったら、お葬式はどうなるのか? 増え続ける無縁墓、孤独死、引き取り拒否される遺骨の姿は、現代の私たちが、いかに孤独な生き方を強いられているかのあらわれとも言える。かつてのお葬式は、地域コミュニティ、もしくは会社がやってくれるものだった。いまではすべてが自己責任。そうなると、少しでもお金がかからないことが求められる。その結果、人間の命の尊厳まで、デフレ化してしまった。生と死を見つめる防大卒記者と、世界45カ国の墓地を旅した「お墓博士」による異色づくめの「終活2.0」ガイドブック! ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 改訂版 宮崎勤 精神鑑定書―多重人格説の検証
    4.0
    「多重人格鑑定書」が、いま日本人に突きつけられている大問題に、大きな示唆を与える。宮崎事件は日本人の「心の闇」を映しだす!――宮崎勤……一見、普通の家庭の「よい子」だった彼が、なぜ、あのいまわしい犯罪を!? 当時、新聞社の社会部記者として宮崎事件を担当した著者が、事件の背後に根深く横たわる、現代の病理に迫る。「別の島にいるような」といった、「夢の中でやったような」とも述べた宮崎勤の意識は、いま、どこを漂うのか……心は何を描いているのか……。第一審死刑判決、控訴第二審開始の情況を踏まえ、大幅に加筆修正して文庫化。
  • 自衛隊指揮官
    4.0
    テロ、不審船、領空侵犯機…日本の危機に、指揮官たちはどう決断し、行動したか!――「自衛隊は、幸運なことに訓練しかしたことのない軍隊だった。では、本格出動すべき危機がなかったか、と言えばそうではない。危機は確実に存在した」……防衛大卒業後、新聞記者として防衛庁を担当してきた著者が、日本の安全が脅かされた「地下鉄サリン事件」「能登半島沖不審船事件」「ミグ25亡命事件」「12・9警告射撃事件」の真相を現場指揮官に直接取材! 苦悩する指揮官の肉声を伝える!

ユーザーレビュー

  • これからの「葬儀」の話をしよう

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ひとりを前提にした社会を目指す。一人であってもそれがそのまま不幸につながらない社会。なんと難しい。葬送はその人の不在と関係性の確認記憶の呼び戻し。家族は作らないとならない。思っていることを伝え、折り合いをつける。それがかかわらないことである場合も出てくるが、お互い様でやれることもある。
    せめぎあってもいつかは折り合える。

    これができる相手だけであればどんなにいいか。

    0
    2018年11月17日
  • 世界を敵に回しても、命のために闘う ダイヤモンド・プリンセス号の真実

    Posted by ブクログ

    ダイヤモンドプリンセス号で発生した新型コロナウイルス感染症への対応の記録。感染拡大を「災害」と早期から捉え、現場に入った災害医療チームらの活動が記載されている。
    極限状態の中で完璧ではないまでも現場で対応していたが、それは必ずしも外部からは正当に評価されていない。本書では、船内外で活動した主要人物らへの取材に基づき、その時現場で起こっていたことや、どういう経緯・考えであのような対応がなされたのかを明らかにしようとしている。
    なお、書名ではダイヤモンドプリンセス号対応のことしか書かれていないように想像されるが、実際にはその後の国内における感染の流行と、それに対応したいわゆる神奈川モデルの策定過程

    0
    2024年01月21日
  • 自衛隊指揮官

    Posted by ブクログ

    自衛隊指揮官が、地下鉄サリン事件、能登半島沖不審船事件、ミグ25亡命事件、12.9警告射撃事件の四つの事件を通して国内の法や体制と現実の矛盾に苦しみながら以下に決断してきたかを書いてる。特警隊ができた経緯とか。今後失われた十年を自衛隊にとっては使われ始めた十年とし、そのために法などの環境を整備して指揮官の余計な重圧を減らすべきと主張。防大卒ってのもあって結構文中で熱くなってる。

    0
    2014年08月18日
  • 改訂版 宮崎勤 精神鑑定書―多重人格説の検証

    Posted by ブクログ

    ノンフィクションにはあまり手が出なかったが、
    多重人格に興味があったこともあり読んでみた。

    当時、幼い女の子を誘拐し自宅で殺害、その遺体をビデオ撮影したり、肉を食べたり、あげくには遺体を焼却してその小さな骨を家族のもとに段ボールで送りつけたりと、残虐このうえない手口で世間(特に小さなこどもをもつ親たち)を震え上がらせた宮崎勤事件。
    オタクの象徴と言われた「宮崎さんちの勤クン」の頭の中が、いかなる構造になっているかものすごく知りたかった。
    「精神鑑定書」は、供述に沿って書かれているのでいたって淡々としていて、だいたい想像通りの内容だったが、それに基づく精神鑑定がまっぷたつに分かれたこと

    0
    2011年01月22日
  • 改訂版 宮崎勤 精神鑑定書―多重人格説の検証

    Posted by ブクログ

    DES(解離体験尺度)
    ・気がつくと別の場所にいて、どうしてそこまで行ったのか自分でも分らない。
    ・自分の持ち物の中に新しい品物がある。しかし自分では買った憶えがない。
    ・身に憶えがないのに、嘘をついたと人から責められる。
    ・自分の体が自分のものではないと感じる時がある。

    これらは、多重人格などの解離性障害の患者を見つけるために用いられているスクリーニングテストの質問項目の一部です。実際には、28項目の質問があり、経験がなければ0を経験が多いほど100に近い値を選ぶようになっています。
    多重人格障害と判定された宮崎勤の2回目の精神鑑定においては、このテストは行われなかったのですが、もしも行わ

    0
    2009年10月04日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!