作品一覧

  • 電車でお得に日常を離れる 週末「テツたび」ライフ
    -
    1巻968円 (税込)
    時間がない、お金がない、計画が立てられない……でも旅に出たい!そんな人におすすめしたいのが「鉄道旅=テツたび」。身近な存在でもある鉄道は、低予算・週末2日の短時間で気軽に旅をする際の手段として最適。乗り鉄の著者が、自らのテツたび経験から学んだことをエッセイ形式で綴る。鉄道旅未経験でもすぐに始められる、「思い立ったときが行動のとき」「早朝スタート、遠回りも醍醐味の一つ」「主人公になったつもりで旅に出る」「荷物は必要最低限に」など、テツたびを楽しむための64のポイントを紹介。

    試し読み

    フォロー
  • 教室内(スクール)カースト
    3.5
    1巻924円 (税込)
    スクールカーストとは、主に中学・高校のクラス内で発生するヒエラルキーのこと。同学年の子どもたちが集団の中で、お互いを値踏みしランク付けしていることは以前から指摘されており、いじめや不登校の原因となるとも言われてきた。本書では、これまでのいじめ研究を参照しながら、新たに学生や教師へのインタビュー調査を実施。その本音を生々しく聞き出している。また大規模アンケート調査もふまえ序列が維持される背景に迫る。

ユーザーレビュー

  • 教室内(スクール)カースト

    Posted by ブクログ

    スクールカーストのことは大変興味深い。誰でもどこかのグループには位置している。スクールでなくても、2人以上人がいれば極端でなくてもなんとなくカーストは作られる。自分は小学校高学年から中学まで場面緘黙を発症して、この本の表現だと「どのグループにも入らない最下層」を経験しているため、かえって冷静に観察できるようになった気がする。

    0
    2019年11月17日
  • 教室内(スクール)カースト

    Posted by ブクログ

    現高校生の者です。少し、自分の経験と照らし合わせながらスクールカーストについて書いてみたいと思います。
    僕は、中学生の時どちらかといえば下位層でした。成績は良かったので、完全なる最下位層になることはありませんでしたが、劣等感というのは感じていました。スポーツも得意で無かったですし。

    そんな僕に、中2の時転機が訪れます。下位層を仕切ってるような奴が僕に悪口を浴びせてくるので、僕はそいつと関わらないようにしました。どうやったかというと、中位層の人たちと仲良くなるようにしたのです。前述のように、僕は「どちらかというと下位層」であり、もともと中位層にも友達が何人かいたため、その人たちと良く話すように

    0
    2016年03月05日
  • 教室内(スクール)カースト

    Posted by ブクログ

    スクールカーストという、ネットスラング発祥の極めて捉えにくい事象に対して、社会学的観点で真っ向から立ち向かった前衛的な本。院の博士論文(修士?)の大幅加筆らしいけど、文章全体の青臭さと、大学のお偉いオッサン方にはない研究分野に対する情熱が感じられてそこが良かった。面白い。

    0
    2014年12月26日
  • 教室内(スクール)カースト

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「スクールカースト」と呼ばれる、同学年の児童生徒の間で共有されている「地位の差」について、インタビューとアンケートで実態を明らかにしている。
    あとがきの謝辞を読むと、著者が東京大学大学院教育学研究科に提出した修論がベースになっていると分かるが、本編を読んでいても論文っぽさをあちこちに感じる。インタビューは必要箇所を書き起こした上で、その回答の意味するところを一字一句誤りなく引用しながら解説していく辺りとか、すごく論文っぽい。でもそのおかげで、理解はスムーズに進む。とても分かりやすい。

    スクールカーストにまつわる発見がいくつかあった。

    「『スクールカースト』で下位に置かれている生徒が、『クラ

    0
    2023年07月26日
  • 教室内(スクール)カースト

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    教室内(スクール)カースト (光文社新書) 新書 – 2012/12/14

    同年齢の学校内のクラスという中でも対等な関係というものはない
    2016年6月3日

    鈴木翔 による 著作
    1984年秋田県生まれ。
    群馬大学教育学部卒業。
    東京大学大学院教育学研究科博士課程に進学。
    現在 web で見ると秋田大学で助教をしているようだ
    本書は鈴木氏の学術論文を一般向けにわかるように改めて加筆再構成した本である

    率直に言って学生、大学院生などの一部の人間しか読めないようなものよりも広く世の中一般に訴えかけるべき内容の学術論文も数多くあると思われる。
    本書はそのうちの一つであると思える。

    結局同世代

    0
    2023年06月13日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!